R-13B単語

ニコニコ動画でR-13Bの動画を見に行く

カロン

2.0千文字の記事

掲示板へ

記事編集

R-13B “CHARON” ／カロンとは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。

［アンカーフォース装備型最終機］

R-13シリーズ最後の機体。その開発を知るものは軍でもごくわずかである。
破壊力を重視するあまり、非常に扱いにくい機体となってしまった。

機体解説

R-13B

No.	73
名称	CHARON カロン
波動砲	バウンドライトニング波動砲
フォース	アンカー・フォース改 ●赤：シェード・α+ ●青：サーチ・β+ ●黄：ターミネイト・γ+

R's MUSEUM

『R-TYPE FINAL』及び『R-TYPE TACTICS』シリーズに登場する機体。

フォースのバイド係数向上にコダワリをもって開発されたR-13シリーズ、その最終形態。より強力になったフォースを装備するが、その代償としてフォースが暴走するというクセの強さをもつ。
様々な不具合や扱い辛さがあろうと考慮せず突っ走るTeam R-TYPEらしい機体の一つである。見方によっては波動砲でやらかしたWシリーズ、機体でやらかしたBシリーズ並に狂っていると言えなくもない。
フォースの暴走という特徴が厨二病的で、ある種の妙味となっている。コピペな例文としては「鎮まれ、鎮まるんだ、オレのフォースよ！」という感じであろうか。
少なくともTeam R-TYPEが最初からフォースの暗黒面しか持っていない事に異論は出ないだろう。
実の所、フォースを抜きにすれば機体自体に欠点と呼べるレベルのものがない、性能の完成された機体に過ぎない。

機体名の由来は、ギリシャ神話に登場する冥界の川ステュクスの渡し守から。　古代ギリシャで死者を葬る際、1オボロス硬貨を持たせたとされ、これを持っていない物はカロンの船に乗ることが後回しにされ、成仏が遅れるとされていた。(日本の三途の河と六文銭にあたる)
　尚、冥府の王であるハーデスより渡し守のカロンが上位になっている理由は不明である。
確かにカロンもエレボス（闇）とニュクス（夜）の息子で神に準じる存在であり、世代的にはオリュンポス（第3世代）より前のティタン（第2世代）に相当するものと考えれば間違いではない。
だがそうなると第1世代のタルタロスが登場してもおかしくない訳で、TACTICS Ⅱでより上位の新型機登場に期待するのは望み過ぎだろうか。
兎も角、本機がバイドを冥府へと送る渡し守であることは覆し様の無い、厳然たる事実である。

武装

バウンドライトニング波動砲: 地形反射能力を付加されたライトニング波動砲。
サーチ能力と併せ、敵が画面のどこに居ても追尾して当たる様になった為、閉所などで非常に便利。
アンカー・フォース改: バイド係数を更に向上させ、全フォース中で最高の攻撃力を持つに至ったフォース。
同時に、フォースが暴走して制御不能となる事故が多発するようになった。
設定上は兎も角、残念ながらゲームとしては上位に位置するものの最強のフォースではない。
フォースシュートで噛み付かせる事によりストレスが溜まるのか内部値が上昇、一定値を超えると制御を受け付けない暴走状態に移行する。
光学チェーンの色が徐々に変化していくので視覚的な把握は可能。また、フォースを回収する事で値が徐々に低下するので意識的に扱う事で暴走を抑制する事が出来る。
残念ながら暴走後の噛み付き攻撃の威力はあまり高くない上、疲れたのか飽きたのか分からないが一定時間で攻撃を止めてしまう。
沈静化後に回収すると値はリセットされていることから、フォースのストレス発散に過ぎないのでは、との疑念がある。
OVER DOSE状態でのスコア稼ぎや光学チェーン活用が難しくなったが「ぶっちゃけ、フォースシュートやチェーンなんかよりターミネイト・γ+を使った方が良くね？」という声が強い。
シェード・α+: 威力を増したシェード・α。光跡に攻撃性能が残っているのも同様。
設定上と異なり、R-11系が装備するギャロップ・フォースの1速赤レーザーとは大きな威力の差が存在する。
サーチ・β+: 敵を捕捉すると枝分かれするサーチ系のレーザーを2本発射する。
基本的な性質はサーチ・βと同じだが、枝分かれする事で敵が多い場面での対処能力が増している。
ターミネイト・γ+: 前方180°範囲を薙ぎ払う広範囲掃討用レーザーを上下から挟み込む様に発射する。
大量の雑魚が出現する場面で特に効果を発揮する。
微妙な性能のものが多い黄レーザーの中では珍しく評価が高く、この存在がアンカー・フォース改の価値の全てとすら云われる程のものである。