346
241 ななしのよっしん
2018/11/17(土) 04:07:52 ID: uElqeSuPeG
>>240
指揮官としての純粋な腕前がロイエンタールが上というのは分かる
実際多分シュミレーションでもやったら僅差でロイエンタールが勝つと思う
でも実戦になったら何故かラインハルトがいつも勝つ様な気がするんだよな・・・
多分運の差が絶望的だとかそんな理由で
ロイエンタールは正直貧乏神でも憑いてんじゃねえかレベルで能力の割に悲惨な運命辿ってるし
ラインハルトは君何かズルしてない?レベルでツキがある印象
242 ななしのよっしん
2018/11/18(日) 18:42:04 ID: qgkMoR9pcl
ロイエンタールが叛乱時にどんどん湧いてくる帝国軍に「ヤンってやっぱりすげーな、よくこんなのと戦ったな」と感心するところ好き。
243 ななしのよっしん
2018/11/19(月) 00:16:34 ID: 4D/wxYtFfS
ラインハルトは名声が高まりすぎて自縄自縛に陥ったような気はする
一提督だった頃は必要なら後退したり撤退したりもしたんだが
244 ななしのよっしん
2018/11/19(月) 06:02:32 ID: wlSzLxUAcy
まあ、常勝皇帝が負けたり退いたりすることはあってはならないからな。単にプライドの問題というだけでなく、兵の士気や皇帝の名声、ひいては統治の安定性にまでかかわる。
だからこそみんな、「イゼルローン軍や同盟軍の残党ごときに皇帝自らが出て来るのはいかがなものか(戦わなきゃ負けないんだから出しゃばんなよ)」って諫めるわけで。
ただ、それはロイエンタールも同じじゃないかなぁ……ラインハルトが戦術面で選べる選択肢減らしてるのに対して、ロイエンタールは戦略面で選択肢縛ってるみたいな。
ロイエンタール反逆事件を「こうすれば勝てた」説、そこから派生するであろう「ロイエンタール愚将説」は、後世で一定の地位を保ってるように思う。
245 ななしのよっしん
2019/01/13(日) 22:39:18 ID: +F0QMoH9cB
ロイエンタールは戦略面じゃなくて心理面だな
ウルヴァシーの時に便乗してラインハルト抹殺すれば成功するし
ミュラーより先に見つけられるかは運ゲーだが間に合わなくても探してましたと言い訳もできる、少なくとも当初は探す気はあった
ルッツが死んでもうオワタになってからはほぼ玉砕モード
246 ななしのよっしん
2019/01/22(火) 22:29:11 ID: Vl4tFMMzPy
>>241
シュミレーションでもやったら僅差でロイエンタールが勝つと思う
でも実戦になったら何故かラインハルトがいつも勝つ様な気がする
感覚的にとても頷ける。2人を名将たらしめる資質の違いと思う。
ロイエンタールは諦めているから強い。冷め切った目で棋譜を眺めるから、
私欲に吞まれ「見たい現実しか見ない」輩を転がせる。
ラインハルトの強さは絶対的信念(姉を取り戻す)に集約される。
「お上品な」シミュレーションでは、冷静な諦念が勝つ。
「泥まみれの」実戦では、虚無を抱える相手に対し、信念が勝つのだと思う。
247 ななしのよっしん
2019/01/28(月) 23:37:33 ID: HClvQQQmSF
>>245
心理面という言葉で、ロイエンタールにとっての第2次ランテマリオ会戦の意味が違って見えてきた。
あの戦いはロイエンタールにとって「現実逃避」だった。用兵家として全力を尽くさなければならない状態に身を置くことで、事の起こりからの自分の過ちや、確定した破局から目を背けていた。
そういうことだったのかもなあ。
>>246
確かに実戦指揮官としてのラインハルトは、必要とあれば泥臭く敵軍や困難に食らいつく野獣のようなタフさがある。
ロイエンタールには多分そのタフさはなさそうだけど、それはミッターマイヤーに任せていたのかな。
248 ななしのよっしん
2019/02/10(日) 21:10:08 ID: LSwHT0tvfm
後世のロイエンタールには「首領(仮)殺し」なるもので語られているかもしれぬ。
偶然とはいえ旧帝国宰相や正当政府国務宰相に引導を渡す役目を担い、旧同盟元議長に至っては自らの矜持に基づいて私刑を行ったし。
249 ななしのよっしん
2019/04/28(日) 22:06:34 ID: C0kM/IuwVv
ふと思ったのが軍人生活自体、ロイエンタールにとっては現実逃避だったのではないか。
彼にとって軍務に服してる時だけが自分が忌子で親から愛されなかったという
トラウマを忘れられたんじゃないだろうか。(彼が自分のトラウマを認めるとは思えないが)
だから過酷な環境での軍務も顔色一つ変えずに服する事が出来たんじゃないだろうか。
250 ななしのよっしん
2019/04/28(日) 22:41:25 ID: sxNfrmTbRB
現実逃避と言うか、自己肯定感が低くて自己保身よりも刹那的な刺激を求める傾向が強いんじゃないかなって思う
