ニコニコ大百科

最近ジョジョ既刊全巻読んだんだが、ディオの人気の理由がよくわからなかった・・・
当初の目的が割りとしょぼかったせいか、3部で雰囲気だけやたら大物感出てても違和感あったよ

>>361
そりゃ最初は子供だからねぇ

3部に入ってからンドゥールが言ってたように、悪の救世主、悪人を引き付ける何かを持っていた人物に成長してる

追い詰められると地が出るのは変わってないけどね

>>354
世界のが強そうだが
スプラッシュをデコピンや蹴りで弾く、
猫をジャブで破裂させる、ナイフ投擲、ロードローラー投擲から無駄無駄等の描写は結構ある
一部並に圧倒的なのは序盤とロードローラー位だが

一部終盤のディオが好き
生きることに必死で小物だけど、ジョナサンのことは宿敵(とも)として認めていて、でもやっぱり自分の命が一番大事なところが好き。ジョナサンの最期のシーンとか最高。

ディオって石仮面の秘密に気づくまではジョースター家の財産を
全て自分のものにするって考えてたようだけど
正直ディオぐらいハイスペックな奴なら他の方法でも稼げたのでは…？
本来の小物っぷりは成長するにつれ表には出てこなくなってるし文句なしの優良物件じゃん
ジョージさんが頑張ればどっかの貴族とお見合いぐらいできたんじゃね？

もしかしてジョースター家の財産はそんなことに目もくれないぐらい魅力的だったのかな
あるいはジョージさんが顔の狭いぼっちだったかディオが卑しい身分の出だったのが
かなりのハンデになっていたのか

そういう考えではなく、貴族であるジョースター家を支配し征服する事が勝利であるという感覚だったんだと思う。
財を得るというのはその「勝利」に付随する賞品みたいな感じで。

ああー
確かにジャイアニズムを体現して悦に入るって感じの方がディオっぽいですよね
結果的に財産が得られるなら自分が言ったみたいに貴族と結婚するより
ジョースター家から奪い取って高笑いしてる方がディオとしては最高だろうし

典型的な野心家だったら幸せな人生を送れたと思う

貧民出身からくるコンプレックスのようなものはあったんだろうね
だから貴族という権威を自力で征服して財産を奪い取ることが、本人の心理としては勝利の必須条件

そういったものに拘らなければ、表世界だろうが裏世界だろうが、まず間違いなく大成できる器はあるはずだけど
拘らずにはいられないのがディオって男である以上
仮にジョースター家に関わらなかったとしても、きっとどこかで黄金の精神を持つ者に敗れる定めだと思う

あるいはその黄金の精神に心のどこかで惹かれていたからこそ
ジョナサンを誰よりも憎み、それでいて誰よりも好きだったのかもしれないな

ディオとジョナサンの関係は複雑だよな
お互いを誰よりも憎んでいるのに、誰よりも深く繋がっている

あのプライドの高いディオが「この世でただ一人尊敬する人間」だと認めたくらいだし

水を差す言い方だが、文字通りふかく繋がってるよな

『ジョナサン！！新しい顔よ！！』になるからね

>>353
そのスピードワゴンも「アメリカに渡って油田掘り当てて大金持ちになった」んだよ。
イギリスに居る限り、食屍鬼街の住人以上にはなりようがなかった。そんだけ閉鎖的な時代だったんだわ、19世紀イギリス。

>>368
「頭と顔のいいダリオ・ブランドー」だったらどれだけ幸せな人生を送れていたかって感じだよな、ほんと。
まぁ、それはそれで色々と思うところもあるとは思うけど、これほど波乱万丈な人生ではなかっただろうに。

小物で泥水以下のゲロカス野郎なのは確定的に明らかだけど
この存在感とカリスマ性…吐気を催すほどの執念深さがそうさせるのかな。
何回殺されたら気が済むんだってハナシだよ。

