「やめてぇ!ミーのことが好きだからって みんなミーのために争わないで!!みんなが死ねばミー1人のお手柄になるなんて ぜんぜん思ってないからあ♡」
ペペ・ワキャブラーダとは、漫画『BLEACH』の登場人物である。
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルンリッター)のメンバーで「L」の聖文字(シュリフト)の持ち主。身長は146cmで誕生日は4月3日。
ハゲ頭に丸みを帯びた体形で目にはグラサン、口元に長い髭を蓄え、鼻毛や腋毛等の無駄毛が目立つ黒人風の変態糞親父おじさん。おまけに巨根である。決して気持ち悪い等と言ってはいけない。宙に浮かぶ丸めたロープに乗って浮遊しており、目玉と翼が付いたカドゥケウスのような杖「愛の杖(ラヴ・ステッキ)『ベシャヌル』」を携えている。一人称は「ミー(稀にボク)」で、オネエ口調で話し、「ゲッゲッゲッ」という気持ち悪い特徴的な笑い方をする。特技はくすぐりの刑。
自身の能力でもある「愛」にはかなりの拘りがあるらしく、「戦いは信じる正義の食い違いではなく、そこに愛があるから」と考えている。戦闘に於いては自ら前線に赴くタイプではなく、相手を潰し合わせ、最終的に自分だけが無傷で勝利を勝ち取る合理主義者。また、他の騎士団メンバーに対する仲間意識も皆無で、味方諸共敵を殺して手柄を独り占めする事を画策するのも躊躇わない。
女性受けはかなり悪いようで、ミニーニャ・マカロンからは「きもい」、リルトット・ランパードからは「ゲロ」「ブタ」等、かなり酷い言われ方をされている。特にリルトットに至っては、(バンビを除く)バンビーズのメンバーを大切な仲間として見ており、ユーハバッハの価値観から見ても檻に幽閉されるレベルで危険人物と称され、他の騎士団メンバーからも恐れられていたあのグレミィ・トゥミューとすら友達のように話しており、口は悪いものの仲間意識の薄い連中が大半を占める騎士団メンバーの中では珍しく仲間想いな性格である為、そんな心が広いリルトットにすら嫌われボロクソに言われてる時点で、相当嫌われているのであろう。
尸魂界(ソウル・ソサエティ)への第一次侵攻では自身の能力で壺府リンを操り、技術開発局の所員を同士討ちさせた(同時にジゼル・ジュエルが兕丹坊を操り技術開発局を襲撃しているが、ジジと意図的に連携してたのか、手柄の関係で偶然連携のような形になっただけなのかは不明)。 本人によると、この時リン含めて死神だけではなく、斬魄刀も操っていたらしい。見えざる帝国に帰還後は、バズビーとユーグラム・ハッシュヴァルトの歪み合いを遠くから野次馬目的で傍観していた。
第二次侵攻では更木剣八とグレミィ・トゥミューの戦いをアスキン・ナックルヴァールと共に観戦し、おどけながらグレミィを「あんなバケモノ一生ブチ込んどけばいいのにネ♡」と揶揄するが、ペペもまたナックルヴァールに「俺に言わせりゃあんたも十分バケモノだよ」と言われており、その実力の高さを伺わせていた。その後はバズビーやロバート・アキュトロン、ナナナ・ナジャークープ、バンビーズと共に黒崎一護の前に立ち塞がるが、一護の援護に駆け付けた隊長格達と交戦状態になる。最初はこれと言って何もせず、騎士団と隊長格達の戦いを見物しているだけだったが、騎士団の半数が力尽きたところで遂に参戦。檜佐木修兵を操り、朽木白哉と戦わせた。更に、その最中に手柄の邪魔になるという理由で仲間である筈のミニーニャを操り、リルトットと戦わるという暴挙に出る。白哉によって檜佐木を行動不能にさせられ、自身とのタイマンに持ち込まれるが、自身が放った「ラヴ・キッス」を白哉は斬魄刀で受けた為、白哉が自分の意思と関係なく自分で自分を刺そうとさせる事に成功。それを阻止する為に白哉が自分の斬魄刀を手放した事で、その斬魄刀を起き上がった檜佐木に持たせ、二刀流で追い込んだ末に自身は滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)になり、白哉を「ラブ・ロープ」拘束し、弓矢でトドメを刺そうとするも、割って入って来た六車拳西(ゾンビ化)の妨害を受けた上に、涅マユリの手駒と化した拳西には愛の力が通じなかった為、そのまま拳西にボコボコにされ吹っ飛ばされてしまった。
