富樫勇太とは (ゲルゾニアンサスとは) [単語記事]

富樫勇太（とがし・ゆうた）とは、中二病でも恋がしたい!の主人公である。
声優は福山潤

概要

原作とアニメでは設定が異なっているため、個別に解説する。

原作版（原作1巻時点）

中学生時代、邪気眼系中二病だったという黒歴史を持つ高校 1年生。
現在ではその事を隠して高校生活を送っている（つもり）。
数学の小テスト返しの際に起きたとある事件により、小鳥遊六花から一方的に契約を結ばれてしまう。
共働きの両親の代わりに妹二人の面倒を見ているため、女子力が高い。六花いわく料理がとても上手。
正義感が強く、面倒見の良い性格であり、六花についかまってしまう。
意外にも学力は高く、数学はとくに得意。文系科目も70点台を出すなどそこそこの成績を持つ。
六花からの評価は『闇の炎の使い手で魔王にして男の娘で吸血鬼』

他人の中二病に対しては『その内治るんだろうから見守るべき』というスタンスを取る。
そのため、『中二病は更生すべき』と主張する丹生谷森夏を苦手としている。
ただし、自分の黒歴史をつきつけられると絶叫を上げる。

中学2年の時に、唯一の理解者である友達を理不尽に失った経験を持つ。

アニメ版

基本的には原作版を踏襲している。
しかし六花の中二病を初めて見た時にやめる様に諭すなど、中二病には抵抗感を持っている模様。
また六花と同じマンションに住んでいる、クラス委員を森夏ともに務めるなど、ヒロインたちと絡みやすい立ち位置に変更された。

ダークフレイムマスター(闇の炎の使い手)

原作版

冨樫勇太のかつての姿。
勇太は世界を滅ぼす力を持つと伝説に謳われた暗炎竜を、幼い頃体内に封印した。
しかしそれは暗炎竜の力を狙う機関に追われる生活を続ける事を意味していた。
幾多の襲撃を乗り越えた後、勇太は暗炎竜と同調し闇の炎を自在に操れるダークフレイムマスターに覚醒した。
決め台詞は『闇の炎に抱かれて消えろ』

しかし勇太は現在その力をほとんど失っている。
その原因は不明だが、一説によるとある戦いが影響しているらしい。
ダークフレイムマスターとしての唯一の理解者(パートナー）を失った後、
勇太は恐るるべき『神々の黄昏の戦い（ジュケ・ン・ベ・ンキョー）』に挑むこととなった。
その戦いの際、ダークフレイムマスターとしての己に限界を感じた彼は新たな力を得るべく、
『ベ・ンキョー・ノデキ・ル・オレ・カッコ・イイー』の呪文を唱え聖騎士へとクラスチェンジした。
そして勇太は闇の炎の力を引き換えに、その戦いに勝利を収めたのだ。