ダック（きかんしゃトーマス）とは (ダックとは) [単語記事]

ダックとは、「きかんしゃトーマス」に登場する大西部鉄道出身の機関車である。

概要

基本情報
ダック Duck
性別	男
生年	1929年
車軸	0-6-2
車体番号	8
車体色	緑
形態	タンク機関車
初登場
原作	11巻
アニメ	第34話
声優
塩屋浩三（第2期-第7期）鈴木清信（第17期-）
キャラクターテンプレート

モデルはグレート・ウェスタン鉄道5700型蒸気機関車。英国ではメジャーなパニア式タンク機関車である。

車軸配置-動輪は3軸で、（車輪配置0-6-0）

原作では11巻、アニメでは第2期第34話「ダックしごとをもらう」から登場する。本名はモンタギューだが、アヒルみたいによちよち歩くからというのが理由でダックと呼ばれる。

声優はフジテレビ版では塩屋浩三。テレビ東京版＆NHK教育版では鈴木清信。

エピソード

操車場の手伝いをするために来るが、大きい機関車からはあまり歓迎されなかった。ディーゼルの悪だくみにより一度ティッドマンス機関庫から追放されてしまうが、エドワードに「そういう人ではない」と励まされる。そのエドワードを手伝った直後に彼の貨車が彼を襲撃し、客車を曳いて出発しだしたジェームスに追突しそうになるという事態になったが、ギリギリのところでポイントを切り替え、床屋に突っ込んでしまう。トップハム・ハット卿と誤解が解けた機関車たちは修理を終えて復帰したダックを歓迎した。しかしその床屋がどうなったかは不明である。
第3期以降彼が主役になった話はなく、第5期以降はエキストラとしての登場の方が多くなっていたが、久しぶりに登場した第17期では主役回が与えられた。
第4期ではヘンリーの補機を務めるが、フライング・キッパーの最後部の老朽化した貨車についていたテールランプが脱落し、ヘンリーが減速したのに気付かず、そのまま列車に突っ込んでしまう。彼もまたフライング・キッパーの事故の被害者である。
後にステップニーと共に仕事し、彼と共に思い客車を引っ張った。
第5期では嵐に遭い、ゴードン、ヘンリー、ジェームスと共に車庫に避難したが、風にあおられた蒸気船が機関庫に突っ込み、車庫の瓦礫の下敷きになった。その後トーマスとパーシーがクレーンのクランキーを立ち上げたことで瓦礫から救われた。第111話では貨車を運んでいたところをスチームローラーのジョージに妨害され、彼に腹を立てた。
第8期から第11期までは一度も登場しなかったが、第10期の挿入歌の中で一度エリザベスと共に登場している。
第12期で復活。グレートウォータートンに行こうとして迷ったゴードンを手助けした。
第17期ではフル CGで復活。顔の大きさが元に戻った。
第407話「トーマスりゅうでいこう」で数年ぶりに主役を務める。故障したハロルドを運ぶ際、グレートウエスタン流にこだわるあまり、トーマスとは折り合わなかった。トーマスに騙されたことを恨み、トーマスの警告を聞かずにトンネルの中を進んでしまう。その後トーマスの警告を聞かなかったことを反省し、トーマスと仕事を交換し、ソドーレスキューセンターにハロルドを送り届けた。このことがきっかけで、仕事にはグレートウェスタン流とダメダメ流、トーマス流の働き方があると学んだ。
第18期では水につかってしまい、ジェームスに笑われる。また、グレートウエスタン鉄道で一緒に働いていた客車、スリップコーチと再会を果たし、再び牽くようになった。
第19期ではトードの歌をグレートウェスタン鉄道で聞いたことない騒音と注意し、落ち込ませてしまったことがある。
第20期では機関士が汽笛で卵をゆでたら汽笛がおかしくなってしまい、トーマスに笑われた。またスキフをバカにしていたが、嵐で窮地を救ってくれた際に彼に感謝している。
第22期ではハーウィック学校の生徒たちを客車に乗せるために客車を捜し続けるが、客車は見つからなかった。そこで側線で長きにわたって放置されていた元食堂客車のデクスターと知り合い、彼を客車に戻すことはできなかったが、校舎として修理することを思いつく。