鷲羽(列車) 単語

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ワシュウ

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鷲羽とは、国鉄で運行されていた列車名である。

概要

東海道新幹線新大阪駅から宇野駅での高連絡へ連絡する為のエース列車であった。同区間にはうずしおゆうなぎ特急列車もあったが、特急列車は最大3往復に対して急行鷲羽夜行列車含め最大11往復運行されていた。

ところが山陽新幹線新大阪岡山間に開業すると新大阪宇野間を運行していた鷲羽は運行区間が新大阪宇野間であった事から大部分が被っていたので、宇野駅発着は岡山駅発着の快速列車へと譲る事となり夜行列車であった1往復を除き止されてしまう。

ちなみに山陽新幹線岡山駅宇野駅間の快速列車には急行鷲羽時代と同じ車両である153系電車を使用していた為、グリーン車連結されていた。しかし快速グリーン車の利用者数が減った為、前述の残った夜行急行鷲羽の間合い以外はグリーン車止されてしまう。また、夜行急行鷲羽自体も利用者が減った為に止されてしまい、同時に宇野線内の快速グリーン車も全されてしまった。

尚、宇野線快速グリーン車瀬戸大橋線開業に伴う快速マリンライナー設定で復活する事となる。

停車駅

山陽新幹線岡山開業直前の停本数。ちなみに当時の新大阪岡山間の特急新大阪駅大阪駅三ノ宮駅or神戸駅姫路駅岡山駅のみにそれぞれ全列車していた。










































下り鷲羽 1 9 11 11 11 11 11 11 11 0 1 6 0 0 11 3 11 11
上り鷲羽 0 8 11 11 11 11 11 11 11 0 1 7 2 0 11 3 11 11

下り2号・上り9号は相生~東岡山間は赤穂線経由。赤穂線内の停播州赤穂駅・日生・備前片上西大寺上郡駅については準急時代の鷲羽が停していた事があった。

列車名の由来

倉敷市児島駅近くにある鷲羽山から。

変遷

1956年11月 京都宇野広島間に名有料準急が設定される。

1958年10月 京都宇野間が単独運行となる。

1959年9月 準急しうと命名される。

1960年10月 大阪宇野間2往復・京都宇野間1往復の計3往復に増発と共に準急鷲羽漢字表記となる。

1961年10月 下り1本が京都駅始発な他は大阪宇野間の4往復体制となる。

1964年10月 東海道新幹線開業のダイヤ正で本数は4往復のまま運行区間が京都宇野間・新大阪宇野間・大阪宇野間2本・宇野大阪間・宇野新大阪間3本と変更される。

1965年10月 下り7本上り8本に増発。運行区間は京都宇野間・新大阪宇野間3本・大阪宇野間3往復・宇野新大阪間5本。

1966年3月 準急鷲羽急行鷲羽に格上げされる。

1968年10月 11往復に増発。運行区間は京都宇野間・新大阪宇野間8本・大阪宇野間3往復・宇野新大阪間9本。

1969年10月 1往復が赤穂線経由になる。

1972年3月 山陽新幹線岡山開業のダイヤ正で岡山宇野間の快速列車が設定された事に伴い鷲羽新大阪宇野間の1往復に減便。

1980年10月 急行鷲羽止。

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