R-9WB “HAPPY DAYS” / ハッピー・デイズ とは、
『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。
機体解説
| No. | 22 |
|---|---|
| 名称 | HAPPY DAYS ハッピー・デイズ |
| 波動砲 | 分裂波動砲 |
| フォース | スタンダード・フォースH式 ●赤:対空レーザーH ●青:サーチレーザーH ●黄:バーティカルレーザーH |
『R-TYPE FINAL』に登場する試験機。
試験管キャノピーシリーズ第二弾。
プレイヤーにとっては「コレの一体ドコがWシリーズなんだ」と言うレベルの普通の機体であり、更なる狂気を期待していたTYPER達を落胆させた。
しかしシリーズ特有のキャノピーとジョークの利いた素晴らしい名前は多くの者に好まれている。
(パッと見で)Wシリーズ唯一のマトモな機体でパイロットがハッピーなのか、Wシリーズの被験者が増えてTeam R-TYPEがハッピーなのか。
公開されている情報は非常に少なく、この機体のドコに試験管シリーズの毒が隠れているのか推察するのも楽しみ方の一つである。
Wシリーズはあくまでも波動砲の研究開発が主目的であって、Team R-TYPEの娯楽実験行為を目的としたものでない事には留意すべきである。
……などと言っていたら『R-TYPE FINAL2』ステージ7.0にてとんでもない姿で登場、R-TYPER達の度肝を抜いた。ギャラリーでのタイトルが「膨張した精神」な辺りある意味予想通りであったのだろうか……
更に機体列伝にて「特殊な波動砲を使うパイロットの負担を軽減する為、特殊な電気信号を直接脳内に送り込んで脳内物質の分泌を促す」機能が搭載されていたことが発覚。パイロットの中には脳内物質の過剰摂取で中毒症状を起こす者も現れたという。つまり、「自分で降りられないのでパイロットごと取り外す」試験管キャノピーにはしっかりと意味があったということであり、症状が重度であった者ほど、懲りずに再びこの機体に乗りたがり、「あの機体に乗れば、いつでも幸せを感じられる」などと評していたという。
そんなわけで普通過ぎると評されていた本機は2重の意味で負の側面が露呈してしまい、Wシリーズのヤバさの象徴として(ある意味)一気に大出世を果たしてしまった。
武装
- 分裂波動砲
- 敵や地形など障害物に当たると二つに分裂、更にマトリョーシカよろしく小さくなりながら継続的にダメージを与える、発射すると幸せになれる波動砲。
ポケットを叩くとビスケットが~、と称するのもアリ。
上下に拡散していく為、縦幅の大きな敵や地形に沿って進攻してくる敵に対して有効。
威力を考えるとクリスタル波動砲の下位版というのが適当か。
波動砲は「分裂波動砲」だが機体は何故か「分離式波動砲試験機」という名前が付いている。
二つの意味の差異を考えると、やはりWシリーズの狂気がココに潜んでいるのでは、という気がしないでもない。 - 『FINAL2』では多段ヒットするせいか威力が非常に高くなっており、特に対大型バイド戦に有効な波動砲として評価を上げている。
- スタンダード・フォースH式
- 光学ハニカム構造発生技術により伝播式エネルギーフィールドを発生させ、それにより敵を破壊する。
レーザーはエネルギーフィールドの境界であるハニカム構造を作る為に使われていると思われる。
スタンダード・フォース系の中ではかなり強力。
尚、ハニカム構造(Honeycomb)とは蜂の巣型、つまり正六角形型のこと。詳しくはwikipediaでも参照されたい。 - 対空レーザーH
- 対空レーザーのハニカム版。
- サーチレーザーH
- 地形にヒットすると地面に沿って移動する為、ハニカム版対地レーザーと言った方が的確。
上下に発射した内の一方は自動追尾性質をもつのでサーチも誤りではない。
発射角が浅いので対地用途では少々使い辛いが、閉所では威力を発揮。 - バーティカルレーザーH
- 地形に当たったらそれまで、となるハニカム版対地レーザー。
単純に上下にしか攻撃出来ない為、有効に活用出来る場面が少ない。
波動砲分裂理論
『R-TYPE TACTICS Ⅱ』ではRwf-9WBワイズマンから開発可能な機体として登場。
特殊仕様の波動砲を備え、数機で広範囲の敵を攻撃可能な機体とされている。また、回避性能は僅かに下がったものの燃料積載数が増しており、武装が追尾ミサイルⅡに強化されたことで戦闘能力も向上しているなど、性能的には前身機であるワイズマンより優れた機体のように見える。
しかし、肝心の分裂波動砲が非常に使いづらいという点が問題。射程はスタンダード波動砲と同じ前方4マスに見えるが、波動砲弾は着弾した時点で上下2発に分裂し、縦方向へと広がってゆく。敵機を貫通しないので複数の敵を攻撃するのは難しく、仮に敵が都合よく並んでいたとしても分裂した時点で威力が減衰しているらしく、ステータス通り(スタンダード波動砲よりわずかに上)の威力を発揮できない。前身機のワイズマンが威力・使い勝手ともに優れた誘導式波動砲を持っていたこともあり、運用性はむしろ悪化したと考える提督が多かっただろう。
また、後編ミッション19「バイド追撃!火星上空を行く」で敵大型バイド・コルベルトの特定部分に分裂波動砲を撃ち込むと、分裂した波動砲弾が永久に回転を続け、操作不能になるバグが発生する。こんなバグが発生した日にはハッピーどころでは無い為、同ミッションではハッピー・デイズを出撃させない、あるいは分裂波動砲を撃たないことが推奨される(バグ発生時はゲームリセットするほかない)。
関連動画
| 本機は5:10~ |
関連項目
| R's MUSEUM | ||
| No.20 R-9W WISE MAN |
No.21 R-9WB HAPPY DAYS |
No.22 R-9WF SWEET MEMORIES |
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