JR西日本中国統括本部

JR西日本中国統括本部とは、広島市に拠点を置くJR西日本の地方組織である。

概要

コロナ禍の2022年10月1日付けで新設された地方組織で、近畿エリアのJR西日本近畿統括本部と同様に中国地方の3支社5県（鉄道部を含む）及び福岡県内の3駅（小倉駅・博多駅・博多南駅）を統括する組織として設置された。
本部はJR西日本広島支社ビルにあり、広島支社・岡山支社・米子支社の総務部門や企画部門といった現業機関以外を集約しコストカット業務を効率化する目的がある。この組織は中国地方に設けられた鉄道組織としては国鉄時代を含めても最大規模を誇る（国鉄時代の米子・岡山・広島の鉄道管理局がそのまま中国地方3支社の源流となっているため）。

この統括本部設置に伴いJR西日本米子支社をJR西日本山陰支社に名称変更した他、各支社の境界も県境に即した形に変更された（例：因美線智頭駅～那岐駅間は従来岡山支社であったが鳥取県内のため山陰支社へ移管）。ただし、運行管理上の境界駅は従来通りの扱いとなっている。また、広島に総合指令を設置し、そのうえで広島・岡山・米子の指令所を収める形を取っている。
中国統括本部の在来線管轄路線については各支社の項目を参照のこと。
なお、山陽新幹線・博多南線については岡山駅以西の駅業務のみを担当し、その他の業務はJR西日本山陽新幹線統括本部の担当である（新大阪駅はJR東海、新神戸駅～相生駅の駅業務は近畿統括本部の担当）。

各支社の下部組織として山陰地域振興本部と山口エリア統括部がある。

関連静画

関連項目

• JR西日本
• 國鐵廣島
• 國鐵岡山