クロノス・デ・メディチとは、遊戯王GXのキャラクターである。
デュエルアカデミアの教師であり、実技担当最高責任者。
片言な喋りと、語尾に「ノーネ」がつくのが特徴。同じような片言喋りで語尾が「デース」のペガサスと並ぶインパクトを放っている。
先祖はイタリア貴族であり、そのこともあってか普段から態度が高圧的。
喋りにたまにイタリア語が出たりするが、「ゴルゴンゾーラチィイイズッ!」等バリエーションに富んでいる。
落ちこぼれの生徒に対して厳しく嫌味を言ったりすることもあるが、実はデュエルアカデミア教師の中でも屈指の人格者。
1話で自分に対する印象が最悪だった十代相手には「ドロップアウトボーイ」と呼んでバカにしていたが、
後に彼の実力を認めて「シニョール十ダーイ」と呼び方を改めている。
また上記のように落ちこぼれに対して厳しいが、生徒が成長する様を見るとうんと褒めてあげる典型的な飴と鞭タイプの教育方針の模様。
隼人とのデュエルの際には彼がマスター・オブ・OZとエアーズロック・サンライズとのコンボにより古代の機械巨人の攻撃力を大きく上回った際には大きく感動したが、教育者として手を抜くことはせずリミッター解除を発動して返り討ちにする等、締めるときにはしっかり締める。
これらのことからファンの間では「遊戯王界の理想の教師」として崇められている。
事実、無印時代の遊戯王に登場した教師は人間ができていない者ばかりでいずれもロクな目にあっていないのを考えるとクロノス先生は理想の教師と呼ぶにふさわしいと言えるだろう。
また、名前の元ネタになったであろうメディチ家はイタリアの名門貴族である。
「生徒相手にこれを見せる時が来るとは思わなかったかったノーネ」
「このクロノス・デ・メディチ、断じて闇のデュエルなどに敗れるわけにはいきませンーノ!
なぜなら!デュエルとは本来、青少年に、希望と光を与えるものであり、恐怖と闇をもたらすものではないノーネ!」
「たとえ闇のデュエルに敗れたとしても、闇は光を凌駕できない。そう信じて、決して心を折らぬこと。私と約束してくだサーイ」
基本的には『古代の機械(アンティーク・ギア)』と呼ばれるカードを主体としたデッキだが、手札にエメス・ザ・インフィニティのカードが確認できるため、限定しているわけではない模様。なおこのカードは使用されたことがない。
6戦2勝と勝率はそれほど高くないが、毎回教師として見本となる召喚コンボで古代の機械巨人を召喚している。
などなど、古代の機械工場や魔法の歯車などの専用カードを使っての召喚を除いてもこれだけある。興味のある人は試してみてもいいかも知れない。
クロノス教諭が使用するカードはストラクチャーデッキ-機械の叛乱-にほとんど収録されている。しかし最後のデュエルで使用した<古代の機械究極巨人>などは機械の叛乱発売後のOCG化のため、収録されていない。
なお、使用したアンティーク・ギア関連のカードほぼすべてOCG化している。これは脇役にしては非常に珍しいことである。人気キャラクターであることを裏付ける結果なのかもしれない。
『古代の機械(アンティーク・ギア)』のアンティーク(antique)とは元々フランス語であるため、海外版では『Ancient Gear(エンシェントギア)』という名称になっている。
クロノス・デ・メディチの声は清水宏というコメディアンが担当している。
元々は「ノーネ」などの特徴的な喋り方は彼のアドリブだったのだが、いつのまにか定着し、そのうち最初から台本に書かれるようになったという。
遊戯王(初代以外)のアニメは毎回、声優以外の業種の人間がキャラクターを担当することがあるが、彼はその中でも異彩を放っていたといえる。
↑どう聞いてもすごくハイテンションなクロノス先生です、本当にありがとうございました。
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最終更新:2025/12/08(月) 13:00
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