| この記事は、現在進行形の事象を取り扱っています。 |
ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー(またはゼレンシキー。ウクライナ語:Володимир Олександрович Зеленський) とは、第6代目のウクライナ大統領である(2019~)。ロシア語風にウラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー(ロシア語:Владимир Александрович Зеленский)とも呼ばれる。本来は2025年時点では任期切れであるが、ロシアによるウクライナ侵攻が継続しているため大統領選挙を実施できず、現職を継続中である。
奇しくも、後に彼が戦うことになるプーチンもウラジーミルであるが、ウラジーミル自体がスラブ語圏では実にありふれた名前であり、プーチンの父親もまたウラジーミルであったりする。
1978年生まれ。コメディアンからウクライナの大統領になったという異例の経歴を持つこと、また2022年のロシアとの紛争では国力ではかなりウクライナを上回るロシアを相手に一歩も引かない姿勢などから一躍有名になった人物である。
1978年にソビエト社会主義共和国連邦の一部だったころのウクライナ東部の町クルィヴィーイ・リーフのユダヤ系の家庭に生まれた。東部ということもあって、ゼレンスキーの母語はロシア語であったし、ユダヤ人の血を引いている。学業面ではキエフ国立経済大学を卒業したことが挙げられるが、卒業後はコメディアンの道へと進んだ。幼いころからコメディアンの才能があったようで、学生時代から日本でいうあらびき団的なお笑い番組にアマチュア芸人として出演していた。映画に出演したこともあった。このように、元々政治とは無縁な人生を送っていた。
転機となったのは彼が2015年にドラマ「国民の僕
」に出演したことであった。そのドラマの内容とは一介の社会科教師がいきなり大統領になり、権謀術数うごめく政界で四苦八苦するというなろう系の異世界もの並みのものであった。このドラマは大ヒットとなり、次第にもし彼がドラマのように大統領になってくれたらという風潮になり、なんと彼は本当に出馬することになり、そのまま当選した。松平健が本当に将軍になってしまったようなもんである。
しかしながら、大統領当選後はやはりドラマのようにいかず、パッとしない大統領として支持率は20%~40%程度で低迷しているような有様であった。 [1] [2]
しかし2022年にロシアがウクライナへの侵攻を開始すると、彼は首都キーウが脅かされているにも関わらず首都から離れず戦うことを宣言。3回の暗殺の危機を回避しながら2025年8月現在も戦っている。
国外逃亡したという噂や報道が流れるたびに亡命を否定し、首都キーウにとどまって自国を守り抵抗を諦めない姿勢を鮮明にしたことから、評価が一転して「愛国者」として称賛されるようになり、ロシア侵攻後のウクライナ国内における世論調査では支持率が急回復し90%を超えているとされる。 [3] [4] [5]
その後も活発に国際舞台の場に参加しつつも、キーウから逃れることはせずにロシアへの抵抗の旗手となっている。その一方、ウクライナの頭越しの米露交渉に振り回されたり、2025年には汚職対策に関する政策について国民のデモが発生し支持率を下げたりなど国の舵取りに苦戦している。
コメディアン時代の持ちネタ。これもあってニコニコでは彼を「ち○ぽピアニスト」と(わりと愛称寄りの)別称で呼ぶことも多い。
全裸でギターを弾いてたこともあり、世界最強の全裸中年男性だとかと一時期言われた。
https://twitter.com/FarEastPKMOD/status/1498233826585513985?s=20&t=Z26HqTkpIDe5BN_W6Zsrmg





掲示板
3727 ななしのよっしん
2025/09/08(月) 17:02:16 ID: XEefbEFnro
3728 ななしのよっしん
2025/11/16(日) 18:27:36 ID: q4Fba1iD55
閣僚の汚職に気づきませんでした
→無能
閣僚の汚職を見て見ぬふりしてました
→悪質な指導者
3729 ななしのよっしん
2025/12/09(火) 20:48:24 ID: jn8k2ACzBq
汚職はウクライナもといロシア系列国家の国民症なとこあるから…(極端な政治不信で搾取からの身を守る自衛からずるずると習慣化) 汚職するにしても戦争でその宿主が枯れ果ててしまっては自分も寄生できない
奇妙な話だけど、今のウクライナだからこそ汚い事実が表沙汰にできるようになったし結束を維持するのと西側に本格的に馴染むためには、汚職に対して断固たる措置をとれるかどうかは戦中戦後の課題
と同時に、政権中枢にいる人物を満足させる報酬はあってしかるべきでもあり(その線引きは万国永遠の課題でもある)
戦後、「身内の汚職の責任を取り、辞任」ならそれはそれで民主国家の日常だし、ロシア軍にはそのいつもの日常を送るために出て行ってもらわないと困る
戦時中は英雄だったのにあっけない幕切れだったよな~くらいが理想だし変に英雄視されすぎて何期でも例外的に大統領になったらそれはそれでちょっと危うい(その辺は向こうの憲法でも任期の縛りは存在するから大丈夫だろうが)
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最終更新:2025/12/24(水) 04:00
最終更新:2025/12/24(水) 04:00
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