ゾンビ・オブ・ザ・デッド2とは (ゾンビオブザデッドツーとは) [単語記事]

『ゾンビ・オブ・ザ・デッド2』（Biohazardous）とは、アメリカのゾンビ映画作品（オリジナルビデオ）である。
2002年の作品。日本では2006年にJVD（レーベルはDEEP RED）からDVD リリース。

ストーリー

ニュージャージー州にあるジェンティック社の研究施設の前ではモーリス神父率いる団体が今日も抗議活動をしていた。彼らはここで神を冒涜する研究をしていると考えていたのだ。その予測どおりジェンテック社は軍事利用のために人間をゾンビ化させるR.O.T.D.菌を開発していたのだ。そして、事故により研究員はゾンビ化し、違法行為の証拠を得るために侵入していたモーリス神父たちもゾンビの犠牲になってしまう。施設に疑いを持ち、侵入したマードック巡査とマイク巡査もゾンビ化した神父たちに襲われてしまう。

それと同じ頃、施設の敷地内に侵入し、パーティーを始めていたローラたち若者グループの1人、ジョーが不注意から高圧電流の流れる柵に触れてしまい負傷。助けを呼ぶために研究施設に入るが、やはりゾンビに襲われてしまう。

ローラたちと警官達は合流し、施設から脱出しようとするが、1人、また1人とゾンビに殺されていく。

映画版『バイオハザード』の超劣化コピーのような内容のゾンビ映画。何故か日本では史上最低のゾンビ映画と名高い『ゾンビ・オブ・ザ・デッド』の続編として発売された。『ゾンビ・オブ・ザ・デッド』とはなんの関係もなく、後年製作された『ゾンビ・オブ・ザ・デッド3 エボリューションキング』などの作品とも直接の関係はないが、本作が好評だったことからさらなるシリーズ化が決定した。

なお、この作品はアーロンなる人物に捧げられている。日本語吹替版のEDでは出演している声優陣が歌う『ゾンビ音頭』が収録されており、この歌もアーロンに捧げられている。こんなもん捧げられても困ると思うのだが。