51
31 ななしのよっしん
2017/01/22(日) 21:49:15 ID: 5ExI8otWlq
批判的なレスが多いけど宮城谷って現在最も文章がうまい作家ってわけじゃないからなぁ。
小説よりもネタ帳みたいな春秋名臣列伝が一番面白い。夏姫春秋も元ネタがドン引きなことを除いて読みやすいから、短い方が得意なのかもね。湖底の城も伍子胥っていう派手な題材使ってる割にダラダラ感あるし。
個人的に好きな曹参の解説がしてある楚漢名臣列伝も好きだなぁ。劉邦は文庫化されたら読むようにします。
32 ななしのよっしん
2017/01/29(日) 02:29:32 ID: blGhi5EAc8
33 ななしのよっしん
2017/07/17(月) 21:00:33 ID: vnOE6oF4DV
孟嘗君は抜群に面白い。いろんな人間の思惑で世の中が動いていて、まさに戦国時代という感じがする。個々の人間も魅力的なんだよな。
天空の舟も大変良い。宮城谷作品でオリキャラが一番輝いてる作品。
駄作は太公望。主人公がファンタジーヒーローで万能すぎて、周りのキャラ下げが酷い。周りが太公望スゲースゲー言ってるだけのラノベ主人公作品。史実で似たキャラが主人公の天空の舟と落差が酷い。
日本戦国物は、もっと一次資料読んでくれないと、他の小説家の水準まできてないように思った。
34 ななしのよっしん
2018/10/29(月) 18:06:28 ID: QyuZJ/Bz9A
>>33太公望は周りのキャラを下げてるとは思わんな
望が仕える周の文王、武王は有能で魅力のある人物として書かれてるし
敵側である殷の紂王や大臣たちもそれまでただの暴君、奸臣としてしか書かれていなかったのにこの作品では有能な人物たちとして書かれてるように思うわ
太公望の問題点はオリキャラが無駄に多すぎるところと望が文王と出会うまでの話が長すぎる割に史実パートが短いところだと思う
個人的に少年たちが強大な帝国に挑むという壮大なスケール感は凄く好きなんだけどね太公望
35 ななしのよっしん
2019/03/27(水) 22:03:21 ID: 0Qh58n5aHV
呉漢はどうあがいてもいつもの爽やか主人公にはならんだろ、と思って読んだら普通になってて笑ったわw
36 ななしのよっしん
2019/04/09(火) 12:53:57 ID: gu0xsR95kX
三國志読んでるけどめっさ面白いわ、今5巻
袁紹がテンプレボンクラ過ぎるのが気になるが
董卓はカッコイイ感じなのになぁ
37 ななしのよっしん
2019/10/25(金) 19:20:11 ID: g0kl+wuH+6
諸葛亮や袁紹の評価が異常に低いしな
正直三国志に関してはただの曹操オタクだと思った方がいい
38 ななしのよっしん
2020/02/10(月) 23:03:07 ID: QyuZJ/Bz9A
「草原の風」「呉漢」と光武帝ものを二作続けて読んだがこの時代の事を分かりやすく学べてかつ二作とも面白い作品だった
ただ呉漢の虐殺エピソードとかをカットしてて同時に宮城谷先生の限界も見えた作品でもあったなぁ
まあ爽やかで無いジェノサイドする主人公なんて宮城谷ファンの読者も求めてないだろうけど
39 ななしのよっしん
2020/02/10(月) 23:05:48 ID: QyuZJ/Bz9A
>>37
曹操に関しては結構批判もあるんだけどな
徐州の虐殺があったから曹操は天下を統一できなかったとか言ってたりするし
諸葛亮に関しては他のとは違う諸葛亮書こうとしたらああなったって感じがする
40 ななしのよっしん
2021/02/14(日) 12:01:17 ID: gu0xsR95kX
全部読んだけど諸葛亮そんなに評価低くないと思うけどな
袁紹はまぁ・・・なんか恨みでもあんのかってほどゴミ評価だね
41 ななしのよっしん
2021/02/14(日) 12:06:03 ID: edwfEIBIHi
いやめちゃくちゃ低いよ
袁術の生まれ変わりからみた袁紹みたいな袁紹評に輪をかけて低い評価
42 ななしのよっしん
