DEEN(ディーン)とは、池森秀一と山根公路による2人組のバンドである。
概要
メンバーはかつて4人体制であったが、1999年末にドラムの宇津本直紀が、2018年3月にギターの田川伸治が脱退し、現在の編成になっている。
デビュー当初はビーインググループのB-Gramレコーズの所属であったが、1999年頃にビーイングを離脱し、2023年現在はSony Music傘下のエピックレコードジャパンの所属である。
1993年に「このまま君だけを奪い去りたい」(NTT DoCoMoのポケベルCMタイアップ曲で、元々はソロでデビュー予定だったボーカルの池森氏にこの曲を歌わせた結果、急遽DEENが誕生したと言う逸話がある)でデビュー。オリコン初登場16位から最高位2位を記録し、ミリオンヒットを達成している。
その後も「翼を広げて」、「Memories」、「永遠をあずけてくれ」、「瞳そらさないで」(初のオリコン1位、ミリオンヒット)、「Teenage Dream」など多くのヒット曲を発表。
1994年にリリースした1stアルバム「DEEN」も160万枚を超えるヒットとなり、史上初のデビューシングルと1stアルバム両方でミリオン達成という快挙を成し遂げた。
若い世代ではテイルズオブデスティニーのOP曲「夢であるように」をきっかけに彼らを知った者は多いだろう。その他にも、「ひとりじゃない」(ドラゴンボールGT ED)、「君がいない夏」(名探偵コナン ED)、「君さえいれば」(中華一番!3rdOP)など、アニメ関連のタイアップ曲も多い。
また、千葉ロッテマリーンズの元監督、ボビー・バレンタイン氏は、来日時に「未来のために」を聞いて以来のファンであり、監督の希望で試合前の国歌斉唱と始球式をDEENが担当したことがある。さらに、球団公式イメージソングも依頼し、「ダイヤモンド」が作られた。PVには監督も出演し、カップリング曲では池森とデュエットしその歌声を披露している。
2008年12月に、ニンテンドーDSソフト「テイルズオブハーツ」のOP曲「永遠の明日」を発表、オリコン初登場6位、売上枚数も合計2万枚を超える支持を受けた。
現在はスタジオ・ミュージシャンよりもライブバンドとしての活動を重視しており、毎年全国ツアーを行っている。2008年6月8日(日)にはデビュー15周年を記念した初の武道館ライヴを実施。それ以来、毎年5月に武道館公演を実施している(2013年からは別の月に開催されるようになる)。
楽曲に関しては、当初は他のBeing系アーティスト同様に織田哲郎や葉山たけし、川島だりあ、栗林誠一郎、坂井泉水、小松未歩などから楽曲提供を受けていた。
7thシングルの「未来のために」で初めて作詞作曲両方をメンバーが手がけて以降、徐々にメンバーによる制作が行われるようになり、現在は作詞・作曲・編曲のすべて自分たちの手によって制作することがほとんどとなっている。
なお、アニメ制作会社であるスタジオディーンとの関連は一切無い。
ディスコグラフィ
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関連項目
関連リンク
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- Sony Musicによる公式サイト
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- DEEN池森秀一Instagram
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- DEEN Official YouTube Channel
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