ペガサスナイト 単語


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ペガサスナイト

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ペガサスナイトとは、ファイアーエムブレムシリーズに登場する、ペガサスに乗って戦う兵種である。

余談だが、「ペガサスナイト」は株式会社インテリジェントシステムズの登録商標である。

概要

ペガサスに跨り、空を駆ける騎士。やや打たれ弱いものの、素早さ・技・魔防が高く、ほとんどの地形を気にすることなく高い機動力で戦場を駆ける。
高い機動力を活かした遊撃や、単独で先行し険しい地形の先にある目的地を目指すなど、戦術上も非常に重要な役割を担う。
その代わりに「地形効果」を受けられず飛行特効を受けるためかなり脆く、弱点の弓で狙われるとほぼ一撃で落とされてしまう。作品によってはアイテムやスキルで弱点特効を無効化できるが、運用には気を配りたい。

他のシリーズ伝統として「ペガサスナイトは三姉妹」「三姉妹によるトライアングルアタック」があるが、最近の作品ではサジマジバーツを始めそうでもない例が増えつつある。

上級職は『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』ではドラゴンナイトになっていたが、魔防が大きく下がるなど通常のクラスチェンジとは異なるものになっていた。
それ以降はファルコンナイトというユニコーンのように角のある天馬に乗ったクラスになる。剣が使えるようになるか、杖が使えるようになり回復役もこなせるようになる。

なお、シリーズ途中で「ペガサスは男を乗せることを嫌がる」という設定が加わったが、これは同じ伝説の生き物で、処女厨で有名なユニコーンの伝承を味付けしたものと思われる(神話でペガサスに乗ったのは男性のペルセウス)。そのため、ペガサスナイト系は女性専用のクラスとなっている。
ifの天馬武者とダークファルコンは男性もつくことができるが、厳密にはペガサスとは違う種族であると設定されている。

強さの変遷

伝聞や主観が入っているため、加筆求む。
直接戦闘の強さだけでなく、「飛べる」ということのメリットはデカイ。

暗黒竜と光の剣

下級 CC 上級
ペガサスナイト(槍) ドラゴンナイト(槍)

記念すべき第一作目のヒロイン・シーダはペガサスナイト。
また、マケドニア王国白騎士団からパオラ、カチュア、エストの三姉妹が登場する。
今作では、ペガサスナイトからドラゴンナイトにクラスチェンジする仕様なのでミネルバもペガサスナイトだったのかもしれないと考えたり考えなかったり。
また、後の作品と異なり魔法防御は高くない。

外伝

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ペガサスナイト(槍) ファルコンナイト(槍)

アルム軍にはクレア、セリカ軍はアカネイアからご出張のパオラ、カチュア、エストの三姉妹が仲間に加わる。

また、上級職のファルコンナイトが登場したのもこの作品から。どのキャラもHPがやや伸びづらいが、CCすると40にまで上がり、さらに魔物に対して特効が付く。この魔物特効は武器による特効と異なり力の値が3倍される非常に強力なもので、モンスターを相手にすることが多いセリカ軍では心強い戦力。
さらに三姉妹はお約束のトライアングルアタックも使用できる。

今作では弓の被特効が無いと誤解されがちだが、厳密には存在している。
ただしデフォルト装備の「ゆみ」は攻撃力0で特効効果が発生しえないこと、敵で特効が発生する弓系武器を装備しているのは全編を通してもアルム編1章に登場する「はがねのゆみ」装備のアーチャーのみ、しかもその時点ではペガサスナイトのクレアが加入していないこと、敵飛行ユニットにペガサスナイトが存在しないことなどの条件が重なり、特効を受ける機会がない=弓の弱点がないという誤解とも言えない誤解を生んでいる。

紋章の謎

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ペガサスナイト(槍) ドラゴンナイト(槍) ナイト(剣)

第一部『暗黒竜と光の剣』では第1章からペガサスナイトのシーダが参加し、第8章でドラゴンナイトのミネルバ、第11章でペガサス三姉妹の長女パオラ・次女のカチュア、第16章で三女のエストが仲間になる。第二部『紋章の謎』では第2章でカチュア、第3章でパオラ、第5章でシーダ、第9章でミネルバ、第15章でエストが仲間になる。

