「解らんのか!!!我々は終わりだ!!!我々は この先の戦いに"不要"と判断されたのだ!新参者の貴女達は知るまい!陛下の恐ろしさを!!」
ロバート・アキュトロンとは、漫画『BLEACH』の登場人物である。
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルンリッター)のメンバーで「N」の聖文字(シュリフト)の持ち主。身長は176cmで誕生日は不明。
星十字騎士団の中でも古株に相当する人物。眼鏡を掛けた老紳士で、軍服の下にスーツを着用している。冷静な性格で、口調や振る舞いも紳士らしいが、着実に相手を仕留める冷酷さを持つ。
バズビーやリルトット・ランパード達を「新参者」を呼んではいるが、見下したりはせず彼等の実力を認めており、手柄狙いで他の騎士団メンバーと共に一護を始末しようとした際には「4人(実際にはバンビーズも含めて8人)で山分けといこうじゃないか」と提案したりと、チームワークが最悪な騎士団の中でも協調性がある。また、ユーハバッハの本性や残酷さを熟知しており、部下を容赦なく切り捨てる彼の恐ろしさに怯えている。口癖かどうかは不明だが、「素晴らしい(グッド・インディード)」という言葉を使う。
尸魂界(ソウル・ソサエティ)への第一次侵攻では京楽春水と対峙し、滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)となって彼の右目を奪った。それでも卍解なしで自分と互角以上に戦う京楽に流石に焦りを見せたが、山本元柳斎重國の死に激しく動揺した京楽の一瞬の隙を突き、数多の銃撃をぶち込んで勝利を収めた。
第二次侵攻ではバズビー、ペペ・ワキャブラーダ、ナナナ・ナジャークープ、バンビーズと共に黒崎一護を襲撃。ミニーニャ・マカロンに殴られてもビクともしなかった一護に拳銃を向けつつも、「頑丈な人だ」と驚いていた。その後は一護の救援に駆け付けた隊長格達と交戦するが、特に戦闘シーンが描かれる事も無いまま数話後には朽木白哉に敗北していた(アニメでは白哉との戦闘シーンが補完されており、ナナナやキャンディスが始解のみで倒されていく中で自分だけが白哉に卍解を使わせた事や、ユーハバッハに選ばれなかった者の末路を知っていたからこその焦りも合わさり、本来ロバートが騎士団メンバーの中でも高い実力を持っている事を思わせる描写がなされた)。辛うじて一命を取り留めるが、自分達がユーハバッハに選ばれなかった事に絶望しながらリルトットに拳銃を突き付け、ユーハバッハの恐ろしさを訴えた瞬間にユーハバッハの「聖別(アウスヴェーレン)」を落雷のように受け、一瞬で白骨化し死亡した。
「陛下は嘘がお嫌いだ その存在意義に嘘は無い 不要と判断された星十字騎士団は 陛下の「聖別」の糧となる!!!」
名称不明だが、後述の完聖体の名称や能力から考えてThe Nimble(敏捷)、或いはThe Near(付近)説が有力と見られる。
頭上に光輪(ハイリゲンシャイン)が出現し、背中から羽の部分が四角い翼が生える。アニメでは「聖隷(スクラヴェライ)」を発動する事によって、手と靴が霊子で出来た該当部位で覆われ、顔にマスクが追加された。
能力は京楽すら見切れない程の超速移動で、彼の攻撃を躱しつつ反撃する程のスピードを誇る。聖隷で強化した際には、風圧を発生させる程のスピードで移動していた。
原作での光輪と翼のカラーリングは、他の騎士団メンバーも含め水色で統一されているが、アニメでは緑色(第一次侵攻の京楽戦では原作通り水色)となっている。
上記の通り、ロバートは第一次侵攻の時から登場しているのだが、長らく聖文字どころか名前すら明かされなかった。彼の姿はケンタッキーのカーネル・サンダースを連想させ、名前が判明するまでの時間が異常に長く(死ぬ直前になって漸く判明)名称不明のキャラだった為、読者からは「カーネル」という渾名を付けられてしまった。
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最終更新:2024/11/30(土) 02:00
最終更新:2024/11/30(土) 01:00
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