アベンジャーズとは、以下の意味を指す。
アベンジャーズとは、マーベルより発売されているコミックシリーズに登場する、通称”地上最強のヒーローチーム”である。
マーベルのヒーローたちを集めたヒーローチーム。DCのジャスティスリーグ・オブ・アメリカ(JLA)とよく比較される。X-MENと異なり、参加資格はヒーローであればOKなので、参加者をラインナップすると膨大な人数になる。
2012年には実写版映画『アベンジャーズ』が公開。2015年には実写版映画第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、2018年に実写映画第3弾『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開された。2019年に実写映画第4弾『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開。
2010年からはディズニーXDでTVアニメの「アベンジャーズ 地球最強のヒーロー」が放映されていた(日本では2011年7月から放送)。
2013年に「アベンジャーズ・アッセンブル」にリブートされた(日本では2015年7月から放送。2016年には日本でも地上波放送されている)。
2014年には日本で制作されたテレビアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」がテレビ東京系列で放送された。ニコニコ動画でも配信されていた。詳細は該当記事を参照。
2017年にはやはり日本で制作されたテレビアニメ「マーベル フューチャーアベンジャーズ」がDlife系列で放送された。2018年にはシーズン2が放送。
実写版第1作『アベンジャーズ』は『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース関連作品の一つとして制作された。アメリカでは2012年の5月4日、日本では8月17日に公開された(14・15・16日に先行上映)。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニーピクチャーズ。マーベル・スタジオが手掛けたマーベル・シネマティック・ユニバース関連の実写映画に登場したキャラクターが(ハルクを除いて)演じたキャストも続投したまま再登場する。
興行成績はアメリカだけで累計6億1700万ドル、全世界では史上最速で10億ドルを突破、累計14億8000万ドル以上を記録し、2012年度最高&全世界歴代3位の快挙を達成した。
続編の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は2015年4月に公開された。日本国内でも同年7月より公開された。
三作目である『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日に公開された。今回は日米同時公開である。
『アベンジャーズ』三作目と四作目は以前はまとめて『インフィニティ・ウォー』part1part2の二部構成で、part1が2018年5月4日、part2が2019年5月3日に公開予定とされていたが、2016年5月の報道によると、インフィニティ・ウォーのpart1とpart2は前編後編の関係ではなく全く別の物語であることが明かされ、7月にはインフィニティ・ウォーが単独映画となり、2019年公開の作品は『アンタイトルド・アベンジャーズ(仮題)』と変更になった。。[1][2]
『インフィニティ・ウォー』ではこれまでアベンジャーズのメンバーと直接接点のなかった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーも参戦する。
2018年12月に公開された予告編で第4作のタイトルが『アベンジャーズ/エンドゲーム』となったことが判明した。
アイアンマン、ハルク、ソー、キャプテン・アメリカら、個別の映画で活躍していたヒーローが遂に一堂に会するMCUの記念碑的作品であり、フェイズ1(第1シーズン)のラストを飾る。
アクション・キャラクター・ストーリー等を踏まえたアメコミ実写映画としての質の高さもさることながら、単独の映画として見た場合にも
・公開初週末興行収入
・公開7日間興行収入
・世界興行収入10億ドル到達日数
等々の新記録を樹立し、最終的な全世界興行収入は『アバター』『タイタニック』に次ぐ世界3位を記録するなど、『ダークナイト』に続いてアメコミ映画の枠を超えた大ヒット作品となった。
国際平和維持組織"S.H.I.E.L.D."の極秘施設では、強大なエネルギーを秘めた物体「テッセラクト」(日本語訳では「四次元キューブ」)の研究が行われていた。しかし突如そこにソーの弟・ロキが出現、ホークアイ/クリント・バートンらを洗脳し、テッセラクトを奪い去ってしまう。
