大瀬良大地 単語

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大瀬良大地(おおせら だいち、1991年6月17日-)とは、長崎県大村市出身のプロ野球選手投手)である。現在広島東洋カープに所属。

経歴

広島東洋カープ #14
選手会長
大瀬良大地
基本情報
日本
出身地 長崎県大村市
生年 1991年6月17日
身長
体重
186 cm
82 kg
選手情報
投球・打撃 右投右打
守備位置 投手
プロ入り 2013年ドラフト1位
経歴
プロ野球選手テンプレート

小学4年生の時に野球を始め、高校長崎日本大学高校へ進学。3年甲子園に出場するも、菊池雄星擁する巻東高校に敗れた。

九州共立大学スポーツ学部に進学し、硬式野球部で副将を務めた。福岡大学ベストナインに5度選ばれている。

2013年ドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズ阪神タイガース広島東洋カープの3球団から1位名を受け、抽選の結果、広島が入団交渉権を獲得した。11月16日広島契約が成立。背番号14

また2013年11月8日からの小久保裕紀監督率いる侍ジャパン台湾遠征メンバーに選ばれた。

広島時代

2014年は開幕から閉幕まで先発ローテーション入り。開幕から5連勝したが後半は失速し、最終的に10勝8敗。新人王を獲得した。


2015年は開幕から先発で起用されていたが、無援護や味方の守備等の問題もあり、シーズン勝利は開幕してから一か以上経過した5月4日に達成。その後も先発ローテーションを守っていたが、抑えのヒースセットアッパー補の一岡竜司の不振といったチーム事情もあって6月10日埼玉西武ライオンズ戦から中継ぎに回ることになる。
以降はシーズン終了までイニング跨ぎも連投もなんのそのという勢いで投げ続けたが、勝てばクライマックスシリーズへの進出が決まる10月7日中日ドラゴンズ戦にて両チーム得点の8回から2番手で登板したが、2点を失って降し、後を受けた中崎翔太も打たれて計3失点を喫してチーム敗北が決定的となると悔しさのあまりを流した。


2016年侍ジャパンの強化メンバーに選ばれていたが、肘痛により辞退。シーズンでもキャンプで発症した右肘痛ので長らく2軍で調整していたが、7月20日になってようやく一軍登録を果たし、同日の中日ドラゴンズ戦で先発するも3回4失点と結果を残せず翌日には登録を抹消される。8月12日に再び昇格を果たすと以降の登板は全てリリーフによるものとなった。


2017年先発に復帰。好投しても勝てないこともあったが、逆に打ち込まれても不思議負け投手にはならず、前半戦では5勝を挙げながら負け投手になることが一度もなかった。


2018年は27試合の登板で15勝を挙げ、菅野智之と共に最多勝タイトルを獲得。3年連続のリーグ優勝に貢献した。


2019年は自身初の開幕投手を務め、8回失点シーズン勝利を挙げる。後半戦に手な炎上防御率を悪化させたものの、26試合に登板し、リーグ最多の6完投で11勝9敗、防御率3.53の成績を挙げた。


2020年開幕投手を務め、2試合連続完投勝利と好スタートを切るが、その後は慢性的な右肘の痛みに苦しめられ、9月上旬で戦線離脱。右肘関節視下遊離体摘出・切除・滑膜切除の手術を受けた。11試合で5勝4敗に留まる。


2021年投手キャプテンと3年連続で開幕投手を務める。23試合に先発登板し、10勝を挙げた。シーズン中に取得したFA権を行使せず、3年契約を結んだ。


2022年は4年連続で開幕投手を務めた。後半戦でコンディション不良で離脱したもあり、8勝9敗と負け越し、リーグワーストの73失点を喫した。


2023年からは選手会長を務める。球団史上3人の5年連続で開幕投手を務め、7回3失点新井貴浩監督の初勝利に貢献した。26試合に登板したが、6勝11敗と負け越した。


2024年オフに右肘を手術したこともあり、開幕投手から外れた。5月8日阪神戦で通算1000奪三振6月7日千葉ロッテマリーンズ戦でノーヒットノーランを達成した。25試合に先発登板し、6勝6敗だった。

プレースタイル・人物

最速153km/hを記録するストレートと、鋭く曲がるカットボールSFFなどのファストボールスライダーチェンジアップを中心に投球を組み立てる。

2019年1月浅田由と婚約し、2022年に第1子が誕生した。

エピソード

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2014年 広島 26 26 3 1 10 8 0 0 .556 151.0 40 116 80 68 4.05
2015年 51 9 2 0 3 8 2 20 .273 109.1 31 97 53 38 3.13
2016年 17 1 0 0 3 1 0 4 .750 21.2 6 24 8 8 3.32
2017年 24 24 0 0 10 2 0 0 .833 145.2 43 109 68 59 3.65
2018年 27 27 2 0 15 7 0 0 .682 182.0 41 159 65 53 2.62
2019年 26 25 6 2 11 9 0 0 .550 173.1 35 136 72 68 3.53
2020年 11 11 2 0 5 4 0 0 .556 63.1 14 38 33 31 4.41
2021年 23 23 1 1 10 5 0 0 .667 146.2 31 102 57 50 3.07
2022年 23 23 3 2 8 9 0 0 .471 135.1 27 97 73 71 4.72
2023年 23 23 0 0 6 11 0 0 .353 129.2 33 103 53 52 3.61
2024年 25 25 2 1 6 6 0 0 .500 155.0 49 98 37 32 1.86
NPB:11年 276 217 21 7 87 70 2 24 .554 1413.0 350 1079 599 530 3.38

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多勝 1回 2018年
最高勝率 1回 2018年
新人王 - 2014年
MVP 3回 2018年5月2022年3,4月2024年6月
最優秀バッテリー賞 1回 2018年會澤翼
その他
オールスターゲーム出場 1回 2018年
開幕投手 5回 2019年-2023年
ノーヒットノーラン 1回 2024年6月7日

記録

登板 2014年4月2日 東京ヤクルトスワローズ2回戦 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
奪三振 東京ヤクルトスワローズ2回戦
古野正人から
勝利 2014年4月16日 阪神タイガース2回戦
完投 2014年5月1日 阪神タイガース6回戦 阪神甲子園球場
完封 2014年9月6日 横浜DeNAベイスターズ20回戦 横浜スタジアム
ホールド 2015年6月27日 中日ドラゴンズ9回戦 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
セーブ 2015年8月26日 阪神タイガース15回戦 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
1000投球回 2022年4月1日 中日ドラゴンズ1回戦 バンテリンドーム ナゴヤ
1000奪三振 2024年5月8日 阪神タイガース7回戦
佐藤輝明から
阪神甲子園球場

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