5.1.1.とは、beatmaniaIIDXに収録されている楽曲の一つである。
概要
収録 | beatmaniaIIDX Dance Dance Revolution 2ndMIX CLUB Version 2 |
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ジャンル | PIANO AMBIENT | |||||||
アーティスト | dj nagureo(南雲玲生) | |||||||
BPM | 101 | |||||||
難易度 | beatmaniaIIDX | Dance Dance Revolution | ||||||
Normal | Hyper | Another | 習(BEG.) | 楽(BAS.) | 踊(DIF.) | 激(EXP.) | 鬼(CHA.) | |
Single | 2 | 6 | 10 | 1 | 1 | 5 | 7 | - |
Double | 1 | 7 | 10 | 2 | 5 | 9 | - |
beatmaniaIIDXの”最初”
初代beatmaniaIIDXから現行の作品まで続けて収録され続けている楽曲であり、
初代においてはこの曲か当時収録されていたm-floの『flo jack』が初プレイの楽曲だったプレイヤーが多いだろう。
その後もゲーム中最も簡単な譜面が入っているLEVEL1(☆1)フォルダに
長きに渡って頭文字が数字の楽曲が一番上に表示されていたため最初の選曲率は高かった。
現行では頭文字が数字の楽曲は最も下に表示されるようになったため新規プレイヤーにはちょっと縁遠い存在になってしまった。
初代当時は一楽曲につき一譜面でありその際収録された譜面が現在のNORMALである。
ちなみに家庭用のNORMALは8th以前と9th以降で異なり、前者はCS独自譜面、後者はACのオリジナル譜面となっている。ちなみにDP 7KEYS(現DP NORMAL)は旧CS版とAC版でやはり譜面が異なり、前者は初弾が8+Sでいきなり無理皿というぶっ飛んだ譜面になっていた。現行譜面は14+Sで無理皿解消済み。
ノート数はわずか99と非常に少なく曲の速度も緩やかだが、
開幕でいきなり5番鍵と7番鍵を16分のリズムで交互に叩かされるため
そこを抜けた時には開始時に22%あったグルーブゲージを空にされるプレイヤーが後を絶たない。
もっとも、通常プレイでは曲の途中でゲージが無くなってもゲームオーバーにはならないのでご安心を。
その後はスクラッチと端の鍵盤を片手でこなす所が2箇所ある程度でほぼ全て簡単な譜面なのでクリアは容易。
7thから始まった段位認定モードの7級(最下級)の一曲目もシリーズを通して担当しており
通常プレイとルールが違う事も相まってレベル相応のプレイヤーには発狂とも言える開幕のトリルが脅威を与えていた・・・のだが、SPADAで中華急行SPNに七級1曲目を明け渡してしまった。
完全な初心者がプレイするには少々(心理的に)厳しい楽曲ではあるが、
beatmaniaIIDXの始まりとも言えるこの曲に最初に触れておくのもなかなか味のある楽しみ方かもしれない。
その後の5.1.1.
7thにおいてANOTHERが追加。曲の展開にアウトロが追加された上でアルペジオを弾かされるほか、最初から最後まで裏メロのスクラッチ地獄が続く。
その強烈な譜面内容は現在の☆10に相当する強烈な譜面となっていた。
現在は各曲、各譜面の難度は(一部の例外を除き)全て表示されることになっているが
当時は対応する楽曲にカーソルを合わせて隠しコマンドを入力しながら選曲する形式だった為
ANOTHERの難度は実際にプレイしないと分からなかったのである。
「5.1.1.の穴譜面があると聞きました」と気軽に選曲して悲鳴を上げたプレイヤーが続出したのは言うまでもない。
ちなみに当時は通常プレイの場合5.1.1.はゲーム開始一曲目にしか選択できない。
一部条件を満たせばEXTRAにも出現したが、出現確率は希。酷い罠である。
また、NORMALとANOTHERの中間のような内容のHYPER(ノート数511)も用意されている。
HAPPY SKYからHYPERが追加され、それまでHYPER扱いだった☆1譜面はNORMALへ移籍した。
27 HEROIC VERSEにおいてNORMAL譜面が遂に☆2に昇格することになった。ちょうどこのタイミングでいくつかの曲に実装されているSTEP UP限定であったBEGINNER譜面が正式な難易度になっており、それを踏まえた変更であろう。
他BEMANIシリーズではDDRに移植。substreamと連動した2ndmix club ver.で初めて収録された。
一度削除されたもののEXTREMEで復活、SuperNOVA2まで収録されている。
昔からbeatmaniaIIDXのプレイ光景は高難度譜面を捌く姿を目にする機会が多いが、
その中にありながらこの曲もまた初心者から上級者まで誰もが認めるbeatmaniaIIDXの『顔』と呼べる楽曲の一つである。
後に、10th styleで兄弟曲とも言える5.8.8.が誕生した。こちらは、ANOTHERも☆5と易しめである。
ただ、現行ACではプレイが不可能なので、プレイには家庭用の10thstyleか古いバージョンの筐体を探すしかないようだ。
名前の由来
5.1.1.というタイトルは、公式には「511号室」ということになっている。
しかし、実際には、その当時beatmaniaの開発部署があったコナミGM事業本部の住所「神奈川県座間市東原5-1-1」である。
また、公式では「決して豚マンではなく」という文章があるが、これは関西地区で展開している551蓬莱が販売している豚まんのことを指している。関西では有名な豚まんであるため、あくまで曲名は5.1.1.であり5.5.1.ではないという意味合いでネタにしたと思われる。
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関連項目
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