iPod touchとは、iPhoneから電話機能を省いたものかつてAppleが販売していたマルチメディアプレイヤーである。
概要
iPhone同様、マルチタッチディスプレイや無線LAN機能を採用しており、家庭や外出先でWi-Fi環境が整っていれば、メールの送受信やアプリ・楽曲のダウンロード、skypeを使った通話なども可能となっている。
モバイルルーターのようなデータ通信端末とセットで持ち歩くことで、iPhoneに近い使い方も不可能ではない。
2022年5月10日にAppleから販売終了のアナウンスが発表され、流通在庫のみで販売終了となった。
販売モデル
第4世代
Retinaディスプレイ、カメラ(フロント/バック)を新たに搭載したモデル。また、この世代より本体カラーがバリエーション化している。
第5世代
前モデルより、ディスプレイサイズ拡大、スペックアップ、および外装の変化が施された。ディスプレイサイズはiPhone 5と同じ縦長のワイドタイプとなり、スペックはiPhone 4Sと同程度まで向上。そしてSiriが搭載された。外装は、背面が従来のステンレス製から酸化皮膜処理アルミニウムとなりカラーバリエーションが展開された。また同部分には新たに「iPod touch loop」と呼ばれる専用のストラップを取り付けるための鋲が設けられた。iPhone 5や第7世代iPod nanoと同様、同モデルよりPCなどを接続するコネクタが「Lightningコネクタ」に、同梱のイヤホンが「Apple EarPods」と変更された。
第6世代
サイズや外装自体はほぼ変更は無いが、CPUが64ビットのApple A8となり、スペックが大幅に向上した。また、「iPod touch loop」は今世代では付けられていない。
容量は従来の16・32・64GBのほか、128GBも追加された。128GBバージョンはApple直営店のみの発売となる。
搭載OS
iPod touchはOS Xをベースとした「iOS」で動いている(詳細は当該記事を参照)。
2015年10月時点での最新バージョンは「9」。iPhoneの販売周期と合わせておよそ1年間隔でメジャーアップデートを行なっている。
「iOS 7」より従来からのデザインを大幅に変更したフラットデザインを採用。従来のスキュアモーフィックデザインの立体的なデザインに比べるとカラーリングは単色でかつ平面的なデザインをしている。
アプリ
「App Store」では、マルチタッチディスプレイや各種センサー類を使ったアプリが豊富に取り揃えられており、有料 / 無料でダウンロードすることができる。2014年時点で、App Storeに登録されているアプリの数は120万に達している[1]。
アプリの中で、ニコニコ的に有名なものは「あの楽器」であろうか。あの楽器を含むギターやドラムなどの楽器アプリ、ジョークアプリ、多種多様なゲーム、予定表などの仕事効率化アプリ、CPU情報等を読み込むユーティリティアプリなど、ジャンルは多岐に及び非常に充実している。
App Storeで取り扱われているアプリのうち、オススメなどは別記事「iOS」にて紹介されているので、そちらも併せて参照されたい。
なお、iOSにはFlash再生機能が搭載されていないが、ニコニコ動画とニコニコ生放送は公式アプリがApp Storeで提供されており、アプリを通して動画再生およびコメントの投稿などが可能である。
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
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