加治屋蓮

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加治屋蓮（かじや　れん、1991年11月25日-）とは、宮崎県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスに所属。

概要

東北楽天ゴールデンイーグルス #41
加治屋蓮
基本情報
国籍	日本
出身地	宮崎県串間市
生年月日	1991年11月25日
身長 体重	185cm 91kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2013年ドラフト1位
経歴
宮崎県立福島高等学校 JR九州 福岡ソフトバンクホークス(2014年-2020年) 阪神タイガース(2021年-2024年) 東北楽天ゴールデンイーグルス(2025年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から野球を始め、中学では軟式野球部に三塁手として所属した。

福島高等学校で投手に転向し、1年からベンチ入りし、2年秋にエースとなる。しかし2年秋と3年春は初戦敗退、3年夏は2回戦で敗退し、甲子園大会の出場はなかった。

JR九州に就職し、143km/hだった球速を150km/h台に引き上げた。3年目に第38回社会人野球日本選手権大会、4年目に第84回都市対抗野球大会という大舞台に出場した。

2013年のドラフト会議で、松井裕樹と杉浦稔大を続けて外した福岡ソフトバンクホークスにハズレハズレ1位で指名され入団した。背番号は14。

ソフトバンク時代

2014年（1年目）は右肩を痛めて二軍でも1試合の登板とほぼ棒に振った。

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2015年は実戦復帰し、二軍でチーム最多の33試合に登板したが、一軍からはお呼びがかからなかった。

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2016年（3年目）の8月23日に一軍に初昇格し、8月26日の千葉ロッテマリーンズ戦でデビューし、1回1失点だった。9月1日の埼玉西武ライオンズ戦では1回無失点と好投。一軍での登板はこの2試合で、1奪三振、防御率4.50だった。

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2017年も2試合に登板したが、5失点と結果を残せなかった。オフ、久保康生二軍投手コーチの指導で崩れていたフォームを改善。

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2018年は初めて開幕一軍入り。岩嵜翔の離脱がきっかけでセットアッパーを務めることになる。5月29日の阪神タイガース戦でプロ初勝利を挙げた（ちなみにこの試合では支配下のドラフト同期である岡本健、森唯斗、上林誠知の全員が出場していた）。そのままシーズンを通してフル回転、自己最多・リーグ最多の72試合に登板し、4勝3敗31ホールド、防御率3.38の成績を残した。

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2019年は春のキャンプ前に右肩のコンディション不良で離脱。開幕にはなんとか間に合い開幕一軍入りしたが、開幕戦でいきなり山川穂高に満塁ホームランを浴びるなど、安定感を欠いた投球が続いた。一軍と二軍の往復になり、30試合で防御率6.00という数字に終わる。

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2020年は開幕延期期間中に古巣のJR九州に消毒液を寄付。シーズンでは、二軍では19試合で防御率1.69と好成績を残したものの、一軍では8月から9月にかけてビハインド要員として6試合に登板。チームは日本一となったが自身は防御率6.00に終わり、オフに戦力外通告を受けた。

阪神時代

2020年12月8日に阪神タイガースに入団した。背番号は54。二軍監督時代にウエスタンリーグで対戦していた矢野燿大が獲得を球団に頼み込んだという。

2021年は開幕一軍入りを果たし、開幕戦で7回2死から登板、直後にチームが勝ち越して白星が転がり込んだ。しかしその後は2試合続けて黒星を喫するなど安定感を欠き4月半ばで二軍落ち。その後は二軍でも防御率5点台で一軍に戻れずシーズンを終えた。

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2022年は右のワンポイントとして39試合に登板し、2敗７ホールド、防御率2.43と復調した。

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2023年は球団の開幕からの無失点記録を更新しプロ初セーブも記録した。8月は防御率1点台の活躍でリーグ優勝に貢献した。50試合の登板で1勝5敗1セーブ16ホールド、防御率2.56だった。

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2024年は13試合の登板で2勝1ホールドに留まり、戦力外通告を受けた。

楽天時代

2024年11月16日に東北楽天ゴールデンイーグルスに入団することが発表された。背番号は41。

2025年は54試合に登板して2勝1敗1セーブ18ホールドを挙げ、復活のシーズンとなった。

プレースタイル・人物

直球の最速は153km/h、変化球はスライダー、カーブ、フォークを投げる。2022年から投球時のプレートの位置を真ん中から一塁側に変更している。

ロベルト・スアレスはソフトバンク、阪神のチームメイト。顔が似ていてスアレスから兄弟と呼ばれていた。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
ソフトバンク	パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#120	16796

成績

• （2025年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年 度	球 団	登 板	先 発	完 投	完 封	勝 利	敗 戦	セ | ブ	ホ | ル ド	勝 率	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	暴 投	失 点	自 責 点	防 御 率
2016年	ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ	2	0	0	0	0	0	0	0	.---	2.0	3	0	1	0	1	0	1	1	4.50
2017年		2	0	0	0	0	0	0	0	.---	4.1	5	3	4	0	2	0	5	5	10.38
2018年		72	0	0	0	4	3	0	31	.571	66.2	67	5	25	4	53	3	25	25	3.38
2019年		30	0	0	0	3	1	0	6	.750	36.0	42	4	22	2	23	1	26	24	6.00
2020年		6	0	0	0	0	0	0	0	.---	6.0	10	1	3	1	2	0	4	4	6.00
2021年	阪神	7	0	0	0	1	2	0	1	.333	5.2	7	1	1	1	3	0	6	5	7.94
2022年		39	0	0	0	0	2	0	7	.000	29.2	26	1	13	1	30	1	8	8	2.43
2023年		51	0	0	0	1	5	1	16	.167	38.2	34	3	13	2	32	6	12	11	2.56
2024年		13	0	0	0	2	0	0	1	1.000	12.0	11	0	7	1	12	2	8	6	4.50
2025年	楽天	54	0	0	0	2	1	1	18	.667	43.2	41	4	19	1	34	3	18	17	3.50
NPB：10年		276	0	0	0	13	14	2	80	.481	244.2	246	22	108	13	192	16	113	106	3.90

関連動画

関連項目

• プロ野球選手一覧
• NPB（日本プロ野球）
• 福岡ソフトバンクホークス　/　阪神タイガース　/　東北楽天ゴールデンイーグルス