ミズマルミウとは、『あやかしランブル!』に登場するキャラクター(式神)。
ゲーム内でのキャラ名の正式表記は「破茶滅茶暴君 ミウ」。2021年正月の新春イベントで実装された限定衣裳バージョン「温泉街の征服者 ミウ」についても本項で記述する。
海底の城に住む、世界征服を志す少女。友人(友蛸?)の巨大タコ・ミズマルを常に従え(?)ている。一人称は「私」。主人公のことは「お前」もしくは名前呼び捨てで呼ぶ。ちなみに相棒がタコなのにイカが大の苦手。
海に現れるマガツヒの調査にやってきたところ、謎の触手によって海中に引きずり込まれた主人公一行。主人公が目を覚ますと、その前にふんぞり返って姿を現す。海の支配者らしいところを見せようと、主人公に地味な拷問(?)を仕掛けるが、実は主人公たちを捕まえたのはミウではなく、巨大イカ型のマガツヒであった。
城がそのマガツヒの襲撃を受けた際、主人公に助けられたのがきっかけで、主人公をお婿さんにするべく陰陽寮に押しかけてくる。かくしてミウは、主人公を誘惑しようとあれこれ手を尽くすのだが……。
常に尊大にふんぞり返っているが、あまりにもポンコツかつアホの子ですぐに自爆し、化けの皮すらそもそも被れていないという、大変あやらぶらしいポンコツヒロイン。相棒(というか保護者)のミズマルにもよく呆れられ、墨をぶっかけられているが、戦闘時はミズマルの力を駆使して活躍してみせる。
なお、戦闘時のSDキャラでも戦っているのはミズマルで、ミウはその頭に座って指示を出しているだけなので、一部プレイヤーからはゲーム内ユニットとしてのミウを指してミズマルと呼ばれている。
??「なんでだ!?攻撃してるのが本人じゃないのはオロチやヒナミや卑弥呼もじゃないか!?」
????「ふご……」
ちなみにSDキャラをよく見ると、奥義を撃って画面外に跳ね上がったあと、ミズマルの頭に着地した瞬間はミズマルの墨を自分でも浴びて顔が真っ黒になっている。
同じく海出身の乙姫とは、ミウの城は乙姫の竜宮城の支配地域外なので直接の関係はないらしい(開発チームのツイート
)。2020年8月の水着イベントでは海が舞台だったのに乙姫に海キャラ枠を奪われて出番がなかったが、配布キャラである水着ツカサの交流で出番を確保していた。
元ネタ……というかアヤカシとしての種族ははっきりしていなかったが、後述の2021年正月イベントでの紹介ツイートで海坊主と判明した。
| 式神データ (霊格上昇・最大限界突破前) |
|
|---|---|
| キャラ名 | 破茶滅茶暴君 ミウ |
| レアリティ | ☆☆☆☆☆ |
| 属性 | 水 |
| 武器 | 打撃 |
| 隊列 | 中衛 |
| タイプ | 攻勢 |
| 実装 | 2019/11/11 |
| 奥義 | ミズマルすぷらっしゅ! 赤枠(攻撃) / 消費霊力27 敵ランダムに1.4倍×5回水属性ダメージ ダメージ効果の対象に15秒間暗闇を付与 |
| 特性 | 味方中衛の奥義ダメージ倍率UP(10%) |
2019年11月に☆4のマヤ、☆3のリアンとともに実装された、水属性☆5のランダム連撃アタッカー。水属性では現状、最強の奥義火力を誇るアタッカーである。奥義の威力はヤマタノオロチ(風)や卑弥呼(火)に比べて若干低いのだが、暗闇(敵の命中率低下)がついてくるのが他の☆5連撃アタッカーにはない特徴である。
また特殊攻撃2にスキルダメージ倍率UPの自己バフとともに「自分の奥義霊力消費DOWN(2回)」がついてくるのも大きな特徴。これにより奥義霊力消費が30%ダウンし、2発まで消費18で奥義を撃つことができるようになる[1]。そのためオートよりも手動向きのキャラと言える。
