iTunes(アイチューンズ)は、Appleのメディアプレイヤー、およびiOSデバイス管理ソフトウェアである。
概要
お気に入りの音楽や映画を楽しみたい時、それらをきちんと整理しておきたい時、iTunesは最高の方法です。次にお気に入りになるものも簡単に購入できます。Apple Musicのエキスパートたちによって作られた、オンデマンドのミュージックステーションを聴くこともできます。iTunesで楽しめるすべてのエンターテインメントを、あなたのMacやWindowsパソコン上でどうぞ。
Apple公式サイトより抜粋
音楽・動画・インターネットラジオ・Podcastなどの再生および、音楽CDの取り込み・iTunes storeでの楽曲の購入などが利用できる。名称について「ITUNES」や「iTune」というように間違えられているケースが多く見られるが、「iTunes」が正しいので注意されたい。
当初、iTunesはMac OS専用のメディアプレイヤーとして2001年に登場し、iPodの発売とともに管理アプリとしての役割が追加された(iPodの普及により、iTunesはWindows向けにも解放された)。2008年、iPhone 3Gの発売とともに、iPhone用アプリケーションダウンロード販売サービス「App Store」が開始。iPhone・iPod touch・iPad用のアプリケーション管理ソフトとしての機能も備えるようになった。
上述の通り、iPodやiPhoneの登場に伴い「iOSデバイスを管理するソフトウェア」としての側面が強くなっていたiTunesであるが、その役割を「iCloud」に引き継いで以降は、再び当初のようなメディアプレイヤーとしての側面へと回帰しつつある。
音楽に合わせて視覚効果を表示するビジュアライザ機能も備えるが、評判はあまりよろしくなく「空気のiTunes」と評されるほどである。
2012年11月29日リリースの「iTunes 11」において、これまでのアップデートで色々な機能が追加され複雑化していたインターフェースを見直し、コンテンツを重視したよりシンプルなものへと一新した。また、2015年7月1日リリースの「iTunes 12.2」にて、Appleの新たな音楽系コンテンツ配信サービス「Apple Music」に対応した。
2019年6月、アップルは開発者向けカンファレンス「WWDC2019」において新しいmacOSを発表し、これに伴ってiTunesを廃止することを明らかにした。iTunesは次期macOSで「Music」「Podcast」「TV」の3つのアプリに分割されるという。[1]
iTunesの主な機能
- プレイリスト
- ポッドキャスト
- Genius
- iTunes Cardの登録
- iTunes Store(App Store / iBooks Store)
- Apple Music(iTunes in the Cloud / iTunes Macth / iTunes Radio)
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外部リンク
関連項目
- Apple
- iTunes Store / iBooks Store / Apple Music
- Mac OS / Mac OS X / iOS / Windows
- Macintosh / iMac / Mac mini / Mac Pro / Macbook / Macbook Air / Macbook Pro
- iPod / iPod classic / iPod nano / iPod shuffle / iPod touch
- iPhone
- iPad / iPad2 / iPad mini
- iCloud
- 空気のiTunes
- 音楽 / 動画 / インターネットラジオ / アルバム / ジャケット / メディア / コンテンツ / インターフェイス
脚注
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