「その黒いスーツのせいだか知らねえが……あんたの霊圧穴だらけだぜ!」
ナナナ・ナジャークープとは、漫画『BLEACH』の登場人物である。
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルンリッター)のメンバーで「U」の聖文字(シュリフト)の持ち主。身長は192cmで誕生日は2月27日。因みに、某テレビ東京のバナナのマスコットキャラクターとは全くの無関係である(一応BLEACHのアニメはテレ東系列で放送されてはいるが)。
愛川羅武を彷彿とさせるヒトデのような独特なヘアースタイルにオセロ歯、顔の上半分をオレンジ色のゴーグルで覆った長身で細身の黒人。作中では相手に手の甲を見せ付ける場面が多く、彼の癖だと思われる。
原作では一度も他人から名前を呼ばれていない為、仲間の騎士団メンバーから何と呼ばれているか不明であったが、小説では下の名前である「ナジャークープ」と呼ばれている事が判明した。
自身の滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)の翼の形状に似た、3つのリングが連なったデザインの霊子兵装を武器としている。
尸魂界(ソウル・ソサエティ)の第一次侵攻では鳳橋楼十郎(ローズ)と対峙し、別の場所で彼の副官である吉良イヅルを殺したバズビーに対し「死んでないなら奴の失策って事になる」と悪口を吐くが、ローズからは「仲間同士で粗の探し合いかい アートじゃないね」と呆れられてしまった。その後はローズの卍解を奪う事なく戦闘描写もないまま、エス・ノトやバズビーと共に山本元柳斎に奇襲を仕掛けるも、彼の流刃若火に焼き尽くされて死亡…したかに見えたが、バズビーが自身の能力で炎を相殺した為、火傷だけで済んだ。
第二次侵攻ではマスク・ド・マスキュリンを倒して爆睡していた阿散井恋次を発見し、じっくり観察するが、罠だと思って警戒し過ぎる余り、彼を殺す機会を逃してしまう(ナナナ本人も「敵陣の真ン中でマジで寝てると思わねえだろフツー…」と恋次の神経を疑っていた)。その後はバズビー、ペペ・ワキャブラーダ、ロバート・アキュトロン、バンビーズと共に黒崎一護を襲撃するも、彼の救援に駆け付けた隊長格達と交戦状態になるが、特に戦闘シーンが描かれる事も無いまま数話後には朽木白哉に敗北(アニメでは戦闘シーンが補完されたが、やはりあっさり倒されてしまっている)。更に、ユーハバッハが放った「聖別(アウスヴェーレン)」の光を食らってしまい、そのまま死亡…したかに見えたが、運良く生き延びており、無間から一時的に解放された藍染惣右介に自身の能力で動きを封じる事に成功。その場に集まっていた他の隊長達をも始末しようとしたが、帝国を裏切ったバズビーに背後から「バーナーフィンガー1」を放たれ胸を撃ち抜かれてしまい、今度こそ本当に死亡した。尚、バズビーやリルトット・ランパード、ジゼル・ジュエル達は聖別で自分達を殺そうとしたユーハバッハを裏切ったが、ナナナだけは最後まで陛下に対し忠誠心を持っていた。
この通り、一度は完全に死亡したのだが、小説『Can't Fear Your Own World』では、ドルドーニ・アレッサンドロ・デル・ソカッチオやルピ・アンテノール達と同じく、涅マユリによりゾンビに改造させられる形で復活していた事が判明。叫谷での戦いが終わった後も釈放されず、「結局、滅却師で残ったのは俺だけかよ、マジでついてねぇな…」と愚痴を零していた。
The Underbelly(ジ・アンダーベリー)。無防備。相手を観察し、麻痺させる能力。
小説『Can't Fear Your Own World』では、アスキン・ナックルヴァールの「致死量」と同様に霊圧が常時変化する相手には相性が悪い反面、一度に数百体の相手までなら同時に観察・無力化出来ると語っている。
U字状の霊子を観察済みの相手に打ち込み、丸見えになった相手の急所を打つ事で相手を麻痺させる。しっかり観察すれば、あの藍染すら五分も麻痺させる事が出来る程に強力。しかも、この時のナナナは聖別で力を奪われた状態で能力を使用しており、本来なら身体と霊圧だけに留まらず、意識も奪えるようである。アニメでは白哉戦でも使用したが、彼の羽織っていた王鍵製のマントには通用せず無効化されてしまった。
名称不明。頭上に光輪(ハイリゲンシャイン)が出現し、背中からリングが無数に連なったような翼が生える。
原作での光輪と翼のカラーリングは、他の騎士団メンバーも含め水色で統一されているが、アニメではオレンジ色となっている。
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最終更新:2025/12/11(木) 10:00
最終更新:2025/12/11(木) 09:00
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