事態を重く見たS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーは、ヒーローを集めた最強のチームを結成するという「アベンジャーズ計画」を始動。部下のブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフをハルク/ブルース・バナーの元へ、フィル・コールソンをアイアンマン/トニー・スタークの元へ派遣し、自らはキャプテン・アメリカ/スティーヴ・ロジャースと面会、アベンジャーズへの参加を要請する。
アベンジャーズは再び姿を現したロキを拘束、途中でロキを捕えようとしてソーが乱入する一幕もあったものの、事態は終息するかに見えた。しかし平和維持組織であるはずのS.H.I.E.L.D.がテッセラクトを新兵器開発のために利用していることが判明し、寄せ集め集団に過ぎないアベンジャーズは仲違いを起こす。さらにロキの策略によってホークアイの奇襲を受け、コールソンは死亡、アベンジャーズの面々も散り散りとなってしまう。
失意に暮れる一同だが、ロキの真の計画を察知。地球の危機を前にそれぞれのヒーローがアベンジ(復讐)の決意を固め、ロキとの決戦に挑む。
『アイアンマン』から少しずつ伏線が張られていた「アベンジャーズ」が遂に結成される作品であり、当時のアメコミファンの興奮は想像に難くない。シリーズものの作品ではあるが、作中でそれぞれのキャラクターの魅力・パワーが初心者にも分かりやすく表現されているため、MCU、ひいてはアメコミ入門用の作品としてもおススメ。
ストーリー展開自体はシリアスだが、間に挟まれる小ネタやギャグで程よく緩和されているのも魅力の一つ。特に最終決戦でのロキの扱いは半分ネタキャラと化している。「それで神か」
最終決戦でのチタウリのニューヨーク襲撃は、MCUにおいて一般市民がアベンジャーズの存在や地球外の脅威を知ることになる転換点となるイベントであり、『アイアンマン3』『スパイダーマン:ホームカミング』『デアデビル』など後の作品にも影響を及ぼしている。
前作『アベンジャーズ』においてチームを組んだヒーロー一同が再び集結し、地球の危機に立ち向かう。
タイトルはアメコミでのコミックミニシリーズ「エイジ・オブ・ウルトロン」をベースにしているが、ストーリーはあまり関連性は無い。
作品全体の要素として、前作の勧善懲悪的な面よりもアベンジャーズの過剰なパワーがもたらす危険性が重視されているほか、重要なアイテムであるインフィニティ・ストーンの存在が示唆されるなど、フェイズ3への布石となる点が多い。
アベンジャーズは小国ソコヴィアに存在する、ヒドラ残党の秘密基地を襲撃する。そこには以前ロキが洗脳に用いた杖「セプター」が保管され、様々な研究が行われていた。トニーはセプターを確保するが、一瞬の隙を突かれスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフによってトラウマを刺激され、「アベンジャーズが地球外の脅威によって全滅する」という幻覚を見せられる。
セプターを確保したことで当面の脅威は去ったと安堵する一同だったが、トニーは外からの脅威に対する防衛機能として、セプター内部に存在する人工知能を利用した機械による地球防衛計画「ウルトロン計画」を、バナーと協力して密かに実行する。しかしその結果誕生したウルトロンは地球を救うために人類を根絶すべきと判断してアベンジャーズと敵対、独自の行動を開始してしまう。
トニーの独断行動に非難が集まるが、ひとまず一同はウルトロンとセプターを確保することを優先する。ワンダとその双子の兄弟クイックシルバー/ピエトロ・マキシモフらがアベンジャーズに対して抱く憎しみに目を付けたウルトロンは二人を味方にして、武器商人ユリシーズ・クロウから超金属ヴィブラニウムを大量に入手する。取引の場に駆け付けたアベンジャーズだがワンダの精神操作によって敗北、ハルクは暴走した結果ヨハネスブルグに甚大な被害をもたらすという最悪の結果となってしまう。
それぞれが心身に負った傷を癒すため一行はクリントの家へ案内され、フューリーも合流し、改めてウルトロンへの対策を講じる。一方でワンダとピエトロはウルトロンの真意に気付いたため離反、アベンジャーズに合流する。紆余曲折を経て、双子、さらにヴィジョンという仲間を得たアベンジャーズは一丸となってウルトロンの企みに立ち向かう。
S.H.E.I.L.D.の崩壊、様々なメンバーの加入、拠点となるアベンジャーズ・タワーの登場などで、前作から時間を経てチームとしてのアベンジャーズの存在感が高まっている。一方でソコヴィアの人々や双子の境遇などを通して、超人的な能力を持つ存在によって一般人に危害が及ぶという危険性も多く描かれた。
