Earth,Wind&Fire とは、アメリカ合衆国出身のバンドである。
グラミー賞を6回受賞。世界でのCD・レコード総売上は9000万枚以上。2000年にロックの殿堂入りを果たすなど世界的な人気を誇る。
ジャズミュージシャンであるラムゼイ・ルイスのバンドメンバーに抜擢され、世界ツアーに帯同していたモーリス・ホワイトが中心となり、これまでの音楽経験と知識を元にメンバーを集めて結成されたファンクバンド。バンド名はモーリスがアフリカを訪れた際にアフリカの大地から与えられたインスピレーションと占星術師に土、風、火の属性を持っていると診断されたことから。
ワーナーと契約し、1971年にバンド名でもあるアルバム『Earth Wind & Fire』でレコードデビューを果たす。しかし、シングル『Love Is Life』意外はあまりパッとせず、コロムビア・レコードに移籍することに。『Last Days And Time』『Head To The Sky』をリリースしていく内に、流動的だったメンバーも固定化されていく。そして、『Open Our Eyes』を経てリリースされた『That's The Way Of The World』と、リカットされたシングル『Shining Star』が大ヒットを記録。1976年にはモーリスはチェス・レーベル時代からの友人でバンドのアレンジ、プロデュースも担当していたチャールズ・ステップニーと共にカリンバ・プロダクションを設立。『Boogie Wonderland』に参加していたEmotionsらを輩出していった。1978年にはARCレコードを設立。日本でもお馴染みの『September』が初収録された『The Best of Earth, Wind & Fire Vol.1』をリリース。
1980年以降はリスナーに飽きられ始め、ソロ活動に移行。フィリップ・ベイリーはソロシンガーとして、モーリスも音楽プロデューサーとしての活動に邁進するなど、各人がソロミュージシャンやプロデューサーとして活動するようになった。1987年のアルバム『Touch the World』でバンド活動を再開。『Heritage』をもってコロムビア・レコードを離れ、古巣のワーナーに戻っていった。しかし、バンドの新作はどれもヒットにつながらず、余計にソロやプロデュース作品が注目されるだけだった。モーリスは『Avatar』(後に再構成されて『In the Name of Love』と改題)を最後にプロデュース業に専念するようになる。バンマスはフィリップ・ベイリーに交代。1997年にモーリスは神経性障害と診断されるも、後にパーキンソン病を患っていたことが明らかになる。2013年にはラリー・ダン復帰後のアルバム『Now, Then & Forever』をリリース。
メンバーの演奏力や歌唱力からそのパフォーマンスは並大抵の技術では再現できないシロモノと評判だった。アフリカ回帰の思想が生んだグルーヴは奇しくもディスコやテクノによって魅力を評価されなくなってしまった悲劇のバンドでもある。しかし、今でも日本のディスコシーンにおいては無くてはならない存在であり、現在でもその影響をうかがい知ることができるだろう。
掲示板
27 ななしのよっしん
2025/01/24(金) 12:32:17 ID: D0ULtvhcxI
EWFのPVやライヴを見ると、彼らはメロディーに身を任せ、思うがまま、ひたすら楽しく踊ってる。
それを見てると、振り付けがどうのリズム感がどうの、堅苦しいこと言ってる連中が馬鹿馬鹿しく思える。
28 ななしのよっしん
2025/10/11(土) 09:40:57 ID: VLcabTZ/ug
そこそこ最近だけどリトグリとのコラボ曲聴いたら、結構な年ははずなのにまだ当時とさほど変わらないクオリティ維持してて本当にすごいと思った
29 ななしのよっしん
2025/10/11(土) 09:48:04 ID: fnvqpCnCw2
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最終更新:2025/11/11(火) 07:00
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