だから、エルフリーゼを一時的に自分の家に住ませたり、ラインハルトに反旗を翻したりしたんじゃないかな
まぁ、叛乱に関しては途中から自暴自棄になってた部分もあるが
251 ななしのよっしん
2019/05/16(木) 15:14:12 ID: 1Rl51jhUjZ
長くなるので連投失礼する。
そもそもロイエンタールは本来野心家じゃなかったように見える。彼の精神構造は、幼少期のトラウマからくる破滅・自罰願望と、人間本来の自尊心のせめぎ合いによって成り立っていたんじゃないか。
生まれてすぐ母親に殺されかけた上に当人が自殺し、父親には「お前は生まれるべきではなかった」と罵り続けられる。当然まともな愛情など一片たりとも与えられず、自殺してもおかしくないほどの精神的外傷を負わされたはず。
そうして「死にたい、自分は生きる価値がない、罰せられるべきだ」という願望を持つようになる一方で、無意識に自分の存在を容認する方法を探した結果、極端な成果主義者になったんだと思う。
「自分には能力があり、疑いようのない明確な結果を出している」という言い訳でどうにか精神の均衡を保てるようになったんじゃないか。そしてある意味才能や能力が結果に直結し、なおかつ死に最も近い場所として、軍隊にを選んだ。
252 ななしのよっしん
2019/05/16(木) 15:19:11 ID: 1Rl51jhUjZ
そう考えると、ロイエンタールは生来の野心家どころか、野心そのものが存在しなかったんじゃないか。軍隊で上を目指したのは、『昇格』という目に見える結果で自滅願望を抑える鎮静剤のようなもので、ラインハルトのような明確な目的に欠けていたように思える。ユリアンが評したように、本来の人格は安定期向きの人だったんじゃないか。
そしてだからこそ、ウルヴァシー事件で誤解を解く努力を早々に諦めてしまったのだと思う。他者に貶められる、すなわち能力がないのなら生きる価値もないのだから。ここまで来たら、皇帝を倒して自ら覇者になるか、戦いで死ぬか。ロイエンタール個人にとって、その二択しか存在しなかったんだろう。
253 ななしのよっしん
2019/10/29(火) 23:37:47 ID: AggY4iD3wq
DNTロイエンタール、初めて見た時は石黒版からだいぶ変わったと思って驚いたがよく見たら髪形が変わっただけで顔立ちはそんなに変わっていなかった
中村さんの声も思った以上にはまっている
254 ななしのよっしん
2019/11/03(日) 21:16:14 ID: EjXd13FGPd
第二次ランテマリオ会戦後のミッターマイヤーの台詞「俺には僚将がいてくれたが、ロイエンタールはただ1人で最後まで戦った(意訳)」は中々深い
ミッターマイヤー、ビッテンフェルト、ワーレンは勿論のこと、回廊を通過したメックリンガー、ホフマイスターやホルツバウアーの奮戦(ファーレンハイトにルッツ)、グリルパルツァーの背信(レンネンカンプ)・・・これだけ多くの将星達と戦い抜いた最後の男とロイエンタールを評することもできる気がする
と同時に、ロイエンタールと戦友達との最後の別れ、送別
255 ななしのよっしん
2020/01/04(土) 23:30:28 ID: 34h4mHAj7L
男らしさの塊に見えて、実際はかなり繊細で屈折したキャラ
そういうギャップも人気の理由か
256 ななしのよっしん
2020/01/05(日) 23:59:33 ID: 4gI3zme2hW
彼の持って生まれた性は今更そう簡単に変えられるものでもないとは思うけれど
どのような時代なら彼の破滅的な本質が顕在化することなく潜在的な可能性
のまま誤魔化されて天寿を全う出来たのだろう…と夢想することはある
257 ななしのよっしん
2020/01/19(日) 22:08:39 ID: AggY4iD3wq
>>256
彼が破滅に向かわずにいるためには武力が重視される動乱の時代ではなく文治主義の太平の時代に生まれることが第一だろう
258 ななしのよっしん
2020/01/19(日) 22:48:16 ID: Wu+BlBAkUy
259 ななしのよっしん
2020/01/29(水) 21:00:25 ID: HClvQQQmSF
>>256
多分、あの時代以外なら、決闘騒ぎでつまらない死に方しない限りは大過なく天寿を全うしそうではあるんだよね。
むしろ、彼の破滅志向を封じるタガを外せる条件が、数百年に一度くらいのタイミングで揃ってしまったというべきかも。
260 ななしのよっしん
2020/01/30(木) 06:42:26 ID: sxNfrmTbRB
>>259
問題は平和な時代でも一歩間違えれば怪盗とかやってしまいそうなんだよな
そういう犯罪者にならずに済んだのは皮肉な事に戦乱の世で戦場と言う場所が有ったからで
もし平和な時代なら、何らかの犯罪に手を染めていそうでは有るんだよ
怪盗ルートなら予告状を出してから盗み出そうとするような
そういうなんというか破滅志向が常に暴走しているような感じの
やっぱり、破滅志向を封じるには幼少期のトラウマを作らない事なんでは?
