ミウ(あやらぶ) 単語

ミウ

4.7千文字の記事

「ふわ~~はっはっは! 私はなんて無慈悲な征者なんだ!」

ミズマルミウとは、『あやかしランブル!』に登場するキャラクター(式神)。

ゲーム内でのキャラ名の正式表記は「破茶滅茶暴君 ミウ」。2021年正月の新イベント実装された限定衣バージョン温泉街の征服者 ミウ」についても本項で記述する。

概要

海底に住む、世界征服を志す少女友人(友?)の巨大タコミズマルを常に従え(?)ている。一人称は「私」。主人公のことは「お前」もしくは名前呼び捨てで呼ぶ。ちなみに相棒タコなのにイカが大の苦手。

に現れるマガツヒの調にやってきたところ、触手によって中に引きずり込まれた主人公一行。主人公を覚ますと、その前にふんぞり返って姿を現す。の支配者らしいところを見せようと、主人公地味拷問(?)を仕掛けるが、実は主人公たちを捕まえたのはミウではなく、巨大イカのマガツヒであった。

がそのマガツヒの襲撃を受けた際、主人公に助けられたのがきっかけで、主人公婿さんにするべく陰陽寮に押しかけてくる。かくしてミウは、主人公を誘惑しようとあれこれ手を尽くすのだが……。

常に尊大にふんぞり返っているが、あまりにもポンコツかつアホの子ですぐに自爆し、化けの皮すらそもそも被れていないという、大変あやらぶらしいポンコツヒロイン相棒(というか保護者)のミズマルにもよく呆れられ、ぶっかけられているが、戦闘時はミズマルの力を駆使して活躍してみせる。

なお、戦闘時のSDキャラでも戦っているのはミズマルで、ミウはその頭に座って示を出しているだけなので、一部プレイヤーからはゲームユニットとしてのミウをしてミズマルと呼ばれている
??「なんでだ!?攻撃してるのが本人じゃないのはオロチヒナミや卑弥呼もじゃないか!?
????「ふご……」

ちなみにSDキャラをよく見ると、義を撃って画面外に跳ね上がったあと、ミズマルの頭に着地した間はミズマルのを自分でも浴びて顔がになっている。

同じく出身のとは、ミウの竜宮城の支配地域外なので直接の関係はないらしい(開発チームのツイートexit)。2020年8月水着イベントでは舞台だったのにキャラを奪われて出番がなかったが、配布キャラである水着ツカサの交流で出番を確保していた。

元ネタ……というかアヤカシとしての種族ははっきりしていなかったが、後述の2021年正月イベントでの紹介ツイート海坊主と判明した。

ゲーム内での性能

式神データ
(霊格上昇・最大限界突破前)
キャラ 破茶滅茶暴君 ミウ
レアリティ ☆☆☆
属性
武器 打撃
隊列 中衛
タイプ 攻勢
実装 2019/11/11
ミズマルすぷらっしゅ
(攻撃) / 消費霊力27
敵ランダムに1.4倍×5回水属性ダメー
ダメージ効果対象に15秒間暗闇を付与
特性 味方中衛のダメージ倍率UP(10%)

2019年11月4のマヤ3のリアンとともに実装された、属性5のランダム連撃アタッカー属性では現状、最強火力を誇るアタッカーである。義の威力はヤマタノオロチ)や卑弥呼(火)にべて若干低いのだが、暗闇(敵の命中率低下)がついてくるのが他の5連撃アタッカーにはない特徴である。

また特殊攻撃2にスキルダメージ倍率UPの自己バフとともに「自分の義霊力消費DOWN(2回)」がついてくるのも大きな特徴。これにより義霊力消費が30%ダウンし、2発まで消費18で義を撃つことができるようになる[1]。そのためオートよりも手動向きのキャラと言える。

というわけで強力なアタッカーであることは間違いないのだが、会心率や会心威力の自己バフを持たないため、ヤマタノオロチ卑弥呼といった他の5連撃アタッカーべて火力が伸びにくいという大きな欠点があった。
属性サポーターにも会心率UP持ちは限定配布キャラアイドル鈴鹿御前しかいなかったため、ミウの会心率を上げるには装備や、エヴァクラマといった別属性サポーターが必要になり、対火属性でのPTの火力の伸ばしにくさのな原因になってしまっていたわけである。

そんなわけでオロチ様や卑弥呼様にべてイマイチ評価の低かったミウだが、2020年10月の1周年に伴う霊格上昇の実装により評価が上昇。霊格1で義が1.6倍×6回に大きく強化、さらに義に暗闇だけでなく凍傷がついてくるようになる。同じ属性5の置物アタッカーであるサスケが、霊格2で特殊攻撃2に「凍傷状態の場合倍率UP(+1.5倍)」がつくようになったため、霊格上昇したミウの起用でサスケ火力も一緒に大きく伸びるという付加効果がつくようになった(さらにアイドル鈴鹿御前とも霊格3で特性シナジーがつく)。ミウ自身も霊格2では特殊攻撃2の霊力消費ダウン幅がさらに大きくなり、霊格3では特殊攻撃1の威力が強化のうえ自身の付与した暗闇で自己シナジーがつく。凍傷+暗闇で味方の被害も軽減できるため、攻防併せたサポーター兼任の連撃アタッカーという、属性式神らしい強化が為されたと言えるだろう。さらに限定ではあるがハロウィンエヴァ様がここに加わると、それぞれの付与するデバフ悪なシナジーコンボが発生し、それまで火力が伸びにくいと言われていたPTは一転して最も火力が出しやすいPTにまでなる。こうなるともうミウが会心率UPの自己バフを持たないなんてのは細なことである。

