曽根海成とは (ソネカイセイとは) [単語記事]

概要

広島東洋カープ #00
曽根海成
基本情報
国籍	日本
出身地	大阪府大阪市
生年月日	1995年 4月24日
身長体重	175 cm 68kg
選手情報
投球･打撃	右投左打
守備位置	内野手、外野手、捕手
プロ入り	2013年育成ドラフト3位
経歴
京都国際高等学校福岡ソフトバンクホークス(2014年-2018年) 広島東洋カープ(2018年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校2年からソフトボールを始め、5年生で野球に転向。

兄が京都国際高校での野球部に所属していた縁で、京都国際高校に進学。1年から三塁手としてレギュラーとなり、2年時は遊撃手。3年時には遠投118mの強肩を買われて捕手に転向した。京都大会4回戦が最高で、甲子園出場はなし。本人は高校で野球を辞めるつもりで、ドラフト前にソフトバンクの荒金久雄スカウトから「取るかもしれない」と言われても全く信じられなかったという。

2013年の育成ドラフト3位で福岡ソフトバンクホークスに指名され入団。前述の通り最後の夏は捕手だったが、本業の内野手としてプロ入りした。背番号140。

2014年（1年目）はほぼ三軍暮らしで、2年目の2015年は春キャンプで右手親指を骨折するなど、目立った選手ではなかったが、3年目の2016年に三軍を卒業して二軍に定着。規定で自由契約になったが再契約を勝ち取る。

2017年（4年目）はキャンプから一軍帯同。オープン戦でも三塁打を放つなど快足をアピールし、開幕前の3月24日に支配下登録された。背番号は69に。7月13日のフレッシュオールスターでは試合が0-0の引き分けに終わる中、出場野手の中で唯一マルチ安打を記録してMVPを獲得（育成出身選手では初）。7月27日に一軍初昇格し、29日の北海道日本ハムファイターズ戦で9番・セカンドでプロ初スタメン出場したがノーヒットに終わり二軍落ち。二軍では主に遊撃手・二塁手として112試合に出場した。

2018年は二軍で打率3割と好成績を残していたが、左打ちの俊足二遊間は牧原大成、高田知季、川瀬晃など同タイプの選手がダブつき気味だったこともあり、一軍昇格の機会はなかった。

2018年 7月22日、美間優槻との交換トレードで、二遊間のバックアップを欲していた広島東洋カープへ移籍。広島での背番号は美間のつけていた59。8月7日に早速一軍登録され、8月23日の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初安打となるタイムリー三塁打を放った。シーズン終盤には二塁手として4試合スタメン出場も経験。9月28日のヤクルト戦ではタイムリーを放って初のお立ち台に上がった（関連動画参照）。

古巣ソフトバンクとの対決になった日本シリーズではベンチ入りし、第1戦と第5戦で代打として出場し送りバントを2回とも成功させた。オフに背番号を00に変更。

2019年は開幕一軍入り。代走・守備固めとして起用され、三塁を中心に二塁、遊撃、左翼、右翼と状況に応じてあちこちを守った。結局閉幕までフルシーズン一軍でプレーし、64試合に出場した（うちスタメンは2試合のみ）。

2020年は開幕一軍を逃し、二軍で結果を出して8月下旬に一軍昇格。前年同様、代走・守備固めでの起用となり、以降は閉幕まで一軍に帯同して33試合に出場した（うちスタメンは4試合）。

2021年は66試合に出場したが無安打だった。

2022年は44試合の出場に留まった。

2023年は39試合に出場した。

遠投118mの強肩と、50m5 秒9の快足が武器。本職は遊撃手で、二塁、三塁、外野も守るユーティリティプレイヤー。俊足を活かした二遊間の守備には定評がある。高校時代に捕手経験があるため、万一試合に出られる捕手がいなくなったときのために捕手の練習もしている。

海成（かいせい）という名前の由来は本人も知らないとのこと。