寄生虫キムチ

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概要

（韓国で）キムチを生産する16社の製品から寄生虫卵が検出された。
食品医薬品安全庁は10月現在、白菜キムチを生産する502業者の製品を回収し、
検査した結果、16製品(3.2%) から寄生虫卵が検出されたと、3日明らかにした。
これを受け、韓国産輸入キムチから寄生虫卵が検出されたという
中国当局の発表がおおむね事実であると確認されたことになった。
また、キムチをめぐる中国との紛争も、新たな局面を迎えることになった。
今回検出された寄生虫卵は回虫卵4件、犬や猫の回虫卵9件、その他3件で、
犬と猫の回虫卵が多数検出されたのは、
野放しの犬や猫の排泄物がキムチの材料に付着したことによるものと、食品医薬品安全庁は分析した。

2005年11月3日　朝鮮日報

2005年、韓国産のキムチから寄生虫が検出された。
日本にも輸出しているキムチである。
スーパーで販売されている韓国産キムチを数種の中からサンプルとして１パックだけ購入して（ソース：掲示板内>>26）厚生労働省が検査したところ、
その中に寄生虫卵が発見されるという事態が起きた。
  
この事件の後、日本における韓国産のキムチの輸入は減少した。
が、現在（記事作成当時）では民主党により、韓国産キムチは輸入の際に3年間衛生検査免除となっている。

マスコミの報道

この事件で特筆すべきは、マスコミの態度である。
典型的かつ、重大な「食の安全」が脅かされる事件であるにも関わらず、
東京新聞の「かえって免疫力がつく」、毎日新聞の「感染したら、ラッキーかも」等、
無理矢理がすぎるほどに肯定的、かつ好意的に「韓国産キムチに寄生虫が含まれていること」を報道したのである。
雪印や白い恋人、米国のBSEの問題など、「食の安全」に対しては厳しい姿勢をとっていたマスコミが、
韓国のキムチだけは寄生虫が検出されようと肯定的に報道するのは、異常事態であった。
この事例に関わらず、当時からマスコミは韓国に対して異常なほど好意的な報道を行なっていたので、その流れであると言われている。

なぜ、寄生虫が混入されるに至ったのか、被害はどの程度なのか、等、追求すべきことはいくらでもあるにも関わらず、
このような報道体制であったため、結局有耶無耶のまま、話題は沈静化してしまった。

同じ食の安全という問題として、朝日系列などが毒餃子事件に対して擁護するような報道がされていたことも挙げられている（こちらは犯人逮捕、会社が倒産している）

関連項目

• 韓国
• キムチ
• マスコミ（マスゴミ）
• 偏向報道
• 韓国・北朝鮮の関連項目一覧