261 ななしのよっしん
2020/02/16(日) 02:09:19 ID: Vl4tFMMzPy
>>256
私の答えは「自由惑星同盟に生まれ、劣勢の祖国のために尽力する」。戦乱の時代でも構わない。「利他」が重要。
「生きる価値ない」己のためには熱心になれずとも、そんな自分をそれでも慕い、信じてくれる部下のためなら頑張れる。ロイエンタールは、そういう男。
そして劣勢の自由惑星同盟には、(いい意味で)余裕がない。豪奢な宮殿、煌びやかなパーティ、気怠い漁色、
次々に国難降りかかる弱小祖国に虚飾が入り込む余地は、物心両面でない。
困難な状況下、虚無を抱えつつ、なお尽力する人間には「派手さも華やかさとも無縁だが、実直・誠実で優しい女性」が必ず現れる。
終極的に祖国は滅びるかもしれない。
でも、危機対処に追われ続けた一生は、不思議に穏やかで充実した、生きるに値した素晴らしい一生。
262 ななしのよっしん
2020/03/15(日) 00:28:38 ID: HClvQQQmSF
>>261
ロイエンタールが同盟に生まれて、祖国への献身に生きたら、か。面白いIfだとは思うが、同盟にも貴族階級的な閨閥はあるだろう(トリューニヒトからもそんな匂いがする)し、それへの怨念をグツグツと滾らせてそう。
ただ、同盟ならカウセリングなり心療内科なりがありそうなので、そういうところに通うことで、破滅願望やトラウマを乗り越えられそう。
あと、年齢でいったらヤンやラップと同期になるので、彼らの存在がミッターマイヤー相当になるのかな。
263 ななしのよっしん
2020/03/17(火) 11:33:43 ID: 4D/wxYtFfS
なんだかんだで母の一件がロイエンタールの人格形成に大きな影響及ぼしてるので、その前提取っ払ったら大分人となり変わってくると思う
264 ななしのよっしん
2020/03/17(火) 17:07:15 ID: sxNfrmTbRB
>>263
ロイエンタールの本来の気質は保守的な人なんだと思うんだよな
それが母の一件で虐待を受けて、冒険主義、破滅主義的な側面が形成されて
皮肉な事にそれで知勇の均衡がとれた名将へとなったんじゃないかな
まともな家庭で育っていれば有能ではあるが保守的……ある意味ではメルカッツやビュコックと言った老練な名将になっていたと思う
265 ななしのよっしん
2020/03/18(水) 18:38:45 ID: 4D/wxYtFfS
母が貴族社会で精神を退廃させうんたらかんたら…
みたいなのが旧体制への反発の原因の大きな理由のようだから、
それがなくまっとうな家で育った場合、旧体制派の貴族の一人になるかも
軍人も特に志望せず官僚にでもなるか、
父親の後次いで投資家やるかそういう人生過ごすかも
266 ななしのよっしん
2020/03/18(水) 18:50:57 ID: sxNfrmTbRB
>>265
官僚の道に進んだらリヒテンラーデ候みたいな感じになったかもね
凄い皮肉な事だけど
そういう、保守的な側面を見てユリアンが「守成の人」と言う評価を下したのかも
267 ななしのよっしん
2020/04/10(金) 20:14:25 ID: NtsI2e9CP1
>>260
ロイエンタール「俺は戦乱に感謝している。軍人にならなければ犯罪者になっていたから」
こんな感じかw
268 ななしのよっしん
2020/04/17(金) 06:16:58 ID: QVzzg++Ncq
多分ロイエンタールはラインハルトより能力では上で、それどころか銀英伝世界で純粋な能力、勇と智のバランスでは(地の文が言ってたように)最も優れてるんだろうなあ。
ただ能力以外の部分、社会を変えてやるという気概、まあ有り体に言えばやる気でラインハルトに遅れを取っていたと。
269 ななしのよっしん
2020/04/26(日) 12:30:51 ID: 2HytBg1hyi
見た目も能力もやったことも派手だが、心理はすごく繊細である意味凡人とすら言える
こうやってかなり的確な心理分析ができるんだから銀英伝ってやっぱりすごいよなって思う
270 ななしのよっしん
2020/04/26(日) 13:09:52 ID: sxNfrmTbRB
>>267
どっちかと言うとエルフリーデの事を始めてミッターマイヤーに告げた時に言った
「(歪んでいることは)わかって居る。そこまでは正常だ。その後がな」みたいな感じだから
エルフリーデに態々自分が親族の仇だと教えたように、罪を犯して警察から逃げると言う、自分から死地に赴くような真似をしてただろうって話
ベルセルクのグリフィスがガッツの事を評していった言葉で「自分から死地に赴き、にも拘らず全力で死地から脱出しようとする」みたいな事があったけど
そのまんまロイエンタールにも当てはまる感じかな
ほめた!
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