ニコニコ大百科

ジャジャジャジャーン「シアーハートアタックに、弱点は無い」

>>29
コナンのジンとかDBのべジータが小馬鹿にされつつ愛されてるのと同じじゃね？
独自の美学がある悪役は人気が出るってのも勿論あるけど
キンブリーはその両方のハイブリッドだと思う

>>29
逆に考えるんだ、相手が強すぎただけなんだ

ガチ戦闘ではエドより強いだけでなく鎧の体をフルに活かした戦法を取る上に
賢者の石まで持ってる状態のアルと戦って勝てるやつが果たしてどのくらいいるのか

ハガレンの映画を見に行った人が持つ11.5巻の件、

爆発だ！＝キンブリーだろ　的な

まあ、あれキンブリーと思っちゃうよなw

>>33
エドに勝ったときはキンブリー側が賢者の石持ってたから
「ガチ戦闘」というのもちょっと微妙な感じ

弱いのはその傍観者という立場のせいかも。
仕事人間だし執着してるけど、どこか常にやる気なさげでどうにでもなあれ、な雰囲気を感じる

生きることには執着を見せないからかな

ただ、仕事や信念にはとても執着するし躊躇もない

エドとはスカーくらい対峙してくれてたら最期のセリフに
大総統の最期並にもっとグッと来てたんやろうな。
それでもコイツの美学や信念は内容はともかく一貫性があって良いキャラだわ。

　自分を哀れむくらいなら最初から人を殺すな
　死から目を背けるな　前を見ろ
　貴方が殺すその人々の姿を正面から見ろ
　そして忘れるな　忘れるな　忘れるな
　奴らも貴方の事を忘れない

そんなことまともな精神じゃ耐えられないよと思いつつ、印象に残った言葉
最終巻でのマスタングもこの言葉を反芻してとるべき道を選んでたな
一本筋の通った気違い悪役はいつでも魅力的だが、こいつの台詞はほんといいのが多かった

「環境によって滅んだ生物、人類によって滅ぼされた生物、アメストリス人に滅ぼされたイシュヴァール人、これらに何の違いも無い」
うーんこの「滅んだ」という一点のみ見てて他の部分度外視している感…
気候変動によって滅んだ恐竜は弱者だったのか？　これは適者生存であって弱肉強食じゃない
狩りすぎによって滅んだのは肉や油やらが目当てで乱獲しすぎただけ
イシュヴァール人が攻撃受けたのはお父様の計画の一種であり生存競争ではない…　てか大量の人間の血が必要なだけであって人種とかは関係ないわけで

>>41
それに何が問題が？
このひと、「最後まで生き延びたものが正しい」って持論持ちだから、
原因とかは関係なく、結果として淘汰されたなら全部一緒なんでしょ。

プライドに食われた後もその気になればグリードみたいに人格を表面に出すこともできたんだろうけど、
自分が「淘汰された」ことを受け入れて静観してたしぽいし
もし、プライドがニーサンを乗っ取ろうとしなけりゃそのまま静かに消えていったんだろうしねぇ

とんでもなく捻じ曲がってはいるけど、ぶっとい芯を通している人だと思う
絶対に係わり合いにはなりたくないがｗ

上官複数を爆殺して、投獄で済むものなの？って昔思ったような
作中での法律とかそういうのが分かんないからアレだけど、一般的にはどのくらいの罪なのかなあ…

>>43
お父様側の意向で、使えるコマとして保存してたんじゃないかね
人柱候補の一角でもあったかもしれない

炎の大佐の錬金が火炎放射風なやつじゃなくて火種→爆発だからどうも被るんだよな

本編で言うほど爆発させてないのも要因かもね、どちらかというと錬金術が出来る切れ者って言う印象

>>44
人柱候補としてはあまり期待されてなかったっぽいよ。グルだった将軍の中に「あいつは扉開ける神経を持ち合わせとらん」って言ってる奴がいたし

（石を取ろうとした）上司を吹き飛ばしたので軍的には印象最悪だが、仕事人間過ぎるからどんな黒いことを押し付けようと気に入らないこと以外は喜んでやるってのが重宝されてるんじゃないかな
ホムンクルス組からすれば素晴らしい人材だったんだろう、その結果プライドは負けることになるけどね

