サイファー(Cipher)とは、ゲーム「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」に登場するパイロット(主人公)である。
※本記事には本編のネタバレが含まれているので、未プレイ者は閲覧注意。
ZEROのプレイヤーキャラクター。TACネーム「サイファー」はヒンディー語で「0」を意味する。コールサインは「ガルム1(Galm1)」。
主な搭乗機はパッケージ機のF-15C。自衛隊の飛行教導隊で使用されている「そとあお」をモチーフにしたカラーリングが特徴。
ベルカによって自国領域のほとんどを占領されたウスティオが招集した外国人傭兵パイロットの1人。ガルム隊隊長として、「片羽の妖精」ことピクシーと共にベルカ戦争に参加する。
初めてピクシーと組んだ時から彼に腕を認められるほどの技量を持つ。彼らが中心となって活躍したことで、首都ディレクタスは奪還され、占領状態にあったウスティオは解放される。
連合軍によるベルカ侵攻時には、要塞グラティサントの陥落、超高層レーザー兵器エクスキャリバーの破壊、B7R上空における大規模空戦での勝利といった戦果を上げた。特にB7R制空戦においては、その圧倒的な戦闘力で劣勢にあった連合軍を優勢に導き、ベルカのエース部隊に加えて前作でブレイズ達を苦しめたグラーバク1と、場合によってはおやじさんを含む多数の戦闘機を撃墜した。この頃から敵味方問わず、畏怖と敬意を込めて「円卓の鬼神」と呼ばれるようになる。
ベルカの7つの核起爆時に相棒のピクシーが行方不明になってしまうものの、新たな2番機PJと共にベルカ残党を叩き、ベルカ戦争を終結させる。
その半年後に出現したクーデター軍「国境無き世界」との戦いでは、ベルカから接収された重巡航管制機フレスベルクを撃墜し、大量報復兵器V2の発射基地であり「国境無き世界」の拠点であるアヴァロンダム要塞を破壊した。そして、「国境無き世界」の構成員として新型機ADFX-02に乗って現れたピクシーと、V2の大気圏再突入阻止を巡って一騎打ちを行い、死闘の末に勝利、「国境無き世界」を壊滅させた。
その後の消息は不明で、歴史の闇に消えていった。
ZEROにおいて彼の人物像は、ジャーナリストのブレット・トンプソンによる取材から制作されたドキュメンタリー番組を通じて、断片的ながら窺い知ることができる。
インタビューにはピクシーの他、サイファーと戦ったベルカ及び国境無き世界のエースパイロットが応じており、それぞれが思い思いに彼のことを語っている。ゲーム内のASG変動により、インタビューに応じる人物や内容に変化が生じる。しかし、インタビューに応じた人間には「少し嬉しそうな顔をしていた」ことが共通していたとトンプソンは語る。
歴代主人公の中でも、ピクシーが劇中で評したように「ひたすらに強い」イメージが先行するキャラクター。「円卓の鬼神」という二つ名や、劇中当時最強を誇っていたベルカのエース部隊を次々と撃破していったことが彼の強さをより印象的なものにしている。
サイファーとピクシーはそれぞれ専用カラーのF-15Cを使用しているため、ガルム隊として2機が並んで飛行するシーンが引き立った映像となるのも人気の高さに繋がっている。
そして何と言っても、最終ミッション「ZERO」におけるサイファーとピクシーの一騎打ちは、最高に熱いラスボス戦としてシリーズファンの間で伝説となっており、本作未プレイの人間にも知られているほど。
以上のことから、サイファーの人気は04の主人公メビウス1に勝るとも劣らないほど高い。
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最終更新:2024/12/02(月) 19:00
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