屋内MAPでは強制的に下馬しナイト(使用武器:剣)になるシステムを採用したため、戦闘能力が少し下がり、魔防・移動力は激減する。役割としては傭兵と被るため、屋内では少し使いづらい。
反面、下馬すれば弱点の弓を気にしなくても良くなるので、場合によっては屋外でも下馬した方が良いことも。

今作では特効を無効化する「アイオテの盾」があるため、それを持たせれば弓を恐れることなく屋外で運用可能に。特に第二部では、序盤で隠しアイテムとして入手可能。

敵及びチェイニーが変身した時の姿は味方と違うグラフィックになるため、敵のペガサスナイトは男なのかもしれない。

聖戦の系譜

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ペガサスナイト(槍B・剣B) ファルコンナイト(槍A・剣A・杖C スキル「連続」)

マップがとにかく広い今作では、「再移動」を利用したヒットアンドアウェイから、遠距離攻撃魔法を持つ崖上の敵を倒したり、遠く離れた村を盗賊に破壊される前に訪問したりと、飛行ユニットの戦術的価値は計り知れない。故に単独行動が多くなるため、十分に鍛える必要がある。
また、上級職としてファルコンナイトが復活。レベルC(クロードが親のフィーはB)止まりではあるが杖が使えるため、いざという時には回復役としても活躍できる。

味方戦力としては、第1部ではシレジア四天馬騎士のフュリー、第2部ではフュリーの娘のフィー、フュリーが誰とも結ばれなかったか戦死してしまった場合はフィーの代替キャラとしてフェミナが加わる。

  • フュリー:第1部で唯一の飛行ユニット。「追撃」を持つ飛行ユニットと言うだけで戦術価値は非常に高い。成長率は平凡なので、強力な武器とステータス増強リングを持たせて運用したい。性格は少し世間知らずで、生真面目に任務を全うする騎士。4章のイベントを起こせば一発で結ばれるため、レヴィンと恋仲になりやすい。
  • フィー:フュリーの娘。魔法系である兄セティとの兼ね合いで父親選びに頭を悩ませることになるが、フュリーから「追撃」を受け継いでいるというだけでも十分に有用。攻略面では魔法系ではレヴィンやクロード、戦士系ではアレクが挙げられやすい。魔法系の親の場合は力の伸びに悩む事もある(ただしレヴィン親の場合は10章のイベントで力+5という破格のボーナス効果を得ることができる)。また、間接攻撃の際は魔法扱いとなる剣も存在しているため、魔法系が父親の場合でも強みは存在している。アレクが父の場合、特効を防ぐ「見切り」を持ったペガサスナイトになるため、弓を恐れる必要はなくなる。
  • フェミナ:フュリーが戦死or未婚(運用上、単独行動が多くなるため未婚で終わる可能性もやや高い)の場合にフィーの代替で登場。「連続」を持つが「追撃」が無く、ステータスもフュリーに毛が生えた程度しか伸びない。ただ運の伸びが50%と高いので、20台まで伸びればフィーよりも回避だけは上になれるかもしれない。また、守備が上昇するイベントもある。

なお、シリーズ恒例の「ペガサスナイト三姉妹」は味方ではなく、敵側で終章に登場するメング・ブレグ・メイベルのファルコンナイト三姉妹である。3人全員が特効・必殺を無効化する「見切り」スキルを備え、耐久力無限の「だいちの剣」を手にトライアングルアタックまで仕掛けてくるため、全力で立ち向かう必要がある強敵。
なお、この三姉妹はシレジアの祖である風使いセティの血を傍系ながら引いている。

他に、フュリーの姉で四天馬騎士の筆頭であるマーニャ、それに続く実力者のディートバやパメラなども登場する。

トラキア776

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ペガサスライダー(槍) ペガサスナイト(槍) (剣)

今作では「ファルコンナイト」は登場しない。ペガサスナイトが上級ユニットとなり、その下級職として「ペガサスライダー」が登場した。なお、天馬から降りて戦うこともでき、城内では強制的に降りて剣で戦うことになる。ステータス低下はそれほどでもない。