俺らの感覚じゃ「別に悪い事をしなくても全然大物になれるんじゃね？」と言う感想を抱いてしまうが、
ディオは「悪事を働く事に何の良心も咎めない」上に、超絶自信家と言う大前提がある。

つまり、ディオにとってジョースター家の財産を乗っ取るということは、道端に１００万円落ちていたら貰っちゃうくらい当然の行動であって、そこに「止めとこうかな」などという弱気な考えは無いのだッ！

それって遺失物等横領罪の事が頭にないアホというだけじゃ

ちがう、その知識はある、あるけど「だからなんだ」の一言で蹴っ飛ばしちゃうのがDIO。
そしてその内容が100万なんてショボいのじゃなくて、社会全体に対してをやってのける、それがDIO。

>>376
まあ、自信家だし3部に関しては結構お茶目な所もあるからな。
本気というか全力で闘ったのって船とトドメ刺されそうな瞬間だけか。

法律も倫理も関係ないんだよな。
常にどこかプッツンしてるんだよね。

>>373
産業革命の時期だったし、市民革命もあったはずの19世紀後半だから今程とは言わずとも、かなり実力志向があったはずと思ってたけど、まだ身分優先の時代だったんだな。
どうもジョージ1世が「好きなように生きなさい、援助なら幾らでもするから」って言ってたから貧民生まれのディオにもそれなりにチャンスがあると思ったんだが…

話し変わってすまんが、俺のすきなシーンは「親指突っ込んでやる」のシーン。あの辺りのディオは哀愁が漂ってて感慨深い。

グッバイジョー↑ジョー↓のところはワロタｗｗｗ

子安ディオはダンディさとゲスさが混じり合っていいな

>>381
ディオが不運だったのは、ジョースター家に引き取られた時点で明るい未来が彼に広がったんだってことを理解しない階層に生まれ育ち、知らないままジョースター家を「獲物」として認識してしまったことなんだろうと思う。

ディオがあそこまで倫理を投げ捨ててしまう悪党に育ってしまう以前にジョージ1世の庇護下に入っていれば、ジョージ1世はディオのためにどんな協力でもしただろう。
たとえ平民出身でも、完璧なマナーと知性と教養と容姿を備え、身元保証人が立派な貴族であるジョージ1世ともなれば社交界には十分出入りできる。
そしていずれは「ジョースター家の養子」ではなく自分自身の名前で、他人から尊敬され尊重される立場になれていたかと。
ま、そうなると「JoJo」が始まらないんだけどね。普通のブリティッシュ・ロマン漫画になってしまい、それは荒木飛呂彦じゃなく森薫あたりの芸風になっちゃうw

墓の前でクズ親父を罵りつつ母への想いを再確認する場面、あそこは好きだなあ。第一話できっちり拾ってくれて嬉しかった。

1部ラストではジョナサンを尊敬しているとは言っていたけど、3部の時点ではどう思っていたんだろう

>>385
ジョナサン個人への想いは３部ではあまり語られてなかったかな

ほとんどはジョースター家という一族に対して、の発言だったからね

>>384
無理じゃないかな。
それを知る機会が7年間もあったにもかかわらず、結局ジョージ一世を暗殺しようとしてたし。
SBLのDIOが、あんなにもまっすぐな母の愛の元に育ちながら、結局は支配者への道を歩もうとしたのを見るに、どんな環境であろうと、DIOは他者を支配せずにはいられないんだと思うよ。

>>387
>他者を支配せずにはいられない
これだけ聞くと魔人探偵脳噛ネウロのラスボスを思い出すなw(あれはもっとキチってたけど)
戯言はともかく、よくも悪くも分不相応の欲を持ち過ぎたのは確かだと思う。

>>384
スピードワゴン曰く生まれながらの悪だからその考えは捨てたほうが良いかと……

三部の格ゲーのやり過ぎでWRYYYYYの部分とか違和感あったけど
慣れてくるとなかなかいい感じに思えてきた