ウルトラマンレオとはウルトラシリーズ7作目、第二期ウルトラシリーズ4作目の作品である。
重傷を負い変身不可能となったウルトラセブン=モロボシ・ダンに代わり、マグマ星人により故郷を失った
ウルトラマンレオが星人・怪獣と戦う。
明るい作風であった前作のウルトラマンタロウと違いシリアスな展開が多い作品。
狭義の「ウルトラ兄弟」から外れたウルトラマンとしては、初めて登場したウルトラマン。
また、M78星雲以外の出身である数少ないウルトラ戦士であり、その中でもやはり最初に登場した戦士である。
身長:52m(『メビウス』登場時は、何故か1mだけ縮んだ51mだった)
体重:4万8千t
年齢は1万歳。しし座L77星出身。
実は活動時間が短く、他の戦士達が大体3分程度活動可能なのに対し、レオは2分40秒(後に2分30秒)である。
マグマ星人によって故郷を滅ぼされ、ただ一人生き残り(後に弟のアストラの生存が判明するが)、地球に逃げ込んで
きた。普段は青年「おゝとりゲン」として防衛隊MACの隊員とスポーツクラブのコーチを兼任。
怪獣に破れ、変身能力を失ったセブンの意思を継ぎ、新たなウルトラ戦士として地球を守っていく。
それまでに登場したウルトラ戦士と比べると、タロウを除く(後の再設定によりタロウも含む)どの戦士よりも若いため、年齢相応の無謀さや不安定さを見せることもあったが、セブンによって鍛えられる中で一人前の戦士へと成長していく。
それまでの光線(ビーム)技を中心に戦う戦士と違い、格闘技を主体としたパワフルな戦い方が特徴。
最も使用頻度の高かった必殺技は、光線技ではなく『レオキック』なる飛び蹴りである。
戦いの中で光線技も使えるようになるが、「(~ウム)光線」という名称の必殺光線は持たない。
これは(ゾフィーを除く)昭和の主役ウルトラマンとして初のケースであり、後の海外シリーズ・平成シリーズの
何作かの先駆けともなっている。
また、ヌンチャクを操るなど、近接戦闘においてはとにかく他の戦士とは一線を画している。
シリーズ中盤からは、もう一人の「(心の)師」とも言うべきウルトラ族の長老・ウルトラマンキングからウルトラマントを
与えられ、万能武器として活用するようになっていく。
当初はMACの面々や師匠と衝突を繰り返し続け、やっとこさ打ち解けてきたと思った所で円盤生物に彼らと
想い人・友人を(弟分のトオル少年以外)全員殺されてしまい孤独な戦いを強いられるなど散々な目に遭いながらも、
何とか地球を守り通した。
師匠はセブンことMAC隊長モロボシ・ダン。その苛烈な鍛え方は、今なおファンの心に刻み込まれ続けている。
防衛隊全滅に伴いセブンも長らく生死不明扱いだったが、別れ際にカッコイイことを言った割にウルトラの母の
おかげでちゃっかり生き残っていたことが後になって判明。舞台版でその再会の様子が描かれることとなった。
本編の後は正式にウルトラ戦士に認められ、宇宙警備隊員として宇宙各地の事件解決に奔走したり、
新人であるウルトラマンメビウスの腕を試したり共闘したりもしていたが、
「大怪獣バトル」の時代には師匠から息子=ゼロを任せられたため、一端の『師匠』として彼もまた弟子を
持つこととなった。
2人で仲良くレオキックを放つなど、師弟関係は良好な様子。やんちゃな弟子から「ジジイ」などと汚い口を
叩かれることもあるが、それにあまり怒る様子も見せない。セブンが知ったらマジギレするはずだが。
詳しくはアストラを参照。
レオの双子の弟。彼と同じく、L77星が滅ぼされた際に脱出して生き延びていた。
レオと比べて頭の形が若干控えめ。もともとは同じだったようだが、L77崩壊後のウルトラマンキングによる治療の際
こうなったらしい。
兄のピンチにどこからともなく現れ、敵を倒すとどこへともなく去っていく。ある意味兄よりもヒーローらしい。
人間体に変身・憑依したことが一度もない、数少ないウルトラ戦士の一人でもある。
敵と戦う間以外は何をしていたのか本気で不明であり、ナレーションの「行き先は誰も知らない」という言葉どおり、
レオですらも馬鹿正直にその行く末を疑問に思っていた。
結局、本編終了後はレオと共にウルトラの星に移住し、同じく宇宙警備隊のウルトラ戦士として認められた。
最近はもっぱらレオとセットで登場し、ゼロと兄の特訓を見守ったりしている。
「ウルトラマンアストラ」と一度も呼ばれたことがないのは語呂の問題だろうか?
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