最初に加入するのはシレジアのペガサスライダーのカリン。また説得にはかなりの困難を伴うが、カリンは同郷のペガサスナイトのミーシャを説得して仲間にできる。また、オルエンが自軍にいない場合、カリンはマージナイトのイリオスも説得できる。

  • カリン:前半から中盤にかけ、唯一の飛行ユニットとして必要不可欠な存在。今作よりの新システム「かつぐ」を使用し、壁や川を越えて味方ユニットを運ぶことができる。成長率もまずまずな上、単独行動も多いため、ドーピングアイテムを優先的に使っても損はない。特に「レッグリング」は彼女に使うと戦術の幅が一気に広がる。
  • ミーシャ:ルート限定で、少々ややこしい手順を踏むことで仲間にできる。ステータスにはやや不満があるが、空を飛べると言うだけでも戦術的価値は高い。実は前作に登場したシレジア四天馬騎士ディートバの娘である。

カリンの愛馬であるエルメスは男性を乗せる事を嫌がるなど、「ペガサスは女性を好む」設定が生まれたのもこの作品からである。

封印の剣

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ペガサスナイト(槍) ファルコンナイト(槍・剣)

見習いとして傭兵団に所属するシャニー、現役騎士団員のティト、結婚を機に一度退役したユーノのイリア天馬騎士団の三姉妹が仲間になる。

体格システムの影響で、体格の低い女性キャラにとって「槍」は扱いづらい。そのため序盤は少し鍛えづらいが、ある程度成長すると、高い素早さをベースに華麗に避けて2回攻撃を繰り出せるようになり、一気に使いやすくなる。クラスチェンジで槍よりも軽い剣を扱えるようになるため、CC後は剣主体にしてみるととんでもない回避力を発揮する。
言わずもがな弓は弱点。さらに理魔法で猛威を振るう「エイルカリバー」が飛行特効となっている。回避や魔防が高めとは言えど、調子に乗り過ぎないようにしたい。

また、今作はトラキア776の「かつぐ」システムを引き継いだ「救出」システムがある。味方を救出するだけでなく、ユニットを一気に移動させたり、複数の飛行ユニットを出撃させて山越えショートカットや、1ターンで闘技場に何度も挑戦するなど、飛行ユニットは今作も戦術的に重要な役割を担う。

なお本作と次作「烈火の剣」には、体格+救出=25(女性は20)のペガサスナイト(ファルコンナイト)が存在する。
実は男なのかもしれないが、グラフィックや本人の体格は一緒なので馬がゴツイだけかもしれない。

烈火の剣

下級 CC 上級
ペガサスナイト(槍) ファルコンナイト(槍・剣)

今作は気弱なフロリーナ(三女)、強気なファリナ(次女)、生真面目なフィオーラ(長女)のイリア天馬騎士団の三姉妹が仲間になる。若干ゲームバランスが変化したため、『封印の剣』より使いやすくなった。

  • フロリーナ:リン編の早い段階から加入する、伸び盛りの貴重な戦力。
  • フィオーラ:能力バランスが良く、特に魔防が重要のヘクトル編ハードでは重要。
  • ファリナ:ヘクトル編でのみ仲間になるが、仲間にするのに20000ゴールドを要求してくる(値切れない)。しかしそれに見合う強さと成長率はある。

なお、エリウッドは長女のフィオーラと、ヘクトルは次女のファリナor三女のフロリーナと結婚エンドがあるため、組み合わせによっては前作主人公ロイとヒロインリリーナがいとこ同士になる可能性がある。

聖魔の光石

下級 CC 上級
ペガサスナイト(槍) ファルコンナイト(槍・剣)
ワイバーンナイト(槍 スキル「貫通」)

今回は三姉妹ではなく、シレーネとヴァネッサのフレリア天馬騎士の姉妹、そしてフレリア王女ターナが仲間になる。

  • ヴァネッサ:技と速さが高いが、成長率は平凡。
  • シレーネ:魔防が伸びるが、加入が遅く上級職なので鍛えるのは手間がかかる。
  • ターナ:魔防がやや伸びづらい以外は目立つ欠点もなく、加入の早さもあって主戦力になりやすい。

今作の新クラス、ワイバーンナイトは紋章の謎のドラゴンナイトに近いデザインで、力・技・速さ上限がファルコンナイトより1高く、発動すると敵の守備を無視するスキル「貫通」を習得する。その代わり魔防が3低く、剣が使えないデメリットがある。

今作のトライアングルアタックは、先に敵を挟む2名はペガサスナイトかファルコンナイトである必要があるが、最後に発動するキャラはワイバーンナイトでも可能である。つまり、ヴァネッサターナの片方をワイバーンナイトにするとワイバーンナイトになった1名のみが発動でき、両方ワイバーンナイトにすると使用できなくなる

蒼炎の軌跡

下級 CC 上級
ペガサスナイト(槍) ファルコンナイト(槍・剣)
クリミア王女(剣・杖)

飛行ユニットとして戦術的に重要なのは相変わらずだが、「体格が低くても力があれば重い武器を扱える」「特効が3倍から2倍に削減」などの仕様変更により、使いやすさは格段に向上した。

仲間になるのはバカ兄貴マカロフの尻拭いに奔走させられる脱走兵マーシャと、彼女の元上官である神使親衛隊「鬼の副長」タニス、物語の大詰めで戦力として加入するクリミア王女エリンシアがいる。

  • マーシャ:苦労性だが元気印のペガサスナイト。際立って伸びるわけではないが、早い段階で加入する飛行ユニットなので貴重。
  • タニス:後半加入の上級職で、先陣を切って使うことはそうないかもしれないが、友軍の天馬騎士(銀槍ファルコン、鋼槍ペガサス、手槍ペガサスを3体ずつ)を最大6体召喚できる「援軍」のスキルが超強力。特にマニアックで使うと、レベル1なのに技・速さがカンストしているファルコンナイトが来たりする。その便利さは『タニスは「援軍」が本体』とまで言われるほど。
  • エリンシア:終盤に上級職Lv1で加入する。耐久無限で2回攻撃可能な専用武器「アミーテ」を持つが、力が低いためアタッカーにするのは難しい。飛べる回復役としての運用が無難か。

特定のイベントをこなす必要があるが、トライアングルアタックも健在である。

暁の女神

下級 CC 上級 CC 最上級
ペガサスナイト
天馬騎士(槍)

ファルコンナイト
聖天馬騎士(槍・剣)

エンリルナイト
神天馬騎士(槍・剣 奥義「叫喚」)
クィーン
女王(剣・杖 奥義「叫喚」)

「蒼炎」からのマーシャ、タニス、エリンシアに加え、一部で「おっぱい隊長」と呼ばれている神使親衛隊隊長シグルーンも仲間になる。

弓の特効が「武器威力3倍」に戻され、威力が高くて近接攻撃も可能なボウガン系が登場したことで、弓兵に対しては以前より警戒する必要がある。また同じ飛行ユニットであるドラゴンナイト系が「雷魔法」のみを弱点とするように変更されたため、相対的に少し使いづらくなった。

しかし機動力と素早さを活かした2回攻撃は健在で、スキル「練達」を習得させれば弱点を補うことも可能。魔法防御が重要な終章ではさらなる活躍も見込めるだろう。
トライアングルアタックについては、4人のうち3人で囲めばどの組み合わせでも発動可能。
恐ろしいことに、神ですらトライアングルアタックは防げない

新・暗黒竜と光の剣

下級 CC 上級 兵種タイプ
ペガサスナイト(槍) ドラゴンナイト(槍・斧) C
ファルコンナイト(槍・剣)
※天空のムチ使用時
D

リメイク前と変わらず、ヒロインのシーダ、上級加入のミネルバ、その部下のパオラ、カチュア、エストのペガサス三姉妹が加入する。弓に弱いのも変わらず。

今作では「兵種変更」という新要素により、様々なユニットがペガサスナイトになれるようになった。本来なら飛行ユニットが足りないorいないマップにも飛行ユニットを投入可能という非常に大きな戦術的メリットがある。

