新しい血族とは、漫画「魔人探偵脳噛ネウロ」に登場する犯罪者集団である。
絶対悪「シックス」を当主とする一族で、その人数は100人にも満たないが、悪意の定向進化により、強大な悪意と強い脳を持つに至った新種の人類たち。しかし実は真に新種と呼べる人間はシックスただ一人であり、「新しい血族」とはシックスに惹かれ、彼のもとで犯罪の才能を華開かせた、特殊な才能を持つ普通の人間であった。
シックスの命のもと、進化の隣人である人間を滅ぼそうと企てており、巨大な研究施設や亜音速のステルス機、政府機関御用達クラスの高度な処理性能を持つノートパソコンなどを所持しており、組織の規模はかなりのものである。
ジェニュインが「シックス」の為に組織した5人の血族からなる破壊の権化。テロ(大量破壊)に長けたスペシャリストで構成されている。それぞれのメンバーについての詳細は個別記事を参照。
シックスの尖兵にして破壊の権化・犯罪のメジャーリーガーであった「五本指」は5人全員が敗北し、うち4人が死亡。死者4人中3人は機密保持のための自殺で、約1名はシックスのご所望により身内の手で粛清。
五本指に入らない工作員や黒服構成員たちも、シックスの「気まぐれ」により意味もなく使い潰されてゆき、ネウロや警察との戦いでも順調に数を減らし、瓦解。シックス自身の分身であり娘でもある手塩にかけたご自慢の護身用生物兵器は、生みの親に反旗を翻し心臓を抉り出すほどの反抗期を迎えた挙句に死亡。ほうぼうの体でステルス機を喚んで逃げ出した心無き当主様は、そのステルス機自身に轢かれて全身靴舐めプレイをさせられながら爆砕した。
結果論ではあるが、「自分はシックス様と同じ、人類より進化した新種なのだ」「だからシックス様の理想のため人類を滅ぼしてもいいんだ」と信奉させられていた者たちが悉く滅びの道を歩み、「影響されたが、それでも俺は人間だ」として血族の通名授与を固辞し、人間としての名を捨てず、人間であることに拘り続けた葛西善二郎だけが、一人生き延びて『シックスよりも長生きする』というささやかな願いを見事叶えたのであった。
「新しい血族」の末路として、これほどまでに皮肉な結果はないだろう。
掲示板
17 ななしのよっしん
2022/03/07(月) 21:31:36 ID: AAdU5Fu6Xk
でもシックスの血族で紛れもなく善人って言えるやつってアンドリューくらいで残りは程度の差こそあれ皆犯罪者だったよね
そのせいかアンドリューの死に方は作中トップクラスでエグかったけど
18 ななしのよっしん
2024/01/25(木) 20:18:34 ID: sh1U8sDaQP
シックスの先祖的には新しい種になったシックスは成功だったのか失敗だったのか… 先祖の目的はあくまで武器制作と一族の繁栄であって人類滅亡じゃないよね。 父親は最初はその悪意に喜んでたけど生きてたら行き過ぎたシックスとの間に諍いが起きてたかも知れん そもそも自分が殺されるとまでは思ってなかったかもしれんし、人類滅亡まで望んでたとは思えないし
19 ななしのよっしん
2025/11/18(火) 22:14:03 ID: gr1V89JZgd
仮に人類滅亡を達成したとしても悪意をぶつける対象がなくなって自壊してたと思う
どこまでも人類ありきの存在なのが皮肉が効いてる
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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