アクション、ギミックは前作よりもレベルアップしており、ヒーロー間のコンビネーションも多く描かれている。壊れないからといってキャップの盾はぞんざいに扱われすぎじゃないだろうか。
スカーレット・ウィッチとクイックシルバーは、アメコミ原作においてはX-MENのキャラクターである。『X-MEN:フューチャー&パスト』にクイックシルバーが登場しているためMCUでの登場は難しいのではないかと思われていたが、それらとは設定が異なる別人という形で登場を果たす。
またユリシーズ・クロウは『ブラックパンサー』で再登場する、初登場作品が個別タイトルではないという珍しいキャラクター。
MCUにおいて様々な場面で登場したテッセラクト、オーブ、セプター、エーテルといったアイテムについて、インフィニティ・ストーンという共通の設定が明かされる。そしてラストでは、『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』においてチョイ見せだったサノスが遂に動き出すことが示唆される。
正義とは、何か。
MCU19作目であり、MCUフェイズ3の集大成となる…が、フェイズ3の最後にはMCUの総決算とも言える『アベンジャーズ/エンドゲーム』が控えており、その前哨戦という意味合いも強い。
特筆すべきは何といっても登場人物の多さである。今作には総勢20名以上のヒーローが登場しており、MCUに登場した全てのヒーローが出演していると言っても過言では無い。
そしてそのヒーローたちの前に圧倒的な力と意志を持って立ち塞がるのがMCUのラスボスたるサノスであり、全ヴィラン中最強と呼ぶに相応しい姿が描かれる。
「宇宙の全生命を半分にする」という狂気の目的を完遂させるため、強大な力を持つ6つのインフィニティ・ストーン全てを集めるべくサノスが自ら動き出す。
ザンダー星でパワー・ストーンを手に入れた次に狙われたのは、アスガルドからの避難船ステイツマンだった。ソー、ハルクの反撃を苦も無く退け、更に騙し討ちで一矢報いようとしたロキを殺害してスペース・ストーンを手に入れたサノスは、4人の忠臣ブラック・オーダーに地球のインフィニティ・ストーンを集めてくるように命じる。ステイツマンは爆破されるが、ヘイムダルが最後の力を振り絞りハルクを地球へと飛ばす。
ニューヨークでは、バナーの警告を受けてドクター・ストレンジ/スティーヴン・ストレンジがトニーに協力を要請するが、そこにタイム・ストーンを狙うエボニー・マウ、カル・オブシディアンが襲来。宇宙船に連れ去られたドクター・ストレンジを追い、アイアンマンと新スーツを身に着けアイアン・スパイダーとなったスパイダーマン/ピーター・パーカーも乗り込む。
一方スコットランドにいたワンダとヴィジョンはコーヴァス・グレイブ、プロキシマ・ミッドナイトの襲撃を受け、ヴィジョンが重傷を負う。窮地に陥ったワンダとヴィジョンだったが、間一髪のところでキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ファルコンに救われる。一行はアベンジャーズ基地でローディ、バナーと合流。ヴィジョンからマインド・ストーンを取り外して破壊する施設を求め、ワカンダへと向かう。
宇宙では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一行が宇宙を漂うソーを救出。サノスの先回りをするためピーター・クイル、ガモーラ、ドラックス、マンティスはリアリティ・ストーンを持つコレクターの元に向かうが、既にサノスはリアリティ・ストーンを手に入れており、加えてガモーラが連れ去られてしまう。
ソーはサノスと戦うための新たな武器を手に入れるべく、ロケット・ラクーン、グルートと共にニダべリアへと向かう。
ドクター・ストレンジを救出したアイアンマンらは地球外でサノスを止めるべくサノスの故郷タイタンに向かいクイルらと遭遇、共同戦線を張ることにする。
ワカンダに到着したキャプテン・アメリカ一行はヴィジョンからマインド・ストーンを取り外す時間を稼ぐためにブラックパンサー/ティ・チャラ率いるワカンダの戦士達、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズらと協力して、ワカンダに押し寄せるブラック・オーダーの大軍勢と激突する。
地球とタイタンで、宇宙の生命を賭けたサノスとの一大決戦が始まろうとしていた。
登場するヒーローの数は既に述べたが、それぞれの登場人物が巧みに描写されていることも特筆に値する。一人ひとりを描写する時間は決して長くはないが、バトル・会話・その他もろもろでキャラクターの魅力を引き出すシーンが随所に盛り込まれている。またガーディアンズ・オブ・ギャラクシー勢が加わったことで、シリアスとギャグの要素がハイレベルでミックスされているところも見ていて楽しめる点である。
