首絞め(絞首、首を絞める)とは、
首には頸動脈があり、脳へ酸素を供給している。なので首を絞めると脳への酸素供給が止まり、死に至る。実際の事件や過去の死刑の方法としてもよくある殺害方法である。なお、現代日本の絞首刑の場合、実際には窒息死するよりも頚椎の損傷で即死する場合が多く、昔の縄の両端を持った二人の刑吏が縄を引っ張って絞め殺すような文字通りの絞首とは異なるらしい。
柔道、プロレス、総合格闘技などでは裸絞め、チョーク・スリーパー、スリーパーホールドなどの締め技が存在している。また、派生技も多く存在している。
これらの技の場合、相手の首を絞めるのは掌ではなく、腕全体であることが多い。
相手を失神あるいは窒息死に至らしめる危険な技であるため、決まってしまえば相手はすぐさまタップで降参したり、あるいは審判が即座に止めに入るようになっている。
また、足を使った首絞めとして足4の字固め、三角締めなどもある。
アブノーマルなプレイとして、行為中に相手の首を絞めるというものもある。死なない程度に相手の首を絞め、一時的な低酸素状態を作り出すことによって興奮するらしいが、当然死亡事故につながる場合もある。チェコの作曲家フランツ・コツワラや阿部定事件が有名である。また、当然ながら相手の同意がないのにやることも絶対アカン行為である。
2019年のBBCの記事ではイギリスでは1/3の女性がプレイ中に首絞めを含めた暴力経験があるという。→「性行為中に首を絞められた」 英女性3分の1は暴力を経験=BBC調査
2000年代以降、10代の子供たちの間で失神ゲームという首絞めなどによる窒息によりふわふわとした感覚を味わう遊びが流行っており、度々問題化している。→失神ゲーム - Wikipedia
格闘技やバトルを題材とした作品の場合、上記の格闘技での首絞めがそのまま利用されることがある。とはいえ、締め技である以上相手と密着することが必須かつ1対1でしか使えない技であるため、複数対複数の戦いには使いにくい。
少し変わったところでは、「打撃・斬撃がきかない」ような相手に対しても締め技が有効で、首絞めで窒息で失神させて無力化という流れもある。
首絞めを仕掛ける側の腕力が強い場合、窒息ではなく首へのダメージ狙いであったり、そのまま頸椎をへし折ることもある。例えば、『刃牙』シリーズの烈海王の技「転蓮華」は両足で相手の首を絞め、そのまま体ごと傾けることによる首へのダメージを狙う技である。
『キン肉マン』では「ロビンスペシャル」が足で相手の首を絞めて、首へのダメージを狙う技となっている。また「マッスル・スパーク」が全身の関節へのダメージ目的の一環として足で首を絞めている。
創作などでは、片手で相手の首を掴んだうえで持ち上げるという怪力持ちのキャラクターが描かれることがある。相手を壁や床に押し付けて腕の負担を減らしている描き方もある。
人一人を片手で持ち上げられる握力ならば、窒息を狙わずとも相手の息の根を止めるのはたやすい。相手を殺すだけならば、そのまま握力で(首が折れる音)のように頸椎をへし折ってしまえばいい。それでも片手首絞めを選ぶのは相手の苦しむ姿を見たいがゆえであったりする。
リョナや逆リョナのシチュエーションとして創作では登場することもある。女性の太ももで挟まれて首を締めあげられるなどのパターンもあるが、通常の手で首を絞められながらするプレイも人気がある。
掲示板
1 ななしのよっしん
2025/11/30(日) 14:19:06 ID: weqfmXUdiQ
https://
大英帝国では禁止になりましたね…
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/23(火) 18:00
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