HSPとは
- Hot Soup Processor(ホットスーププロセッサー)の略称。
- VOCALOIDのプロデューサー、鼻そうめんPの略称。
- ラグナロクオンラインに登場するアイテム「ハイスピードポーション」の略称。
使用すると30分間攻撃速度が15%増加する(正確には攻撃後のディレイが減少する)。
BASEレベルが40以上で、アコライト、プリースト、ダンサー/バード以外のキャラクターが使用可能(ノービスも使用できる)。 - アイマス界隈では、今井麻美の別名(ただし本人は認めていない)「変態淑女プロデューサー」の略。
- Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称、生まれつき刺激に敏感で周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人を指す。
ここでは1.について解説する。
HSPとは、 プログラミング言語のひとつであるHot Soup Processor(ホットスーププロセッサー)の略称。
単に「HSP」と表記、または略した場合、他の略称と重複する場合があるが、ニコニコ動画内においては、プログラミング言語のひとつとして表記されることがほとんどである。
概要
おにたまにより開発された手続き型言語。
中間言語系インタープリタ型のプログラミングツールとして設計された。
文法が簡潔なため、簡単に文法を覚えることが可能。付属のマニュアルや市販の解説書など、初心者向けの記述には、独自の簡単な文法が解説されていることが多いが、一般的なC言語やJavaのような文法で記述もすることも可能である。
付属のDLLファイルや、フリーウェアとして公開されているプラグインを利用することが出来、それによってWindowsのさまざまな機能を利用することが出来る。DirectXやOpenGLなどの3Dグラフィックスを扱うことも出来る。
処理速度は他のメジャーなプログラミング言語に比べるとやや遅く、そのため「HSPだから重い」と揶揄されることもしばしばある。もっとも、他の言語との速度差は若干のもの(例えば、他の言語が約1秒で処理できる計算に、約1.01秒かかる程度)であり、現在一般的に普及しているPCのスペックであれば動作環境は十分すぎるほど満たしている。
余程大量の画像データを一度に処理したり、ポリゴン数の半端でない3Dデータを扱ったりしない限り、処理落ちやフリーズを起こすようなことはまず無い。もしそうでない場合、原因があるとすればおそらくそれはプログラムの組み方が悪いのであって原因は人にある。
気軽に開発できるため言語としては決して悪い言語ではない。実際、教育用途で使われることがある。
1994年に開発が開始され、1996年以降フリーウェアとして公開されている。2009年にHSP3.2が登場。
2020年R-1ぐらんぷりでマヂカルラブリー 野田クリスタルが披露した優勝ネタで、後にコンシューマーゲームとしても発売された『野田ゲー』の開発言語としても有名。
サンプルスクリプト
「Hello, world!」を表示させるスクリプト。たった一行で表示できる。
mes "Hello, world!"
関連動画
関連項目
外部リンク
- 5
- 0pt