西浦直亨

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西浦直亨（にしうら　なおみち、1991年4月11日-）とは、奈良県出身の元プロ野球選手（内野手）である。

概要

東京ヤクルトスワローズ #85 二軍野手兼育成担当コーチ
西浦直亨
基本情報
国籍	日本
出身地	奈良県吉野郡大淀町
生年月日	1991年4月11日
身長 体重	178cm 75kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	内野手
プロ入り	2013年ドラフト2位
引退	2024年
経歴
選手歴 天理高等学校 法政大学 東京ヤクルトスワローズ(2014年-2023年7月) 横浜DeNAベイスターズ(2023年7月-) コーチ歴 東京ヤクルトスワローズ(2025年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から野球を始める。

天理高校卒業後は法政大学へ進学し、東京六大学野球で神宮を経験する。4年春にはベストナインを受賞した。

堅実な守備を買われ、宮本慎也の後継者として2013年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団する。背番号は3。

ヤクルト時代

2014年は開幕を一軍で迎え、3月29日の横浜DeNAベイスターズとの開幕戦で8番・遊撃手でスタメン出場。初回に法政大学の1年先輩である三嶋一輝より本塁打を放った。このルーキー開幕戦初打席初球本塁打はプロ野球史上初。初球を除いてもセ・リーグ初で、プロ野球全体でも1950年毎日オリオンズの戸倉勝城以来64年ぶり二人目の快挙である。しかし4月下旬以降は二軍に降格し、二軍でも結果を残せず1年目を終えた。

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2015年は25試合に出場したが、9月と10月は腰痛のためリハビリで過ごした。

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2016年は7月からレギュラーに定着。自己最多の72試合に出場し、7本塁打を記録した。

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2017年は前年と同様72試合に出場したが、打率.208、0本塁打、8打点と結果を残せなかった。

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2018年は開幕こそショートスタメンの座を廣岡大志に取られるも、控えで好調を維持しレギュラーに返り咲く。最終的には自己最多となる138試合に出場し、自身初となる2桁本塁打&規定打席に到達した。

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2019年は5月13日に下半身のコンディション不良で二軍行き。7月8日に一軍昇格するも、7月19日の巨人戦において走者と接触し、左橈骨頭を骨折。そのまま復帰することなくシーズンを終えた。

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2020年は開幕から絶好調で、一時期は本塁打王になるなど序盤は勝負強さが光ったが、まもなく調子を落とす。シーズントータルでは2018年以来となる2桁本塁打を記録した。

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2021年は元山飛優と併用となり、主に左の先発投手の際に起用された。シーズン終盤での元山の負傷離脱により、CS～日本シリーズでは遊撃手でフル出場を果たし、チームのリーグ優勝・日本一に貢献した。

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2022年は長岡秀樹の台頭により、キャリアワーストの6試合の出場に留まった。

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2023年は6試合の出場で打率.167、1打点に留まっていた。

DeNA時代

2023年7月26日にトレードで横浜DeNAベイスターズに移籍した。背番号は39。DeNAでは13試合の出場で打率.111、1打点に留まった。

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2024年は8試合の出場に留まり、オフに戦力外通告を受けた。ファーム日本選手権では3打数1安打の成績を残し、チームの初優勝に貢献した。その後、現役引退となる。

引退後

2025年からは東京ヤクルトスワローズの二軍野手兼育成担当コーチを務める。

プレースタイル・人物

• 高校通算12本塁打、大学通算6本塁打と長打力を備える。
• 歌がうまく、オフのファン感謝デーでは美声を披露するが、ジャイアンリサイタルでつば九郎が気絶するのがお約束だった。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
ヤクルト	セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#1	14556

成績

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2014年	ﾔｸﾙﾄ	14	36	32	5	5	1	0	1	5	0	0	0	4	0	6	0	.156	.250
2015年		25	26	48	44	13	3	1	1	5	1	1	0	3	0	12	0	.295	.340
2016年		72	273	247	21	63	12	0	7	28	9	2	1	23	0	54	3	.255	.317
2017年		72	171	144	9	30	6	0	0	8	8	2	16	16	1	31	5	.208	.288
2018年		138	550	479	57	116	28	0	10	55	1	20	3	40	8	88	10	.242	.309
2019年		44	162	149	17	35	9	0	4	19	0	2	0	10	1	35	6	.235	.288
2020年		101	310	286	24	70	10	0	10	43	4	4	2	16	2	74	11	.245	.288
2021年		92	276	242	27	54	9	0	5	24	1	4	3	24	3	60	8	.223	.298
2022年		6	15	14	0	1	0	0	0	0	0	1	0	0	0	8	1	.071	.071
2023年		6	12	12	1	2	0	0	0	1	0	0	0	0	0	5	0	.167	.167
	DeNA	13	9	9	2	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	4	0	.111	.111
23年計		19	21	21	3	3	0	0	0	2	0	0	0	0	0	9	0	.143	.143
2024年		8	17	15	3	4	0	1	0	1	0	0	0	2	0	5	2	.267	.353
NPB：11年		592	1879	1673	175	394	78	2	38	190	19	42	11	138	15	382	46	.236	.298

通算守備成績

機構	守備位置	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
NPB	二塁手	8	13	13	1	2	.963
	三塁手	108	43	129	6	7	.966
	遊撃手	456	556	1120	37	212	.978

関連動画

関連項目

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• NPB（日本プロ野球）
• 東京ヤクルトスワローズ
• 横浜DeNAベイスターズ