上官を爆殺したところもエンヴィーから「やるねぇ」とか言われてたし、出所した後も新しい賢者の石もらったりでエンヴィーからは信頼されてたというか繋がりが深かったように見える。というかエンヴィーがだたキンブリーの破壊活動を見るのを楽しんでただけかも知れない。
どの道キンブリーは変態のイメージが強いけどその仕事に対する誠実さがうかがえるから、そこを買われたんだろうね。

エンヴィーは表面上人を見下しながら本心では人に憧れてたホムンクルスだしねぇ。
人の身にありながらある種人を超越した精神性を持つキンブリーには惹かれるものがあったのかも。

よく分からんキャラだった
ただの俺ルールで生きてるサイコキラーだったのに最後でなんか良いキャラ風になってたし

プライドが美しくないってのもよく分からん・・・勝ちゃいいんじゃないの

>>51
ほとんど常に見下している癖して死にかけになったら自分の肉体として利用するっていう行動が美意識的にだめだったんでは？
多分見下してるならそのままなら死ぬとしても下等生物の肉体に自分を移すことを拒否することを求めていたんだと思われる。

｢死から目をそむけるな。前を見ろ。
あなたが殺す人々の、その姿を正面から見ろ。
そして忘れるな。敵もあなたの事を忘れない。｣
これは印象深かった。地味にホークアイ、マスタングに影響を与えた(のかな、っていう)台詞。
ただの快楽殺人者ってイメージのみじゃないのはこういう台詞があったからかな。

人の感覚ではただの殺人狂に見えるかもしれないけど、筋の通った爆破好きのバトルマニアだからなー。
戦争での講釈とかプライドに食われた後とか何一つぶれてないのがいいね。
ハガ錬の中でも一番良い思いをしたのはこいつなんじゃないかね？

出所するときの一連の流れなんだが、やっぱりあれって看守への仕返しって訳じゃないよな。
キンブリー自身は投獄生活を全く苦に思ってる描写も無いし、後々の回想とか見てると
「自分の仕事」をきっちり果たした看守へのこいつなりのちょっとした悪戯なんだろう、って気がする。

その内容がかなりアレなのが変態たる所以なんだけどさ。

決してただ殺人狂なだけのいかれた奴ではないが、殺人狂は事実
決してただの変態サディストというだけで終わらせていい奴ではないが、変態サディストは事実

それでいてたまに独特の信念を語る謎の男

今更だが上官爆殺した後なんで逃げる事なく普通に捕まったんだ？ホムンクルス側についたのはその後だよな

>>57
兵士に撃たれまくったら死ぬけれど、おとなしく拘束されれば、
イシュヴァールのような戦争をする国は、自分を死刑にはしないだろうと考えたんじゃないかな？
キンブリーは触れないと爆破できないので、飛び道具相手の戦いは得意じゃない

>>57
賢者の石の情報を隠匿する必要があったからってのもあると思うぞ
面倒なことにならんうちに、手の届く限りの情報持ちは上司は殺しておくのがいいと考えたとか
そのあとで何も知らないやつ相手に出頭すれば、おそらくは死刑にならないし、書かれている通り利用するためにいずれ出れると思ったとか
石隠してるから、それさえばれなければ、万が一死刑になってもなんとかなる
石は最高機密だから末端相手に捕まった場合、すぐに石についての詮索をされる可能性はほぼない
事情知ってるやつが取り返しに来たらその時逃げるか仲間になるか説得するか考えればいい
あとは飛び道具相手が苦手で万能最強ではないことを自覚してるからガチで追われるのは避けたいっていうのももちろんあるだろうな
キンブリ―のあの時点での目的はなんらかの形で石を持ち続けて仕事する事だったから、あの行動には別に矛盾はないはず

とんでもなくキチガイで悪党で大罪人だが語ることの大半が正論
おまけに自分の美学をきっちりと確立していてある意味、作中で一番成長が完成されてしまっている
人間性は最悪だが、プライドが負ければ自分の自我も完全に消えるのにホムンクルスに対して説教かますのはその自分の美学に対して真の誇りをもっているのだろう

敵にも味方にも絶対にしたくないが飲み仲間にはほしいそんな人