滝夜叉姫(あやらぶ)

「退屈じゃ……。そなた、何かして妾を楽しませるが良い」

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https://twitter.com/ayarabu_info/status/1162650294238535680

滝夜叉姫（たきやしゃひめ）とは、『あやかしランブル！』に登場するキャラクター（式神）。

ゲーム内でのキャラ名の正式表記は「亡国の女傑 滝夜叉姫」。

概要

陰陽寮の管轄外にある、アヤカシたちの暮らす町を治めていた頭領。一人称は「妾（わらわ）」。主人公のことは「そなた」と呼ぶ。本人は「滝夜叉様」か「滝夜叉ちゃん」と呼んでほしいらしい。

退屈を嫌い、相手を本気か嘘かわからない"じょおく"でからかって遊ぶ、飄々としたつかみどころのない性格をしている。部下からは「お嬢」と呼ばれ、領民からも慕われていたが、あるとき町を訪れた主人公一行を気に入り、町を部下に任せて「退屈だから」と言って勝手についてきてしまう。

主人公の式神となってからも、つまらなさそうな依頼には協力しないなど気まぐれな振る舞いを続けていたが、ある日、陰陽寮に貼り出されたある依頼書を見た途端、彼女は急に目の色を変え……。

ポンコツキャラが多いあやらぶの中ではわりと珍しい、主人公をリードしてくれるからかい上手のお姉さんタイプのキャラ。あと、どこがとは言わないがサイズ平均値がかなり高いあやらぶの中でも相当でかい。交流エピソードを見ればわかるが結構重い過去を抱えており、交流エピソード内ではその過去の因縁は決着せずに残されているため、今後メインストーリーにも何かしらの形で絡んでくる可能性が高い。

元ネタは平将門の娘とされる同名の妖術使い。あやらぶの滝夜叉姫も元ネタ同様に「滝夜叉姫」という名前は通り名で、本当の名前はハーレムエピソードで主人公に教えてくれるシーンがあるが、プレイヤーには解らないように描写されている。元ネタの通りなら「五月姫」だろう。

ゲーム内での性能

式神データ (霊格上昇・最大限界突破前)
キャラ名	亡国の女傑 滝夜叉姫
レアリティ	☆☆☆☆
属性	水
武器	刺突
隊列	中衛
タイプ	攻勢
実装	初期実装
奥義	極景-蒼槍衾- 赤枠(攻撃) / 消費霊力22 敵ランダムに1倍×5回水属性ダメージ 20秒間自分のスキルダメージ倍率UP(中)
特性	スキルダメージUP(10%)

ランダム多段ヒットする連撃攻撃の奥義が非常に強力な、☆4を代表する有能アタッカー。即戦力パックとして商店で有償石1600で購入可能であり、水属性の火力の柱になる無課金・微課金の星である。

あやらぶは初期キャラのアスカに代表されるように、クリティカル判定の仕様上、多段ヒットする連撃ほど火力が伸びやすく、連撃アタッカーはボス戦における火力の要と言っていい存在である。

滝夜叉姫の奥義は霊力消費22とアタッカーとしては軽めのコストに加え、発動でスキルダメージUPの自己バフをかけることができ、2発目からはさらに火力が伸びる。バースト前は自己バフが途切れないように定期的に奥義を打つだけでよく、バースト後は奥義連発でさらにダメージを稼げるというシンプルな運用で強さを実感できる強力アタッカー。中衛であり、ヒエンやイソタケル、板額御前のような防御面の自己デバフもないため、比較的やられにくいのもポイントが高い。

特殊攻撃も2種類とも攻撃技（特殊1は範囲攻撃、特殊2はランダム連撃）という攻撃特化のスキル構成で、ヤマタノオロチのような会心率・会心威力UPの自己バフを持たないので☆5の多段アタッカーのような爆発力こそ無いものの、火力の安定感はピカイチ。さらに火力の期待値を上げるなら、会心率・会心威力UPの装備を持たせよう。会心率UPの奥義を持つクラマなどのサポーターをお供につけるのも手。

水属性には☆5に同じく連撃アタッカーのミウがいるが、ミウも会心率・会心威力の自己バフを持たないため、霊力解放や限界突破の状況次第では滝夜叉姫の方が火力が出たりする。最終的にはミウの方が火力で勝るとはいえ、ミウには中衛の奥義ダメージ倍率UPの特性があるため、ミウを引いてもお役御免とはならず、ミウとの同時起用でも十分に強い（特に善如龍王を使ってオートで回す際には同時起用がオススメ）。また水属性は現状、範囲アタッカーが恒常には☆3のリアンのみ、あとは限定キャラのマキア（☆4）しかいないため、ボス火力をミウに任せて雑魚処理の役割を担うこともできる。

霊格上昇では、残念ながら奥義の消費・威力・効果は据え置き。しかし霊格1と霊格2では特殊攻撃の威力が強化され、また霊格3で特性に「衰弱状態の敵がいるとき、さらにスキルダメージ倍率UP（+30%）」が追加される。ミウが霊格上昇で奥義の威力が上がるため、ミウがいなければメインの連撃アタッカー、ミウと併用するなら奥義火力はミウに任せての置物サブアタッカー件雑魚処理要員（＋衰弱したボスへの畳みかけ）という役割が明確になった。

総じて☆4の中でもとりわけシンプルに優秀なキャラであり、自己バフのタイミングの見極めなども必要ないため、初心者でも非常に運用しやすいキャラである。あやらぶの戦闘は馴れないうちは霊力運用やバフの管理などが難しいので、滝夜叉姫の最大の魅力は初心者でも直感的に強さがわかりやすい、その圧倒的な扱いやすさにあると言ってもいい。なので、ゲーム序盤で未所持ならば即戦力パックでの購入や星召の印籠での交換対象としては最優先の部類に入る。購入・交換したあとにガチャでダブってしまっても、アタッカーは限界突破でかなり火力が伸びるため損にはならない。仮に序盤で選択チケなどでミウを引いていたとしても、☆5の霊力解放コストの重さを考えれば滝夜叉姫の方が即戦力度は高いと言えるだろう。

特にゲーム序盤、戦力が乏しい段階では滝夜叉姫がいるかいないかで対火属性は本当に全く変わってくる上、上位キャラのミウを引いても共存できるため末永く活躍できることを考えれば、未所持なら1600円出す価値は充分ある。まあ、さすがに早い段階でミウとサスケの両方が揃うとか、限定のハロウィンエヴァ様を所持しているとかなら別だが、最高レアが揃えば低レアがお役御免になってしまうのはこの手のゲームの宿命。それまでは滝夜叉様の火力を存分に頼りにすると良いだろう。

関連動画

関連項目

• あやかしランブル！
• ミウ(あやらぶ) / サスケ(あやらぶ) / マヤ(あやらぶ) - 水属性アタッカー。
• 滝夜叉姫