ウィザードリィ#3 リルガミンの遺産 単語

リルガミンノイサン

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ウィザードリィ#3 リルガミンの遺産(原題:LEGACY OF LLYLGAMYN)とは、ウィザードリィの3作であり、ウィザードリィIIでもある。

タグは「リルガミンの遺産exit_nicovideo」が優勢。

概要

ニルダのの奪還から数世代後。
ベイキ女王が治めるリルガミンは度重なる変地異に見舞われ、危機的状況にしていた。
この災害を打ち払うには、偉大なるエル'ケブレス(L'kbreth)が守る秘の宝珠を手に入れるしかない。エル'ケブレスの住まう山に挑むべく、冒険者の子孫たちが集められる。

迷宮は全6階層で、地上から上に伸びるタイプになっている。
迷宮最大の特徴は善と悪それぞれのパーティ専用のフロアに分かれていることで、両方のフロアキーアイテム「善の水晶」「悪の水晶」を入手した上で「中立水晶」にしなければクリアできない。そのため、善悪ふたつのパーティを育成する必要がある。

1Fの難易度が妙に高い。結構強いくせに経験値カスクローリングケルプ、攻撃が非常に高いジャイアントラグダスター、さらにを阻むモートモスターとの連続強制戦闘で、序盤からムズゲーというイメージを植え付けられる。だがここを乗り越えるとそれほどでもない。
またエル’ケブレス事実無敵で、どれほど攻撃しても倒せない。が、かつて発売されたゲームブックでは思いっきり邪悪の化身として討伐されていた。

#1とべて、敵から得られる経験値異常に少なく、必要なレベル上げに大量の時間を必要とする。その代わり敵の強さ自体も抑え気味になっており、ゲームバランスデフレが起きている。
クリアに必要ないに強敵が配置されており、これらを相手にするならレベル13は欲しいところであるが、最強ランクの敵でも#1のワードナほどの強さはない。
ラスボス的なものも設定されていないので、攻略ルートを知っていればもっと低レベルでもクリア。装備の性も控えめになっている。

イベントグラフィックの追加や、自然洞窟のような迷宮構造、善悪のフロアの対により、よりファンタジックな雰囲気は高まっているが、戦闘眼を置いたゲームめると厳しい評価となる。

「子孫」という設定で、前作のキャラクター転送することができる。ただしレベル1に戻るうえ、性格が職業に応じたものに矯正される。
中立忍者転送すると強制的に悪の忍者になる設計は小説よ。に届いているか」ではストーリーにも組み込まれている。

ファミコン版II

#2「ダイヤモンドの騎士」より先行して「ウィザードリィII」として移植された。少なすぎた敵の経験値が増えていて、相当遊びやすくなっている。
謎解き要素のリドルがなくなっているが、その代わりに倒さなくても良かったの強敵を倒し、アイテムを手に入れる必要がある。

「むらまさ」など、#1の通称「三種の神器」のほかオリジナルアイテム追加されており、アイテム集めの楽しみが多少増しているが、やはりラスボスはいない。ACバグは直っている。

アイテム名は原作通りのものを採用し、装備品「+1」「+2」という名前パワーアップしていく方式を取る。Broadswordが「だんびら」と訳されているのが変な感じ。
モンスター名はAPPLE版に準拠しており、他機種で名された天使系のモンスターなどが登場する。ただしドゥームビートルだけIBM版の名前のままである。

PS版

パソコン版準拠。経験値がめちゃくちゃ少ないのでファミコン版と同じ感覚だときつい。
ファミコン版と一部モンスター名が違い、ノーコーンライオンオブヘルダムドソウルトラッパーフェイトスピナー末弥純の手で新規にデザインされている。
そもそもパソコン版を移植した動機のひとつはモンスターであるとのこと。上記の他にも名前が変わったものは何体かいるが、既存モンスター色違いで済まされている。
ちなみに名でいなくなった敵は、一部がサターンボーナスダンジョンに登場する。

その他

「ル'ケブレス」という発音は本で使われていないことがかなり後で判明し、SFC版とGBC版(ともに希少ソフト)では「エル'ケブレス」になっている。

ボス敵の「ポレ」と「デルフ」は、アンドリューグリーンバーグが大学で所属していたグループ「WARG」のメンバーから名前を取っているとのこと。
デルフが今の姿になった経緯として、日本の書籍で「デルフト陶器の悪魔像」という解釈がされたようなのだが、実際のデルフト陶器と悪魔にも特に関係はないようである。

冒険者の的である「イアリシンの宝珠」(ORB OF EARITHINリルガミンサーガでは「大地の宝珠」と訳されているが、たぶん良い訳ではない。

ベニー松山小説よ。に届いているか」はファミコンIIのノベライズだが、ごく序盤以外は全く展開が違い、連載が長期化した結果ファミコンIIIの要素が入りまくっている。

PCエンジン版には裏ダンジョンの7Fがある。

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