「うそ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛お゛お゛お゛ん゛!!!!」
それでも割とピンピンしていたが、そこに居合わせたリルトットと遭遇。彼女が死んでいなかった事と、報復されそうな予感を感じて怯える。自分の予想通り、最期は敵への攻撃のどさくさ紛れにミニーニャをも操り、仲間同士で潰し合わせようとした報いとして、完聖体となった彼女に跡形もなく食い尽くされてしまった。皮肉にも、自分が仕掛けたのと同じ同士討ちによって退場した。因みに、味は彼女曰く「クソマズだったぜ」との事。
The Love(ザ・ラヴ)。愛。敵を洗脳する光線「ラヴ・キッス」を発射する能力。
両手でハートマークを作り、それを敵にぶつけ、敵の体にハートマークを付ける事で洗脳する。洗脳された者はぺぺの事を「ペペ様」と崇め、絶対の忠誠心を持つようになる。更に、相手は正気を保っている状態でそのまま洗脳される為、自分が洗脳されてる事にすら気付けず、自分がどれだけボロボロになろうが死んでも敵を仕留めるようになる。おまけに小説『Can't Fear Your Own World』では、操られた者は例え能力が解除されても、洗脳されている間の出来事を覚えるというとんでもない後遺症が残る事が明かされた。
操られた者の味方からすれば、仲間が顔色ひとつ変えずいきなり攻撃してくる訳なので凶悪極まりない。この効果は他の騎士団メンバーにも通用し、ジジのゾンビも自身の支配下に上書き出来る模様。尚、あくまで洗脳するだけの技である為、光線自体にダメージはない。
アニメ版では、菖蒲色に近い色合いで絶妙に汚いハートとなっており(色彩スタッフ曰く「汚ピンク」)、壁に放出した際には吐瀉物をぶち撒けたかのような飛び散り具合でスタッフの拘りを感じさせる気色悪さである。
発動前に両手で大きくハートマークを描き、ベロを出し胡座をかきコマネチしながら「グドエロ!!!」と叫ぶ事で発動は完了する。汚い。発動するとサングラスが消え、髭の形が変わり、頭上に光輪(ハイリゲンシャイン)が出現し、背中から目のような模様が付いた翼が生え、オムツのような着衣とブーツしか履いていないキューピッドのような姿になる。本人曰く「純真無垢で思わず愛したくなる姿」らしいが、全くそうは見えないし寧ろ余計に気持ち悪くなった。
攻撃時には口からゲロ弓矢を吐き出すが、完聖体時にしか使わなかった為、これに他者を操る能力があるのか、ただの殺傷武器なのか、それともこれが彼の神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)なのかは不明。因みに、これを吐き出す際には「お゛ろ゛っ…お゛ろ゛ろ゛え゛え゛ぼぼぼぼぼぼ……」という謎のうめき声を上げる。汚い。
原作での光輪と翼のカラーリングは、他の騎士団メンバーも含め水色で統一されているが、アニメでは濁ったピンク色となっている。物凄く汚い。
因みに、グドエロはヘブライ語で「デブの裸体」(gdol 'erom)を意味するらしい。やっぱり汚い。
乗り物代わりにしていたロープをハートが連なった三叉に変形させ、それを相手に投げ付けて拘束する。
第7十刃のゾマリ・ルルーとは、「肌の色が似ている」「能力が愛を象徴としており尚且つ相手を洗脳する技」「朽木白哉と交戦している」「帰刃or完聖体形態が気持ち悪い独特な姿をしている」等々、共通点が多い。
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最終更新:2024/11/30(土) 01:00
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