上林誠知 単語

18件

ウエバヤシセイジ

3.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

上林誠知(うえばやし せいじ、1995年8月1日-)とは、埼玉県出身のプロ野球選手外野手)である。現在中日ドラゴンズに所属。

概要

小学校から野球を始める。

中学校3年にはジャイアンツカップに出場し、の大会で優勝した。

仙台育英高校では1年からベンチ入りし、1年から4番打者を務める。2年甲子園に出場し、1回戦で4安打記録からは将を務めた。3年最後の甲子園では1安打に終わり、2回戦で敗退した。その後9月に第26回世界高校野球に出場し、準優勝に貢献した。高校通算23本塁打2013年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団した。トリプルスリー首位打者標にしたいとった。背番号51

ソフトバンク時代

2014年内野手に転向したが、一軍出場はなかった。


2015年は登録を外野手に戻す。5月19日に初めて一軍に昇格し、5月21日オリックス・バファローズ戦でデビューした。8月25日千葉ロッテマリーンズ戦でプロ安打を放ち、その後にプロ入り初ホームラン(逆転満塁ホームラン)を決めた。初ホームラン満塁ホームランになったのは史上57人


2016年は前年の活躍から飛躍が期待されたが、不振に陥り二軍でも立った数字が残せず、一軍出場は14試合に終わった。キャンプでは振り子打法練習する。


2017年長谷川勇也とのレギュラー争いを制し、9番・ライトで開幕スタメン入り。4月下旬からは7番もしくは8番ライトでスタメンにほぼ固定され、6月下旬までは打率3割をえる好成績を残した。疲れからか場から調子を落としたものの、フルシーズン一軍でプレーし、134試合に出場、規定打席に到達して打率.260、13本塁打51打点の成績を残し、飛躍のシーズンとなった。

しかしクライマックスシリーズ(以降CS)では最初の2試合に9番・ライトでスタメン出場したがノーヒットに終わり、第3戦からはスタメン落ち。第5戦前に登録抹消され、チームCS突破に湧く中でベンチで悔しを流した。日本シリーズでは第4戦に代打出場したのみに留まる。
アジアプロ野球チャンピオンシップAPBC)では侍ジャパンに選出され、稲葉監督から「心中します」と全試合でのスタメン起用を明言される。その通りに5番・ライトで全試合にスタメン出場し、初戦の韓国戦では延長10回に起死回生の同点スリーランホームランを放つ活躍を見せた。


2018年全に右翼レギュラーに定着し、故障者・不調者続出のチームの中、全143試合出場を達成(スタメン落ちも1試合のみ)。柳田の離脱時は中堅を守った。またチーム状況に応じて打順コロコロ変わり、3番と4番以外の全ての打順でスタメン出場。打率.270、22本塁打、62打点、13盗塁と全て前年を上回る成績をマークした。何より特筆すべきは14三塁打で、なんと歴代4位タイ記録。14三塁打以上が記録されたのは65年ぶりだった。

昨年悔しい思いをしたポストシーズンでは、に1番か2番で出場。西武とのCSファイナル第3戦でCS最多タイ記録となる1試合6打点マークファイナルステージだけで3三塁打(同一年のポストシーズンで3三塁打は史上最多)、10打点記録する大活躍を見せ、日本シリーズ進出に貢献。日本シリーズでは打率.130と不調だったが、第4戦では野村祐輔から先制点となる2ランHRを放ち、第5戦では2回に見事なレーザービーム広島の2点阻止してみせた。


2019年4月17日千葉ロッテマリーンズ右手甲に死球を受ける。当初は打撲という診断で、チーム外野手が怪人だらけだったこともあり強行出場していたが、後に剥離骨折と判明。5月10日に登録抹消となった。6月半ばに復帰してからは再びスタメンで起用されたが、打率は2割未満のまま一向に調子が上がらず、8月中旬からは代走・守備要員となり、9月20日二軍落ち。最終的に99試合で打率.194、11本塁打31打点、10盗塁と大幅に成績を落としてしまった。


2020年は開幕からしばらくはメイン右翼手としてスタメン出場していたものの、前年に続いて打撃不振が続き、7月終わり頃から栗原陵矢が一塁からライトコンバートされてスタメン出場機会が減少。前年に続いて9月20日二軍落ちし、そのままレギュラーシーズンを終えた。69試合で打率.181、6本塁打20打点と、前年からさらに成績を落とす結果に終わった。


2021年は開幕一軍争いに敗れ、ゴールデンウィークに一軍昇格。初スタメンで3安打4打点と活躍したがすぐに失速して6月上旬に二軍落ち。さらに二軍死球を食らって右肩付近を骨折9月に一軍復帰したが打撃も守備もパッとせず、9月下旬に二軍落ちしてシーズンを終え、39試合の出場に留まった。


2022年は右アキレス腱断裂の重傷を負い、39試合の出場に留まった。


2023年は56試合の出場に終わり、戦力外通告を受けた。

中日時代

2023年11月29日中日ドラゴンズに入団した。背番号51

プレースタイル

俊足・強肩・好守を兼ね備えた強打の外野手ローボールヒッターで、悪球打ちが得意。リストが非常に強いのか、軽く当てたような当たりをスタンドに放り込むパワーを持ち、ファンからも「柳田ホームランすごいが、上ホームランはわけわからん」とかよく言われる。

守備では右翼を守り、球界トップクラスの強肩から安定したスローイングを披露する。2017年2018年と2年続けて外野手ではパ・リーグ1位補殺数をマーク

積極打法のため、三振が多く出塁率が低い。また好不調の波がしいのが弱点。2019年骨折強行出場以降は出口の見えないスランプに陥り、ファンからは復活が待たれている。

ソフトバンクでは「バヤシ」と呼ばれていた。ソフトバンクファンからは活躍すると「上様」「」などと呼ばれる。

応援歌

球団 レス No プレイヤー
ソフトバンク 応援歌のピコカキコ一覧#1194 13065
13065

成績

年度別打撃成績









































2015年 ソフトバンク 15 45 44 6 14 4 1 2 6 0 0 0 0 1 13 0 .318 .333
2016年 14 19 19 0 4 1 0 0 1 0 0 0 0 0 7 0 .211 .211
2017年 134 453 415 54 108 23 5 13 51 12 10 2 24 2 96 3 .260 .302
2018年 143 608 551 88 149 26 14 22 62 13 17 3 30 7 117 2 .270 .315
2019年 99 286 258 28 50 6 2 11 31 10 6 1 18 3 75 2 .194 .254
2020年 69 178 160 17 29 4 1 6 20 8 2 1 11 4 39 1 .181 .250
2021年 39 72 68 7 13 1 1 2 11 2 0 1 3 0 18 2 .191 .222
2022年 33 100 93 13 28 5 1 1 12 2 2 0 3 2 19 1 .301 .337
2023年 56 99 92 14 17 3 1 0 9 1 2 1 3 1 30 1 .185 .216
NPB:9年 602 1860 1700 227 412 73 26 57 203 48 39 9 92 20 414 12 .242 .288

年度別守備成績

年度 球団 守備位置 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
2015年 ソフトバンク 外野手 13 22 0 0 0 1.000
2016年 6 2 0 0 0 1.000
2017年 130 168 10 0 1 1.000
2018年 142 224 10 3 4 .987
2019年 95 111 2 1 1 .991
2020年 63 71 2 1 0 .986
2021年 39 37 1 0 0 1.000
2022年 31 42 2 0 0 1.000
2023年 52 58 0 0 0 1.000
通算 外野手 571 735 27 5 6 .993

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 07:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 07:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP