喧嘩番長3 全国制覇とは (ケンカバンチョウスリーゼンコクセイハとは) [単語記事]

喧嘩番長3 全国制覇とは、スパイク（現:スパイク・チュンソフト）から2008年11月27日に発売されたプレイステーションポータブル用のアクションアドベンチャーゲームである。

概要

基本情報
喧嘩番長3 全国制覇
ジャンル	アクションアドベンチャーゲーム
対応機種	PlayStation Portable
発売元	スパイク（現：スパイク・チュンソフト）
発売日	2008年11月27日
対象年齢	CERO:C（15歳以上）
ゲームソフトテンプレート

今作から舞台も時代も一新し、前作から数年経過している（同じ時間軸である４で１より７年後と思われる）。
修学旅行に来なければ卒業出来ないと言われ渋々参加した坂本タカシは、郷都に着くと、全国の各地で一番の番長たちがこの時期に集まって、郷都で頂点を決める恒例行事があることを知り、坂本は親友の沢北洋平とともに日本最強の称号を掛けた争いに参加、７日間に個性的な番長たちとの勝負と、郷都での様々な旅の思い出を作っていく。

よりシビアなリアルタイム進行
３は２のリアルタイムと違い、朝・昼・夜（旅館内）に時間帯が分かれていて、その場所において例外を除く放置可能なイベントは無く、確実に進行する（時間にして数秒に１分経過する）ため様々な交通手段を駆使して、全国の番長たちやイベントを探していく必要がある。
さらに他のマップに行く際にも経過するため、よく考えないと時間帯が昼に切り替わったり、強制的に旅館へ戻ってきてしまう。
旅のしおり
番長たちを探す手がかりとして、その日の朝と昼のスケジュールが記されている各地の「旅のしおり」を手に入れることによって計画を立てやすくなるため、初めは番長対決よりしおり集めを最優先するほうが効率がいい。
基本的にはその勢力のしおりが入手しやすいが、とある勢力はランダムでしおりが手に入る。
また裏タンカを成功させると、開幕から落としてくれる場合がある。
ステータス関係の変化
３からは技のほか、レベル（漢の器）と振り分けたステータス値は引き継がれるほか、上昇自体に基礎の体力や攻撃力なども微妙に上昇しているため、振り分けずとも確実に強くなっていく、このため毎週レベル上げを行う手間は省ける。
またシステムの関係上、体力アップのサプリメントなどのステータス面の便利アイテムはほぼ廃止され、また息切れ防止のアイテムも"息切れしない（消費しない）"から"息切れしにくい（消費を抑える）"に変更されているなど、細かい変更点がある。
地元スペシャル
全国各地の番長は各都道府県の地元スペシャルという前回までの超必殺技に相当する技を持っている。
この技は無敵状態で技を放つことが出来、ダメージを与える今までの技のほか、掴まれると回避不可の攻撃技があったり、通常のステータスUPとは別に追加効果を付加する技も存在し、バラエティ豊富である。
もちろん地元スペシャルは各地にまつわる名産や地形、エピソードなどを元にした技が多い、ただし全てが納得できる地元の名前や技かは不明。
スクリーンショット撮影
ゲーム中のイベントやバトル中にその場面を撮影できる機能（画像データとして保存される）、思い出に撮っておいたり、ちょっとした攻略メモやネタ撮影のために積極的に利用したい機能。

アドホック・モード（夜遊び）

３よりプラットフォームがPSPになり、これに伴ってボタン操作などが変化した部分が多いのだが、最大の特徴が別のプレイヤーと一緒に遊べるアドホック・モードである。
それに該当する夜遊びモードは、それぞれのPSP（1000 型を除く）と同じソフトを持ってるプレイヤーが無線の通信プレイで一緒に遊ぶことができる他、倒した相手から経験値の代わりに通常では手に入らない喧嘩魂や、普段入りにくい高価なものを落とし、喧嘩魂で強化したりお金を稼いだりいいアイテムを獲得できる。
Wi-Fi通信ではないので、離れた相手と遊ぶにはアドホックパーティなどのツール・設備と事前の呼び掛けが必要である。