非常に大勢のキャラクターが登場するため、物語は様々な場所で同時進行していく。ニューヨーク、ワカンダ、ニダべリア、タイタンと、場所を変えつつ様々なストーリーが描かれるプロットは先の展開を読ませず、各ヒーローの活躍を描くのに大きく役立っている。
また一方で、監督のルッソ兄弟が「今作はサノスの物語だ」と述べているように、真の主役はサノスだとも言える。多数の障害を前にしても全く躊躇せず、時に犠牲を払いながらも目標に向かって突き進む姿は、掲げる目的は違えど「ヒーロー」と言えなくもない。
そして物語のラストには、MCU最大級の衝撃展開が待っている。アメコミ「インフィニティ・ガントレット」を読んでいる人には想像がつくだろうが…。戦士から農家にジョブチェンジ
最強の、逆襲へ―――。
MCUフェイズ1~3の集大成となる作品。『インフィニティ・ウォー』のラストから生き残ったヒーローが再び集結、サノスに最後にして最大の逆襲(アベンジ)を挑む。
そしてマーベルのアメコミ映画と言えばお馴染みなのがスタン・リーのカメオ出演である。スタン・リーについては2018年11月に訃報が報じられたが、今作が最後のカメオ出演になるという。
アベンジャーズがサノスに敗れ、インフィニティ・ストーンの力で宇宙の生命の半分が消しされてから3週間後、ネビュラとともに宇宙を彷徨っていたトニー・スタークはキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの手によって地球に帰還した。
キャプテン・アメリカ他生き残ったアベンジャーズは失われた命を取り戻すため、インフィニティ・ストーンの奪取をめざし、サノスを襲撃する。しかし、インフィニティ・ストーンは既にサノスによって砕かれていた。失意の中アベンジャーズは地球に帰還し、5年の月日が流れた。
生命の半数が消え、活気を無くした地球ではそれでも生き残った人々が日々を生きて行こうともがいていた。そんな中、量子世界に囚われていたアントマン/スコット・ラングが現実世界に帰ってきた。何もかも変わってしまった5年後の世界に混乱するスコットだが、自分が5年先の未来に来れたという事実から時間旅行の可能性を思いつき、アベンジャーズへ協力を要請する。
時間旅行という難題に対し、アベンジャーズは既にヒーローを引退していたトニー・スタークに協力を求める。トニーは一度は拒否するものの、自分の腕の中で消えていったピーター・パーカーへの無念と家族の後押しを受けてタイムマシンを完成させた。散り散りになっていたアベンジャーズのメンバーも集結し、過去に戻ってインフィニティ・ストーンを手に入れ、失われた命を取り戻すというアベンジャーズ最大の作戦がここに始まる。
過去作の名場面にタイムスリップしてその裏側でインフィニティ・ストーンを手に入れようと暗躍したり、既に失われたはずの家族や大切な人と邂逅するアベンジャーズの面々はまさにタイムスリップ物の醍醐味を体現している。
今作では「家族」も主要なテーマの一つとなっており、失われた家族を取り戻すために戦う者、今の家族を守るために戦う者、家族のきずなを得ようともがく者、新たな家族を手に入れた者などそれぞれの対比もまた面白い。
そしてなにより時間旅行へのしっぺ返しとして過去から現れる強敵との対決は見逃せない。最強の敵とビッグ3との決戦は瞬き一つできないだろう。
もちろん今回も原作コミックを知っているものならついついニヤリとしてしまう要素はてんこ盛り。さらに、MCU過去作での様々なシーンが伏線となっているため、今作以前のMCU22作品を網羅しておけば今作はまた違った姿が見えてくる。
実写版ではヒーローたちのオリジンがコミックとは異なったものになっている。
掲示板
2082 ななしのよっしん
2022/12/25(日) 15:19:58 ID: HmJvXwuuRv
Marvel's Korean Avengers Reveal Why Superheroes Are Always Fighting Robots
https://
韓国版アベンジャーズ
出自はマーベルのアベンジャーズに限らずアメリカ中心で韓国が焦点に当たらない問題を解決するため
らしい
2083 ななしのよっしん
2023/02/13(月) 14:27:51 ID: N6sB7iAE/p
次は日本版アベンジャーズだな
日本出身のヒーローとか詳しくないけど…
せっかくだしウルトラマンも出そう()
2084 ななしのよっしん
2023/03/16(木) 07:10:08 ID: Os4zhPxRSs
シークレット・ウォーズのメインヴィランはやっぱりビヨンダーかな?
急上昇ワード改
最終更新:2023/10/03(火) 07:00
最終更新:2023/10/03(火) 07:00
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