セッツァー・ギャッビアーニ

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Setzer Gabbiani	セッツァー・ギャッビアーニ
職業	ギャンブラー
出身地	不明
年齢	27歳
誕生日	2月8日
星座	みずがめ座
身長	175cm
体重	62kg
血液型	AB型
宝物	ブラックジャック号
好きな物	真剣勝負
嫌いな物	腰抜け
趣味	ひとりで遊ぶトランプ ゲームのソリテアー

セッツァー・ギャッビアーニとは、ゲーム『ファイナルファンタジーVI』に登場する人物である。

概要

さすらいのギャンブラー

飛空艇、ブラックジャック号の所有者。かつてはもうひとつの飛空艇ファルコン号の所有者であるダリルと世界最速を競い合っていたが、ダリルが事故死した後は飛空艇の中にカジノを作って気ままな生活を送ってきた。

ある日、オペラ劇場の花形女優、マリアをさらおうとするが、代わりに現れた元ガストラ帝国将軍セリスの機転と説得を受けて、彼女らの仲間になり、自分の生活に影響を及ぼすようになった帝国に勝負を挑むこととなる。

世界が崩壊した時ブラックジャック号も失われてしまい、酒浸りの生活を送っていたがそんな彼の前に再びセリスが現れる。セリスに励まされ、セッツァーはダリルの飛空艇を蘇らせることを決意する。

魅力あるキャラ

セッツァーのキャラデザを担当したのは野村哲也。
セッツァーは一見キザとも思える、常に冷静な言動を見せている。特にエンディングの

「……今考えている事の逆が正解だ。でも、それは大きなミステイク。お前のくちぐせだったな。ダリルよ！」

なんて凡人には理解不能かも知れないが、数々の修羅場をかいくぐってきた男の哲学の一端なのかもしれない。

なお、ダリルやファルコン号の存在は世界崩壊前でも知ることが出来るが知らずにゲームを進めることもできるために、「こんなこともあろうかと」的なご都合キャラの目で見られたり、顔が大槻ケンヂにしか見えないとか、ネタにされることもままあるのは宿命か。

脅威のバランスブレイカー

戦闘ではダーツ、カード、サイコロなどいかにもギャンブラーらしい武器を使う。また特技「スロット」は出た目次第で戦局を有利に覆したりパーティーを全滅に追いやったりできるギャンブルらしい技。「へいじのじって」でスロットを「ぜになげ」にすることで手持ちのギルを全体攻撃で投げつけることもできる。

問題はこれらの技が装備の組み合わせ次第で凶悪なバランスブレイカーになること。特にイカサマのダイスの馬鹿性能さに目を見張った人も多いだろう。

他作品におけるセッツァー

セッツァーのキャラクターデザインを担当した野村哲也によると、セッツァーみたいなキャラはFF5にも提案したことがあるそうだ。
また、FF11では「コルセア」というジョブが登場するが、セッツァーをイメージ基盤としたと思われる。

キングダム ハーツII

2005年に発売された「キングダム ハーツII」では、珍しくFF7より前のシリーズからゲスト出演を果たした。CVは置鮎龍太郎。

だが、プレイヤーの目の前に現れたのはオリジナルとはまるで別物な、見事なまでのヘタレ、ザコ、三流悪役キャラに仕上がってしまっており、FF6からのファンを敵に回してしまった。

※ シナリオを担当した野島一成がFF6をロクに知らなかったためこうなったらしい。同じゲストキャラのビビ・オルニティアの扱いの悪さと並び「野島一成の呪い」と言われている。

同作にはルクソードというセッツァーに雰囲気が似たキャラが登場している。

ディシディア ファイナルファンタジー

ヘルプメッセージの解説役として登場。シャドウとリルムと出演しているが、KH2での出演歴を自虐ネタにしていたりする。

お絵カキコ

関連動画

関連項目

• ファイナルファンタジーVI
• キングダム ハーツII
• ディシディア ファイナルファンタジー
• ファイナルファンタジーの関連項目一覧
• 野村哲也
• ダリルの墓
• 仲間を求めて
• セッツァーのテーマ