「これで終わりですか、なんと呆気も無い」
アーマード・コア フォーアンサーに登場する男性リンクス。
CV:阪口周平
概要
オーメル・サイエンス社と繋がりの深いアスピナ機関に所属するリンクスでカラードランク17。同機関におけるテスト個体であり、機体のデータ収集の為に戦場へと赴く人物で生粋の職業傭兵とは違う異色の経歴の持ち主と言える。口調は物凄い機械的であり感情を殆ど感じさせない。乗機の特異性もあって恐らくはナニカサレタヨウダな状態にあるのかもしれない・・・と、言いたいところなのだがその割には妙に自信たっぷりで且つ、それでいて劣勢になるとあっさり手のひらを反したり、はたまたあるミッションにおける断末魔があまりにも特徴的だったりと色んな意味で多くのネタを残しているリンクスとしても有名である。その割には本名で呼ばれることは滅多に無いのだが。
ミッションでは「不明ネクスト撃破」において一度だけ僚機として雇うことができる。登場早々に「フラジール単機でも敗率は殆どありません」「貴方は戦わなくても構いませんよ」などと淡々と述べたりする。じゃあ言葉通りに任せっきりにしてみたところで、彼の扱う機体が色んな意味でアレすぎることもあって単機で勝利を収めることは極稀であり、「後はお任せということで」とか捨て台詞を吐いてマッハで撤退してしまったりする。この気持ち良いくらいの割り切りはやはり傭兵ではなくテスト個体という彼のスタンスが表れているからこそなのだろうか。
また、「ラインアーク防衛」ミッションにおいてもオッツダルヴァのパートナーとしてこちらと敵対することになる。カラードトップのオッツダルヴァがオーメル所属ということもあり、関連の深いアスピナ機関所属の彼が僚機として同行するのは間違ってはいないのだが、仮にも実質最強であるホワイト・グリントと戦う相手としてはどうにも微妙な選択なのではと首を傾げたプレイヤーも多い筈。オペレーターも「企業連も本気ということか・・・」と反応を示しているが、本質的にはテスト個体でしかない彼を寄越している時点で本気なのだろうかと・・・
同ミッションではストーリーの展開上彼との一騎打となり、その際にも「これで1対1ということですか、テストの汎用性は高くなりました、いい傾向です」と、飽くまでも自分のスタンスを崩さなかったり劣性に追い込まれると「プランD、所謂ピンチですね」などと漏らしたりする。プランAとBとCはどこに行った。
そ し て 彼 も ま た オ ッ ツ ダ ル ヴ ァ と 同 様 に こ の ミ ッ シ ョ ン で 伝 説 を 残 す こ と に な る 。
→詳しくは逆流王子の項目を参照のこと。
搭乗ネクストはアスピナ機関の新機体ソブレロをベースにした「フラジール」 どちらかと言えばリンクスネームよりも機体名の方が遥かに有名で名が知られている。因みに武装はアスピナ製のマシンガンと四連チェインガンを二つずつというばら撒きに特化したものとなっている。
嘗てのテスト個体であるジョシュア・オブライエンの乗機が機動力を重視した軽量機ということもあってなのか、その方向性を更に突き詰めた・・・というか突き詰めすぎて遥か斜め上にかっ跳んだのがフラジールである。詳しくは同名の項目も参照にしてほしいがとにかく外観の時点でまず異質すぎであり、正面から見た姿はまんま「穴」である。あの形状のコアのどこにパイロットが乗っているんだというツッコミが常に絶えない。
極端な空力特性と機動性の特化機ということもあってそのスピードは作中のネクストでもぶっちぎりのトップクラスであり、特にゲーム環境の高速化が著しいレギュ1.2におけるこの機体はとんでもない勢いでビュンビュン飛び回る。が、その代償として装甲が紙を通り越して濡れティッシュ同然であり、初期レギュでは総APが2万を割ることさえあるなど、とにかく色んな意味で変態すぎる機体となっている。
その特異性から制御が極めて困難で、多くのテスト個体を殺してきたといういわくつきの機体。確かにこんなもんをまともに扱うとなれば真人間ではいられないのも納得である。
余談だが水没王子ことオッツダルヴァと同様に、彼もまた機体名であるフラジールや通称の逆流王子の項目がある中で、彼自身の項目は長らく建っていなかった。ネタ的な愛され度はニコニコにおけるACシリーズの動画でも随一であることには間違いないのだが・・・
関連動画
関連項目
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