横浜ゴム

横浜ゴム（正式名称：横浜ゴム株式会社、英：THE YOKOHAMA RUBBER CO., LTD.）とは神奈川県平塚市に本社を置くタイヤ・ゴムメーカー。古河グループに属する。

あの何か怖いキャラクターのヨコハマタイヤのブランドで有名。

概要

会社名	横浜ゴム株式会社（The Yokohama Rubber Co., Ltd.）
創立	大正6年（1917年）10月13日
資本金	38,909百万円（2024年12月末現在）
売上収益	1,094,746 百万円（2024年12月期）
決算期	12月31日
代表者	代表取締役会長兼CEO　山石　昌孝 代表取締役社長兼COO　清宮　眞二
本社所在地	〒254-8601　神奈川県平塚市追分2番1号
主要製品	●タイヤ（乗用車用、トラック・バス用、小型トラック用、建設車両用、産業車両用、農業・林業機械用などの各種タイヤ・チューブ） ●ホース配管（ホース、ホースアセンブリ、カップリング） ●工業資材(コンベヤベルト、防舷材、マリンホース) ●航空部品（ウォータータンク）など
従業員数	5,562名（2024年12月末現在・単独） 34,198名（2024年12月末現在・連結）

沿革

1917年10月13日　横浜電線製造（現古河電工）と米国BFグッドリッチとの合弁会社「横浜護謨製造株式会社」として設立。

1920年に横浜市平沼町に平沼工場設立。

1929年に関東大震災により平沼工場壊滅。

1943年、三重県に三重工場設立。

1946年、静岡県に三島工場設立。

1952年、神奈川県の平塚工場を設立。空襲で被災した横浜工場は閉鎖。

1961年、本社ビル「浜ゴムビルヂング」竣工。

1963年、社名を「横浜護謨製造株式会社」から「横浜ゴム株式会社」に変更。

1964年、愛知県の新城工場が操業。平塚市中原にハマタイト（接着剤）工場。

1969年、米国にタイヤ販売会社「ヨコハマタイヤ・コーポレーション」設立。

1973年、米国「エイロクイップ社」と合弁で「横浜エイロクイップ」設立。

1974年、茨城工場で高圧ホースの生産を開始。尾道工場でORタイヤの生産を開始。横浜エイロクイップで長野県、昭光社を買収し、長野工場として継手金具の製造を開始。

1984年、カナダにタイヤ販売会社「ヨコハマタイヤ・カナダ」設立。

1996年、フィリピンにタイヤ生産販売会社「ヨコハマタイヤ・フィリピン」設立。「横浜エイロクイップ社」の全株式を取得し「横浜ハイデックス」に社名変更。台湾にタイヤ販売会社「台湾ヨコハマタイヤ」設立。

2001年、中国にタイヤ生産販売会社「杭州横浜輪胎」設立。

2002年、愛知県に新城南工場を設立。

2004年、中国に高圧ホース組み立て会社「横浜膠管配件（杭州）」設立。

2010年、国内工業品販売会社を統合し「横浜ゴムMBジャパン」設立。

2014年、米国の「YHアメリカ」と「SASラバー」を統合し「ヨコハマ・インダストリーズ・アメリカズ」設立。

2017年、産業車両用タイヤメーカー「愛知タイヤ工業」を買収。

2021年、ハマタイト事業をスイスのSikaグループに譲渡。現シーカ・ジャパン。

2022年、インドのVisakhapatnam（ヴィシャカパトナム）新工場でオフハイウェイタイヤの生産開始。

2023年、Trelleborg社のオフハイウェイタイヤを生産販売するWheel Systems事業買収を完了。

2024年、売上収益が創業以来初の1兆円超え、事業利益1千億円を達成。

創業の精神

1. 生産事業は社会奉仕なり
2. 優秀品の提供を基本方針とし追随を許さず
3. 経営は公平親切を旨とすべし
4. 機械力の充実こそ能率向上の要諦なり
5. 事業の成功のためには大努力を試みるべし

関連リンク

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関連項目

• ヨコハマタイヤ