モルガとは、『ZOIDS』シリーズの登場する昆虫型突撃歩兵ゾイドである。
なお、2003年に開催された「大ゾイド博」では実物大のモルガのオブジェが作られている。
モルガ MOLGA |
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基本情報 | |
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型式 | EMZ-003(15) EZ-006 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
モチーフ | 昆虫型(イモムシ型) |
スペック | |
全長 | 11.8m |
全高 | 2.95m |
全幅 | 3.0m |
重量 | 19.7t |
最高速度 | 200km/h |
武装(旧) | |
武装(新) | |
ゾイドテンプレート |
ゼネバス帝国が量産していた突撃戦用昆虫型ゾイド。
かつてゼネバスの母の祖であった地底族が古来より飼育してきた昆虫型ゾイドをベースにしている。
サイズこそ最小クラスで、戦闘能力そのものはそれほど高くはないが、頭部は帝国共通コクピットにそれを覆うように厚い装甲が被せられているため、頭部の防御力は同時期に登場した他機体の倍以上となっている。
その分厚い前面装甲を用いた突撃戦を得意とし、同クラスのゾイド相手なら頭突き攻撃でも十分に対抗が可能で、さらに砂地などの柔らかい土壌ならば地中へと潜行して隠れたり、そのまま堀り進んで奇襲をかける事も出来る。
突出した能力がない代わりに汎用性と操縦性も上々で、生存性も極めて高かった事から前線の兵士達からの信頼も非常に大きかった。
なにより量産性が非常に優れており、ヘリック共和国に国力で劣るゼネバス帝国軍が短期間で揃えられ、帝国軍の戦力増強に大きく貢献、後に惑星Ziで最も多く生産されたゾイドはこのモルガであると言われている。
開戦初期より突撃兵としての戦闘だけでなく、時には物資や兵員を輸送するなど数多の任務をこなして活躍し、ガイロス帝国軍に本機が接収された後も、ガイロス仕様の改造が施されつつ前線で働き続けた。
後の第二次大陸間戦争においても再量産が続けられ、突撃隊や特殊部隊に配属される事になった。
(旧ゼネバス帝国の第1世代ゾイドの中でガイロス帝国によって2099年以降も運用されたのはEZ-4レッドホーンとEZ-22ゲーター、そしてこのモルガのみである。)
なお、一説には巨大な羽を持つモルガ成虫体も存在しているとされるが、真偽の程は不明。
ZAC2031年ロールアウト。当時は具体的な活躍シーンはなく、主に小冊子に掲載されていたスチール写真などに散発的に登場する程度だった。
それでも開戦初期から中期には戦場には必ずといっていいほどその姿が見られ、ガイロス帝国軍に接収された後も暗黒軍仕様として量産が続けられた。
第二次大陸戦争においても大量生産されて第二次大会戦などでは共和国軍を数で圧倒し、レブラプターが登場するまで帝国の主力歩兵ゾイドとして在り続けた。
『ゾイド -ZOIDS-』及び『ゾイドジェネシス』に登場。
『ゾイド -ZOIDS-』ではこちらもガイロス帝国一般歩兵ゾイドとして登場。
やはり具体的な活躍シーンはないが、モブキャラクターとして戦列シーンや軍隊攻撃シーンなどによく出てきていた。
他にもラジコン程度の大きさで、口から粘着性の糸を吐いて人間を拘束する対人任務用のリルガと呼ばれる小型化機種が登場している。
『ジェネシス』では120mmグライドキャノン標準装備する砲撃用ゾイドとして登場。
この世界でも割りとポピュラーな存在なようで主に都市防衛用の他、ディガルド討伐軍の後方支援要員として活躍した。
後にリーオ製の貫通弾を弾頭に使用する事でバイオゾイドにも対応できるようになっている。
キャノリーユニットを装備したモルガ。後方支援での攻撃を可能とした。
『妄想戦記』シリーズに登場したモルガに120mmグライドキャノンを搭載した機体。
走り屋上がりの輸送部隊が使用するもので本来は戦闘用ではないが、護身用に武装が施している。
こちらもモルガに120mmグライドキャノンを標準装備した純粋な砲撃戦仕様。
『ゾイドジェネシス』に登場したものは基本的にこのタイプ。
モルガに対空用の小口径高射機関砲を搭載した機体。
対空だけでなく地上への攻撃においても高い威力を発揮する。
戦闘用ではなく物資輸送用として後部をコンテナスペースに交換された機体。
一応戦闘時には後部に地対空ミサイルなどを装備する事で対応が可能になっている。
ゾイドサーガII以降に登場するカスタム機。全身にトゲがついている。
千葉工業大学がやってくれました。
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最終更新:2024/05/06(月) 06:00
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