というわけで強力なアタッカーであることは間違いないのだが、会心率や会心威力の自己バフを持たないため、ヤマタノオロチや卑弥呼といった他の☆5連撃アタッカーに比べて奥義火力が伸びにくいという大きな欠点があった。
水属性のサポーターにも会心率UP持ちは限定配布キャラのアイドル鈴鹿御前しかいなかったため、ミウの会心率を上げるには装備や、エヴァやクラマといった別属性のサポーターが必要になり、対火属性での水PTの火力の伸ばしにくさの主な原因になってしまっていたわけである。
そんなわけでオロチ様や卑弥呼様に比べてイマイチ評価の低かったミウだが、2020年10月の1周年に伴う霊格上昇の実装により評価が上昇。霊格1で奥義が1.6倍×6回に大きく強化、さらに奥義に暗闇だけでなく凍傷がついてくるようになる。同じ水属性☆5の置物アタッカーであるサスケが、霊格2で特殊攻撃2に「凍傷状態の場合倍率UP(+1.5倍)」がつくようになったため、霊格上昇したミウの起用でサスケの火力も一緒に大きく伸びるという付加効果がつくようになった(さらにアイドル鈴鹿御前とも霊格3で特性シナジーがつく)。ミウ自身も霊格2では特殊攻撃2の霊力消費ダウン幅がさらに大きくなり、霊格3では特殊攻撃1の威力が強化のうえ自身の付与した暗闇で自己シナジーがつく。凍傷+暗闇で味方の被害も軽減できるため、攻防併せたサポーター兼任の連撃アタッカーという、水属性式神らしい強化が為されたと言えるだろう。さらに限定ではあるがハロウィンエヴァ様がここに加わると、それぞれの付与するデバフで凶悪なシナジーコンボが発生し、それまで火力が伸びにくいと言われていた水PTは一転して最も火力が出しやすいPTにまでなる。こうなるともうミウが会心率UPの自己バフを持たないなんてのは些細なことである。
というわけで、他の連撃アタッカーが自身にバフを盛り盛りにして一撃必殺を狙いに行く運用が強力なのに対し、ミウはその特性も併せ、サスケや滝夜叉姫、そしてハロウィンエヴァ様といった他の同属性中衛アタッカーと一緒に起用して協力体制を築くことで輝くタイプの連撃アタッカーということになる。支配者らしい性能と言える……のだろうか? もちろん奥義火力の爆発力は水属性トップなので、鍛造で会心率・会心威力を盛った武器・防具を装備させたり、限界突破で会心率バフをくれる均衡タイプのキャラ(水属性なら伊呂波と水着ツカサ)をお供につけるなどして、ミズマルに存分に暴れさせてあげよう。
なお、水属性は☆4にも連撃アタッカーの滝夜叉姫がおり、連撃アタッカーの同時起用は霊力運用上効率が悪い場合が多いが、ミウの場合デフォルトで特性が「味方中衛の奥義ダメージ倍率UP」なので中衛の滝夜叉様とは同時起用も可能。というか霊格上昇抜きの場合、滝夜叉様の奥義は普通にミウよりダメージを出したりする。特にサスケがいない場合や、善如龍王を所持していてオートで回す場合には、滝夜叉様をサブアタッカーとしてミウと同時起用するのは充分有用である。もちろんサスケがいるなら、前述のシナジーのこともありサスケとの同時起用がベスト。
2020年10月の1周年に合わせて、ナタク・ヤマタノオロチ・ミウの3人から1人を選べる選択確定召喚券が全プレイヤーに配布され、2周年の2021年10月までの1年間はゲーム開始後すぐにノーコストで入手可能になった。この3人の中だとミウは、汎用性では残念ながらナタク・オロチ様には敵わず、滝夜叉様が即戦力パックで購入可能なこともあり、3人とも未所持の場合には優先度は低い。しかし最終的にはかなり強力な戦力になるため、ミウだけ未所持なら当然として、3人とも所持している場合でも、霊格上昇込みでなら凸目的での選択は充分アリだろう。
| 式神データ (霊格上昇・最大限界突破前) |