2021/07/29(木) 01:01:33 ID: QyuZJ/Bz9A
最近、三国志名臣列伝 後漢篇を読んだけど
凄く良かったわ
ぶっちゃけ三国志本編より良いかもしんない
後、こっちだと本編と違って曹操に割と批判的な記述が多いのが意外だったな
43 ななしのよっしん
2021/09/06(月) 21:25:41 ID: 9wZxXREdiz
宮城谷袁紹は近年よく言われている「猜疑心が強い独裁者」な袁紹と合致しているのが面白いな(有能扱いではないが)
それより朱然の評価が低くて泣いた
44 ななしのよっしん
2022/01/15(土) 22:06:13 ID: QyuZJ/Bz9A
日本経済新聞で『諸葛亮』が連載
宮城谷先生、そこまで諸葛亮の評価が高くないと思ってたから主人公にして小説連載とは結構以外だな
45 ななしのよっしん
2022/02/19(土) 19:55:14 ID: TB8LHRzETI
劉邦のことも最初認めてなかったけどあとでコロッと見方を変えたと言ってるし
46 ななしのよっしん
2022/04/02(土) 21:12:44 ID: gu0xsR95kX
47 ななしのよっしん
2022/05/07(土) 16:54:25 ID: vnOE6oF4DV
>>34
今の時代受王再評価とかはある程度当たり前で、まして王家の風日の後で読まれるのだから、そこは評価できないかな。
文王武王が良くかかれるのはそうだが、太公望ラノベ主人公化の割りを食ってるのは周の他の家臣だと思う。
なんでもかんでも主人公の功績にしてしまう大河ドラマみたいなのは好きじゃない
王家の風日でも太公望は無敵キャラっぽくて好きじゃなかったが、視点が周側に移るとなおさら鼻についてしまう。
楽毅も多少その感じがあったが、楽毅には挫折があったし、武霊王とか魅力的なキャラが他にいて楽しく読めた
48 ななしのよっしん
2023/12/06(水) 23:53:11 ID: QyuZJ/Bz9A
『孔丘』読んだが凄く良かった
やっぱ宮城谷先生は春秋戦国時代が一番合ってるなと感じたわ
今までの主人公と比べてただの聖人君子じゃない孔丘のキャラクターも面白い
49 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 21:51:07 ID: ZVZ6VUFB/t
『春秋の色』を読んでいると宮城谷先生が30歳を過ぎるまで、漢文や中国史に縁がなかったと知って意外だった
>>48
やっぱり、春秋戦国時代こそが先生のホームって感じだよね
50 ななしのよっしん
2024/04/13(土) 19:13:02 ID: eZZiiUM2wN
>>37
孔明sageと共に魏延ageし出して三国志のネット界隈によくいる奴と同じような事しか言えんのか…とがっかりした記憶がある
51 ななしのよっしん
2025/06/09(月) 03:53:50 ID: g6XHqeUzsd
どれだけ大量の資料を読み込んだかアピールしたり、歴史に忠実に描いたとか発言する割には、然程に掘り下げて人物や出来事を考察したり理解できていないところや、本人の好き嫌いで登場人物の扱いの差が激しいという欠点は宮城谷のことを高く評価してた司馬遼太郎とよく似ている。
春秋戦国あたりを書いている限りはそれでも問題なかっただろうが、国内にコアなオタクが多い三国志にまで触れてしまったしまったことで、宮城谷のそうした欠点が露呈してしまったように思う。
あとは個人的には人物描写の単調さも気になる。何を題材にしても主人公は好感の持てるスーパーヒーロー、敵対者は何を考えているか分かり難いヤバそうな奴(項羽とか劉備とか)というパターンが多過ぎて、人間描写に多様性とリアリティがない。
そのせいでどうしても氏の小説に対しては「歴史小説」というより「歴史を題材としたなろう系ラノベ小説」といった印象が拭えない。
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