吉田一将 単語


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吉田一将(よしだ かずまさ、1989年9月24日-)とは、奈良県出身のプロ野球選手投手)である。現在は台鋼ホークスに所属。

経歴

小学2年生の時に野球を始め、八木中学時代は香芝ボーイズに所属。3年生の時に全大会に出場した。後に青森山田中学校に転入した。

そのまま内部進学した青森山田高校で硬式野球部に所属。しかし、身長の急速な伸びに体全体の成長がついていかないことが原因で、慢性的な故障を抱えていた。甲子園には2年・3年と2度出場したが、登板機会はなく、高校での公式戦通算イニングは10イニングに満たない。

日本大学に進学し、リハビリトレーニングに専念。2年リーグデビューし、3年から将を務めた。4年の入れ替え戦で大学相手に完封勝利し、最優秀投手に選出された。

大学卒業後は、JR東日本に入社し硬式野球部に所属。この頃にフォームをスリークォーターからオーバースローに変え、才を開させる。プロ入りした十亀剣を埋め、第83回都市対抗野球大会での準優勝に大きく貢献。大会史上10年ぶり2人となる久慈賞(敢闘賞)と若獅子賞(新人賞)の同時受賞を果たした。

2013年ドラフト会議では即戦力として複数球団の競合が予想されていたが、大瀬良大地松井裕樹らに入札が集中。オリックス・バファローズが単独で1位名した。

オリックス時代

2014年プロ2戦埼玉西武ライオンズ戦でプロ入り初勝利を挙げたが、その後は調子が良い時と悪い時の差がしく、課題を残した。


2015年先発で結果を残せなかったため、中継ぎに転向。1勝1ホールドに終わった。


2016年セットアッパーを務め、54試合登板で5勝21ホールドを挙げた。


2017年は29試合登板9月29日千葉ロッテマリーンズプロ完投完封勝利を挙げた。オフに「プロ野球奈良県人会」に参加して元横浜DeNAベイスターズ三浦大輔から金言を授かった。


2018年中継ぎとして58試合登板し、3勝4敗21ホールドを挙げた。


2019年中継ぎを務めたが前半戦は安定感を欠き、防御率8点台と結果を残せず一軍と二軍を往復。8月に一軍復帰後は19試合で2失点と復調し、33試合で1勝1敗6ホールド防御率4.06でシーズンを終えた。


2020年中継ぎとして起用、8月にはブルペンデーのショートスターターとして3年ぶりの先発も2試合務めたが、9月下旬に肩甲帯コンディショニング不良で離脱。復帰は閉幕直前になり、23試合登板に留まった。


2021年オリックスは数年ぶりの優勝を果たしたが、自身は一軍登板がないまま戦力外通告を受けた。

BCL・新潟時代

2022年3月4日ベースボール・チャレンジ・リーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに入団することが発表された。背番号は18。抑えとして起用され、38試合登板し、1勝13セーブ記録した。10月13日に退団し、千葉ロッテマリーンズの入団テストを受けたが不合格だった。


2023年2月16日新潟への再入団が発表された。


2024年新潟オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブとなり、NPBイースタン・リーグに移行。36試合登板し1勝3敗だった。

台湾時代

2024年8月1日台湾の台鋼ホークス契約した。

人物

190cmえる長身から、ノビのある140km台のボールを投げ下ろす。スライダーカーブツーシームチェンジアップを持ち球としているが、試合で投げているのはほとんどストレートスライダーらしい。

コーナーを正確につく抜群の制球力も大きな武器として注されている。

趣味像や寺などの歴史的なものを見て回ること、読書は『武士道』(著・新渡戸稲造)とのこと。

エピソード

成績

年度別投手成績


















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2014年 オリックス 15 14 0 0 5 6 0 0 .455 75.2 70 9 24 2 62 2 34 32 3.81
2015年 14 6 0 0 1 5 0 1 .167 42.2 51 7 19 1 25 1 28 25 5.27
2016年 54 0 0 0 5 2 1 21 .714 50.2 37 4 16 3 36 3 17 15 2.66
2017年 29 2 1 1 2 1 0 6 .667 43.0 25 6 14 0 31 1 13 13 2.72
2018年 58 0 0 0 3 4 0 21 .429 56.1 47 4 18 3 53 1 24 24 3.83
2019年 33 0 0 0 1 1 0 6 .500 37.2 33 3 14 1 28 1 17 17 4.06
2020年 23 2 0 0 1 1 1 0 .500 35.1 38 3 12 1 34 2 17 16 4.08
2024年 台鋼 15 0 0 0 0 1 2 0 .000 15.2 12 0 2 0 7 1 1 1 0.57
NPB:7年 225 24 1 1 18 20 2 56 .474 341.1 301 36 117 11 269 150 142 3.74
CPBL:1年 15 0 0 0 0 1 2 0 .000 15.2 12 0 2 0 7 1 1 1 0.57

独立リーグでの年度別投手成績


















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2022年 新潟 38 1 0 0 1 0 13 0 1.000 36.1 28 2 3 2 50 1 11 10 2.48
2023年 38 2 0 0 3 3 1 0 .500 38.0 33 2 7 1 53 0 21 20 4.74
BCL:2年 76 3 0 0 4 3 14 0 .571 74.1 61 4 10 3 103 1 32 30 3.63

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