ブラスターデビルとは (ブラスターデビルとは) [単語記事]

ブラスターデビルとは、アニメ「アストロガンガー」に登場する敵キャラクターである。
サブタイトルでは「ブラスター・デビル」と表記されているが、ニコニコでは中黒が省かれ「ブラスターデビル」の表記が一般的。
担当声優は小林清志。

もしかして：ブラスターエビル - 正式名称・ブラスターテッカマンエビル。「宇宙の騎士テッカマンブレード」を参照。

概要

終盤（最終回の1話前）である第25話「ブラスター・デビル -悪魔の眼-」に登場する。
敵勢力の「ブラスター星人」は、後半になるとブラスター星人以外の勢力を呼び寄せることが多い中、ブラスターデビルは「ブラスター」の名を冠している。その理由は不明。
姿かたちは通常のブラスター星人とは全く異なり、オレンジが基本色、腕などが紫であり、外側が黒・内側が赤のマントと、まさしく「宇宙の怪人」といったような外見をしている。
特殊能力を除いても、ショーテルを使用した剣術が特徴。もう一つ所持している直剣は、左手で抜いて即座に右に持ち替えたことから、サブ武器のようである。

目から特殊な緑色光線を出すことができ、その光線により他人を催眠術にかけ、支配する能力を持つ。
支配された者は目が緑色に発光し、ブラスターデビルの意のままに行動する。
また自身も自在に姿を変化でき、人間の姿に化けたり、巨大化してガンガーと同様のサイズになることができる。
俊敏な動きができ、空中飛行も可能と、非常に厄介な敵。

国際科学警察 ISPの拠点に侵入し、その能力によりISPの新型ジェット機を強奪。他、基地の他のジェット機もパイロットを操ることで奪い、格納庫も爆破するなど、甚大な被害を叩き出しながらガンガーをおびき寄せる
しかしこの時は、ガンガーの巧みな戦いで新型ジェット機に肉薄され、一時離脱。

その後も再度ISPを襲撃するなど、散発的に挑発行為を繰り返していたが、ISP職員を父に持つ早川リエが異常に気付いたことで作戦を切り替え、リエを人質にしてガンガーをおびき寄せる。
しかし、事前に催眠のからくりを推測していたガンガーは、催眠にかかったふりをして奇襲をかけることでリエを救出。なおも戦う姿勢を見せるブラスターデビルだが、戦闘中に弾かれたショーテルをガンガーに利用され、自身のショーテルを刺されたことで絶命した。

ニコニコ動画において

アストロガンガーで有名なネタである「アストロガンガン」や「走るガンガー」の元ネタは、ブラスターデビルと戦闘中のガンガーの一場面である。
その影響か、ブラスターデビル自体も、「走るガンガー」と同時に使われたコマを素材として切り抜かれている。
「走るガンガー」が様々なネタと絡んで有名になり、それと絡んでブラスターデビルがネタにされはじめたことで、単発の敵キャラクターながらニコニコ動画で存在感を出し始めた。