セイバーガンダム

セイバーガンダムとは、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場する機動兵器である。

概要

SAVIOUR GUNDAM セイバーガンダム
型番	ZGMF-X23S
全高	18.61m
重量	77.13t
搭乗者	アスラン・ザラ
装甲	ヴァリアブルフェイズシフト装甲
武器	MMI-GAU25A 20mmCIWS×2 MA-BAR70 高エネルギービームライフル MA-M941 ヴァジュラビームサーベル×2 M106 アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲×2 MA-7B スーパーフォルティスビーム砲×2 MMI-GAU2 ピクウス 76mm機関砲 MMI-RD11 空力防盾

インパルスガンダムら他4機と同じくセカンドステージに位置するMS。MA形態への変形が可能であり、大気圏内外を問わず優れた機動性を誇る。

他のセカンドステージ機と同様にデュートリオンビーム送電システムとVPS装甲によるエネルギー効率の優良さを併せ持つ事で従来機以上の高燃費、高性能を実現している。

そのスペックは核動力の有無以外では前大戦で猛威を振るったフリーダムガンダム、ジャスティスガンダムと同等以上とされているという。

ロールアウトが遅れたためにアーモリーワンには搬入されておらず、ファントムペインによるガンダム強奪の魔の手から逃れることができた。その後、ギルバート・デュランダルの計らいによってザフトに復隊したアスラン・ザラの乗機としてミネルバに合流。同艦のMS隊の中核を担い、多くの戦果を挙げた。

だが、その後親友キラ・ヤマトの乗るフリーダムガンダムとかつての同胞アークエンジェルの戦闘行為への介入に対し疑問を抱き、フリーダムと2度交戦するも四肢と頭部を切り刻まれ、戦闘続行が不可能となり大破。修理不可能と判断され当機はその役目を終えた。

プロトセイバーガンダム

型式番号はZGMF-YX21R(開戦前)、RGX-04(開戦後)。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』に登場する機体。アストレイスタッフ曰く「悪いアムロ」こと、イルド・ジョラールが専属パイロットを務める。

重力下での可変、機動試験を目的として製造されたセイバーガンダムのプロトタイプ。廃棄される予定の実験機ではあるもののこれを元に開発されたセイバーと同構造であるため機体のポテンシャルは高い。
開戦前に地球連合特務情報局の手に渡り、新たに型式番号が与えられた。その際にテスタメントガンダムと同じく量子コンピューターウィルス送信機能が追加されている。

プロトセイバー＋11

プロトセイバーと捕獲したリジェネレイトガンダム改装型のMA形態を合体させた機体。

元々リジェネレイトはセイバー同様ザフト製の機体で、規格がある程度共通していたのか最小限の改良で結合が実現した。モジュール結合したリジェネレイトはニュートロンジャマー・キャンセラーと核エンジンを採用しているため、合体によってプロトセイバーに無尽蔵のエネルギーを付与する。

また、プロトセイバーのウィルス能力でリジェネレイト側の無人制御が可能である。

ヴァンセイバーガンダム

『VS ASTRAY』に登場。型式番号はLV-ZGMF-X23S。搭乗者はグゥド・ヴェイア、イライジャ・キール

ライブラリアンがセイバーガンダムを独自に改修し、再設計したMS。「ヴァン」はフランス語で「風」の意。他のライブラリアンが保有するMSの中では珍しくセカンドステージの機体をベースに開発が行われているが、これはライブラリアンの関連組織がプロトセイバーを保有していたことに由来するという。

他の改修機のような大きな変化はないように思われるが、主翼の取り付け位置が両肩に変更されるなどの差異が見られる。また、インフィニットジャスティスガンダムの武装であるファトゥム-01を参考にしたファトゥム形態が新たに追加されるなど原型となった機体と比較するとスペック、機体性質共に大きく異なる。

本機はカーボンヒューマンとして再生したグゥド・ヴェイアが操縦し、イライジャの前に立ちはだかる。その後はヴェイアが破損したこの機体を脱出し、イライジャからザクファントムを奪って逃走したため、イライジャ専用機として調整して運用することとなる。イライジャがガンダムタイプに乗るのはシリーズ初。

イライジャ仕様のヴァンセイバーは、ロウの案で捕獲したネブラブリッツの「マガノイクタチ・ストライカー」を装備。ミラージュコロイドを空力制御に使用する新たな翼を手に入れた。

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関連項目

• 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
• イージスガンダム
• ジャスティスガンダム / インフィニットジャスティスガンダム
• アスラン・ザラ
• ガンダムシリーズのMS・MAの一覧