宮城谷昌光とは、日本の小説家である。
古代中国を舞台とした歴史小説を得意としている。
1945年2月4日愛知生まれ。
出版社勤務や塾講師を経たのち、40代でようやく作家として花開いた遅咲きである。
最初は恋愛小説などを書いていたものの至って平凡。
その後、歴史小説を書き始めたことが転機となった。
1990年に『天空の舟』で直木賞候補になると、翌年『夏姫春秋』で直木賞受賞。
歴史小説家として一躍有名となった。
現在は直木賞の選考委員の一人となっている。
2001年には『子産』で吉川英治文学賞を受賞。他にも様々な文学賞や叙勲を受けている。
作品は主として古代中国の偉人を扱ったものが多い。
それも三国志の時代よりはるか昔の殷(商)や周、春秋・戦国時代という、それまでの日本ではあまり馴染みのなかった分野である。
現在でもこの時代を描いた小説は他にはあまりなく、宮城谷氏の独擅場と言える。
歴史考証にあたっては自ら原文の史書を読むほか、金文や甲骨文を独学で勉強したりするなど研究熱心で、その結果あまり一般的ではない独自の解釈を差し入れて物語構成をすることもある。
最近は三国志や日本の戦国時代を舞台とした小説にも手を広げている。
ニコニコ動画では、古代中国をネタにした動画に宮城谷昌光のタグが付けられることがある。
宮城谷作品を読んでいれば分かるネタということであり、古代中国と言えば宮城谷作品ということでもある。
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49 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 21:51:07 ID: ZVZ6VUFB/t
『春秋の色』を読んでいると宮城谷先生が30歳を過ぎるまで、漢文や中国史に縁がなかったと知って意外だった
>>48
やっぱり、春秋戦国時代こそが先生のホームって感じだよね
50 ななしのよっしん
2024/04/13(土) 19:13:02 ID: eZZiiUM2wN
>>37
孔明sageと共に魏延ageし出して三国志のネット界隈によくいる奴と同じような事しか言えんのか…とがっかりした記憶がある
51 ななしのよっしん
2025/06/09(月) 03:53:50 ID: g6XHqeUzsd
どれだけ大量の資料を読み込んだかアピールしたり、歴史に忠実に描いたとか発言する割には、然程に掘り下げて人物や出来事を考察したり理解できていないところや、本人の好き嫌いで登場人物の扱いの差が激しいという欠点は宮城谷のことを高く評価してた司馬遼太郎とよく似ている。
春秋戦国あたりを書いている限りはそれでも問題なかっただろうが、国内にコアなオタクが多い三国志にまで触れてしまったしまったことで、宮城谷のそうした欠点が露呈してしまったように思う。
あとは個人的には人物描写の単調さも気になる。何を題材にしても主人公は好感の持てるスーパーヒーロー、敵対者は何を考えているか分かり難いヤバそうな奴(項羽とか劉備とか)というパターンが多過ぎて、人間描写に多様性とリアリティがない。
そのせいでどうしても氏の小説に対しては「歴史小説」というより「歴史を題材としたなろう系ラノベ小説」といった印象が拭えない。
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最終更新:2025/12/11(木) 19:00
最終更新:2025/12/11(木) 19:00
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