涼宮ハルヒの巡遊

涼宮ハルヒの巡遊とは、ライトノベル『涼宮ハルヒ』シリーズとアニメ化した『涼宮ハルヒの憂鬱』のスタンプラリーや展示イベント、阪神甲子園球場で行われる野球ペナントレースとのコラボ『涼宮ハルヒの球宴』などを含んだ複合イベントである。

概要

開催期間は2022年7月23日から9月25日まで。コンセプトは『西宮をおおいに楽しむためのイベント』。デジタルスタンプラリーを初め複数個の企画が発表制作されている。

また本イベント専用アプリが地元西宮の会社である兵田印刷より制作され、GoogleplayやApple Storeにて配信されている。内容はデジタルスタンプラリーや塗り絵、AR、マップなどが収録されている。

イベント内容

1.デジタルスタンプラリー

専用アプリを使用し、指定のポイントに行くとスタンプを獲得することが出来る。全て集め終わると景品引き換え画面が出現する。そして引き換え場所のアニメでもよく登場する喫茶店である『珈琲屋ドリーム』に赴いて提示すると景品のコンプリートカードが獲得できる。参加費用は無料。

2.不思議マップAR&聖地巡礼マップ

専用アプリを使用。地図上のチェックポイントに赴きARカメラを起動すると、アニメの場面写を撮影することができる。

3.赤胴車ARラッピング

専用アプリのフレーム写真機能を使う。阪神電車武庫川線の武庫川団地前駅から徒歩十分の距離にある都市機構武庫川団地内の「赤胴車のある広場」の赤胴車にARでラッピングすることができる。

4.阪神本線武庫川線車両特別装飾

四編成をハルヒ一色に装飾、中吊り広告や副標をアニメの場面写を提出する。

5.TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』場面写真展

展示場所は甲子園歴史館。開館時間は午前10時から午後18時まで。入館料はおとな900円。最寄り駅は阪神電気鉄道本線の甲子園駅から徒歩7分。

6.阪神バス鷲林寺線・西宮北線運行車両 特別ラッピング

バス後部のラッピングは描きおろしイラストを使用し、車内はポスターなどを提出している。 

7.コラボ記念入場券発売

阪神電鉄の大阪梅田駅、尼崎駅、三宮駅、子園駅、御影駅、新開地駅の駅長室にて先着順に販売。各駅1000部発行。価格は1000円。

8.阪神タイガース×TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』コラボ試合『涼宮ハルヒの球宴』

2022年9月18日に、阪神甲子園球場で行われる阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズでイベントが開催。内容は試合開始前のイベントにて長門有希役の茅原実里のファーストピッチセレモニーや涼宮ハルヒ役の平野綾によるメッセージ公表、コラボグッズ販売(阪神タイガース公式通販サイトでも販売)、ノベルティのコラボ内輪配布もあった。

当日昼に涼宮ハルヒの憂鬱のプロデューサーの伊藤敦と長門有希役の茅原実里とのトークイベントも開催予定。(事前応募制)

なぜ阪神とコラボなのか。

アニメ劇中には阪急電車の甲陽園駅や西宮北口駅、そして乗車する列車も阪急車がよく登場する。しかし、アニメ時系列順第5話涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴではイメージとして阪神甲子園球場が用いられてるほか、該当する原作でも収容人数からして適当であると思われる。また時系列順第12話～19話のエンドレスエイトではTVの高校野球の映像として阪神甲子園球場が登場する。

また野球のプレイシーンもあり、前述以外にもアニメ時系列順第7話『涼宮ハルヒの退屈』は1回透しての野球回、前述のエンドレスエイトにおいてもバッティングセンターのシーンがある。

2021年には阪神タイガースと原作涼宮ハルヒシリーズとのコラボグッズが制作され、原作イラスト担当のいとうのいぢによる描きおろしイラストも制作されているのが伏線となっている。

また、原作者の谷川流は阪神タイガースファンとザ・スニーカー上で答えたこともある。

主催など

• 主催：阪神電気鉄道株式会社
• 企画：兵田印刷工芸株式会社
• 協力：阪神バス株式会社
•             独立行政法人都市再生機構
•             株式会社KADOKAWA
•             一般社団法人アニメツーリズム協会

関連リンク

• 涼宮ハルヒの巡礼公式サイト(運営:兵田印刷工芸株式会社)

関連項目

• 涼宮ハルヒの憂鬱
• 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
• 阪神タイガース
• 阪神甲子園球場
• 阪神電鉄
• 阪神バス
• KADOKAWA
• 谷川流