というわけで、他の連撃アタッカーが自身にバフを盛り盛りにして一撃必殺を狙いに行く運用が強力なのに対し、ミウはその特性も併せ、サスケ滝夜叉姫、そしてハロウィンエヴァ様といった他の同属性中衛アタッカーと一緒に起用して協力体制を築くことでタイプの連撃アタッカーということになる。支配者らしい性と言える……のだろうか? もちろん火力爆発力は属性トップなので、鍛造で会心率・会心威力を盛った武器・防具を装備させたり、限界突破で会心率バフをくれる均衡タイプキャラ属性なら呂波と水着ツカサ)をお供につけるなどして、ミズマルに存分に暴れさせてあげよう。

なお、属性4にも連撃アタッカー滝夜叉姫がおり、連撃アタッカーの同時起用は霊力運用上効率が悪い場合が多いが、ミウの場合デフォルト特性が「味方中衛のダメージ倍率UP」なので中衛の叉様とは同時起用も可。というか霊格上昇抜きの場合、叉様の義は普通にミウよりダメージを出したりする。特にサスケがいない場合や、善如龍王を所持していてオートで回す場合には、叉様をサブアタッカーとしてミウと同時起用するのは充分有用である。もちろんサスケがいるなら、前述のシナジーのこともありサスケとの同時起用がベスト

2020年10月の1周年に合わせて、ナタクヤマタノオロチ・ミウの3人から1人を選べる選択確定召喚券が全プレイヤーに配布され、2周年の2021年10月までの1年間はゲーム開始後すぐにノーコストで入手可になった。この3人の中だとミウは、汎用性では残念ながらナタク・オロチ様には敵わず、叉様が即戦力パックで購入可なこともあり、3人とも未所持の場合には優先度は低い。しかし最終的にはかなり強力な戦力になるため、ミウだけ未所持なら当然として、3人とも所持している場合でも、霊格上昇込みでなら的での選択は充分アリだろう。

温泉街の征服者 ミウ

「わーはっはー!看板娘無敵なのだ!」

式神データ
(霊格上昇・最大限界突破前)
キャラ 温泉街の征服者 ミウ
レアリティ ☆☆☆
属性
武器 打撃
隊列 中衛
タイプ 攻勢
実装 2021/01/01限定ガチャ
らが無敵の十二足
黄枠(バフ) / 消費霊力18
40秒間自分の攻撃・会心率UP(大)
属性式神の攻撃速度UP(大)
特性 属性編成の時、属性式神の攻撃UP(30%)

2021年正月魔襲来イベント「新 温泉覇権争奪バトル」の期間限定ガチャ実装された限定衣バージョン。「湯仕巫女」の衣である。

ミズマルと喧嘩したミウは、主人公ナギを連れ、正月休めに温泉旅館「陰慕炉亭(おんぼろてい)」を訪れる。しかし近くにできた旅館「大館」ので、陰慕炉亭の経営は危機していた。見かねたミウは、陰慕炉亭を征し、自らこの潰れかけた旅館を立て直すことを決意するが……。

通常版の交流ではポンコツアホの子の面ばかりが立ったためか、こちらのイベントシナリオでは世界征服す支配者としてのミウの器量・カリスマ彼女の内面、そしてミズマルとの物語の軸となる。経営再建に仲間の式神たちを上手く使いこなすなど、口だけではない支配者ぶりとカリスマを見せてくれる。ミウ本人の戦闘力シナリオ上ではミズハ以下すなわち3レベルということが判明してしまったのはきっと気のせい。あと両手は前足扱いで本当にいいの?

まあしかし、なんと言っても最大の衝撃SDキャラちゃんとミウ自身が戦っていることである。勝利時にミズマルとハイタッチするのが尊いミズマル扱いされてるのは運営も気にしていたらしい。あと寝室はあやらぶ史上最高級の品質だぞ。

キャラとしては、義で自己バフをかけて連撃の特殊攻撃でダメージを稼ぐ、属性ではサンタミミに続く素殴りタイプのアタッカー義の自己バフ発動中は特殊1の発動がくなり、特殊2の威力がアップするというオマケつき。また義には属性式神の攻撃速度UPがついてくるので、サポーター兼任でもあるのは通常版と共通である。味方も強化するのが支配者のということだろう。

その分自己バフ義としてはやや消費霊力が重めで、限界突破や霊格上昇でも消費霊力は減らないが、効果を考えればむしろ破格に安い。つまるところは消費霊力18で40間もの間連撃クラスの攻撃をハイペースで連発するわけで、書いてある見た数字イメージを大きく上回る強力な攻撃力を誇る。通常攻撃サンタミミと違って火力メインは連撃の特殊攻撃なので、通常ミウと同様に鍛造で会心率・会心威力を盛り盛りにし、さらに攻撃速度UPもつけると良いだろう。

また、ポイントとなるのが特性の「属性編成の時、属性式神の攻撃UP(30%)」。属性編成とは要するに染めのことで、属性のみの編成でないと発動しない特性になっている。染めPTを組む分には強力な特性と言えるが、問題は特性を活かそうとすると善如龍王()やメグ()といった使い勝手のいい他属性サポーターを起用できないという点。特性を活かすべきか、敢えて特性は捨てて他属性キャラを入れた方がいいのかはボスの攻撃の悪さや今後の属性の強化次第でもあるが、編成上の悩みどころとなりそうである。

関連動画

関連項目

脚注

  1. *ちなみに善如龍王義による消費霊力減少を重ねがけした場合、善如龍王のぶんはミウの消費霊力減少の1回と一緒に消費される。1発龍王の25%ダウンと合わせて55%ダウンとなり、消費霊力12になるようだ。
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