|
|---|---|
| キャラ名 | 温泉街の征服者 ミウ |
| レアリティ | ☆☆☆☆☆ |
| 属性 | 風 |
| 武器 | 打撃 |
| 隊列 | 中衛 |
| タイプ | 攻勢 |
| 実装 | 2021/01/01限定ガチャ |
| 奥義 | 我らが無敵の十二足 黄枠(バフ) / 消費霊力18 40秒間自分の攻撃・会心率UP(大) 風属性式神の攻撃速度UP(大) |
| 特性 | 風属性編成の時、風属性式神の攻撃UP(30%) |
2021年正月の逢魔襲来イベント「新春 温泉街覇権争奪バトル」の期間限定ガチャで実装された限定衣裳バージョン。「湯仕乃巫女」の衣裳である。
ミズマルと喧嘩したミウは、主人公やナギを連れ、正月の骨休めに温泉旅館「陰慕炉亭(おんぼろてい)」を訪れる。しかし近くにできた豪華旅館「大國館」の影響で、陰慕炉亭の経営は危機に瀕していた。見かねたミウは、陰慕炉亭を征服し、自らこの潰れかけた旅館を立て直すことを決意するが……。
通常版の交流ではポンコツなアホの子の面ばかりが目立ったためか、こちらのイベントシナリオでは世界征服を目指す支配者としてのミウの器量・カリスマや彼女の内面、そしてミズマルとの絆が物語の軸となる。経営再建に仲間の式神たちを上手く使いこなすなど、口だけではない支配者ぶりとカリスマを見せてくれる。ミウ本人の戦闘力はシナリオ上ではミズハ以下すなわち☆3レベルということが判明してしまったのはきっと気のせい。あと両手は前足扱いで本当にいいの?
まあしかし、なんと言っても最大の衝撃はSDキャラでちゃんとミウ自身が戦っていることである。勝利時にミズマルとハイタッチするのが尊い。ミズマル扱いされてるのは運営も気にしていたらしい。あと寝室はあやらぶ史上最高級の品質だぞ。
キャラ性能としては、奥義で自己バフをかけて連撃の特殊攻撃でダメージを稼ぐ、風属性ではサンタミミに続く素殴りタイプのアタッカー。奥義の自己バフ発動中は特殊1の発動が早くなり、特殊2の威力がアップするというオマケつき。また奥義には風属性式神の攻撃速度UPがついてくるので、サポーター兼任でもあるのは通常版と共通である。味方も強化するのが支配者の証ということだろう。
その分自己バフ奥義としてはやや消費霊力が重めで、限界突破や霊格上昇でも消費霊力は減らないが、効果を考えればむしろ破格に安い。つまるところは消費霊力18で40秒間もの間連撃奥義クラスの攻撃をハイペースで連発するわけで、書いてある見た目の数字のイメージを大きく上回る強力な攻撃力を誇る。通常攻撃型のサンタミミと違って火力のメインは連撃の特殊攻撃なので、通常ミウと同様に鍛造で会心率・会心威力を盛り盛りにし、さらに攻撃速度UPもつけると良いだろう。
また、ポイントとなるのが特性の「風属性編成の時、風属性式神の攻撃UP(30%)」。風属性編成とは要するに風染めのことで、風属性のみの編成でないと発動しない特性になっている。風染めPTを組む分には強力な特性と言えるが、問題は特性を活かそうとすると善如龍王(水)やメグ(光)といった使い勝手のいい他属性のサポーターを起用できないという点。特性を活かすべきか、敢えて特性は捨てて他属性キャラを入れた方がいいのかはボスの攻撃の凶悪さや今後の風属性の強化次第でもあるが、編成上の悩みどころとなりそうである。
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最終更新:2025/12/19(金) 17:00
最終更新:2025/12/19(金) 17:00
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