上級職にも少し変更が加えられ、ドラゴンナイトは「剣・槍」ではなく「斧・槍」を使用できるようになった。また、少し速さが抑えられた代わりに耐久力・攻撃力の上限が伸びている。パオラは丁度良い感じになるが速さが伸びまくるシーダには少し分が悪い。
もうひとつの上級職は「ファルコンナイト」で、Wi-Fi通信限定で入手可能な「天空のムチ」を使用して昇格する。こちらは「剣・槍」を使用し、速さ・魔法防御に優れる。かわりに攻守は少し低め。ファルコンナイトも兵種変更は可能で、ドラゴンナイトの部分がファルコンナイトに入れ替わる。

どうにも非力でレギュラー落ちとなることも多かったシーダには、専用武器として「ウイングスピア」が追加された。軽くて強いうえにレイピアと同等の特効を持ち、お金をかければ「錬成」でさらに強化できるため、シーダ本人の耐久力さえ何とかなるなら十分に強い。

上級職で登場するため育てづらかったミネルバ王女も、登場時に「オートクレール」という三種の神器に匹敵する強力な斧を引っ提げて加入する。兄のミシェイルは斧A槍Bだが、何故かどの難易度でも槍しか装備していない。

新・紋章の謎

下級 CC 上級 兵種タイプ
ペガサスナイト(槍) ドラゴンナイト(槍・斧) C
ファルコンナイト(槍・剣)
※天空のムチ使用時
D

加入メンバーは『新・暗黒竜』と同じで、クラスとしての使用感も前作とほぼ同じ。
今回は「天空のムチ」を作中で普通に入手可能なので、選択肢の幅も広がった。

「兵種変更」については、変更グループに「ソシアルナイト」が追加されたのが大きい。弓が気になるマップで出撃させたい時はソシアルナイトにすれば安心で、槍も変わらず使えるので一石二鳥。また、ソシアルナイトにはHP、力、守備の成長率補正があるのも大きい。この辺りが不足しがちなシーダをこれで育てると一回り強くなる。

例によって三姉妹の性能が抜群に高く、パオラ、カチュアは序盤で仲間になる。

  • パオラ:全体的に初期値が高く、特に力が伸び攻撃力が抜群だが速さや幸運が伸びにくいため注意が必要。ドラゴンナイト以外では剣士やアーチャーにすると弱点の速さを補うことができ、強烈な攻撃力を発揮する。
  • カチュア:相変わらず反則的なレベルでバランスが取れており、物理職なら何にしても最強クラス。
  • エスト:全キャラ中最高の成長率で育てれば最強。しかし、加入が遅くレベルが低いため集中的に育てる必要がある。
  • シーダ:力と耐久力以外は標準以上の性能を持っており、支援効果を与える相手が多い。プロローグ3で第七小隊の相手を務め、章終了時に自ら助力を提案し初めての助っ人となってくれるが、その後の一連の過程がそのまま仲間を増やすことの重要性の説明になっている。

覚醒

下級 CC 上級
ペガサスナイト(槍) ファルコンナイト(槍・杖)
ダークペガサス(槍・魔法)

今回ペガサスナイトとして加わるのは、イーリス自警団所属のスミア、彼女の親友で天馬騎士団員のティアモ、そしてスミアの娘のシンシアの3人。さらにクリア後の配信マップで、本編で暗躍していたインバースを仲間にできる。

クラスとしては機動力と素早さが売り。ただし今回は弓・風魔法に加え、ビーストキラー(獣特効)にも弱くなっていることに注意。なお飛行特効については、有料ではあるがDLCの『紅対蒼 決戦編』で取得できる「アイオテの盾」を使って防ぐこともできる。

また、スキルとしてペガサスナイトでは「速さ+2」と「リフレッシュ」を、ファルコンナイトなら「速さの叫び」と「槍の達人」を、新クラスのダークペガサスなら「移動の叫び」「疾風迅雷」と習得でき、使用武器の違いと併せて上級職での使用感はかなり異なる。

  • ペガサスナイト:スキル「リフレッシュ」が便利。周囲3マス以内に仲間がいない時、ターン開始時にHP20%を回復するため、単独行動する際に役立つ。
  • ファルコンナイト:1ターンのみ周囲の味方の素早さを4上げる「速さの叫び」が便利。レベルEとはいえ杖も使えるので、サポート役としても活躍できる。火力はスキル「槍の達人」による力+5で補えるのも大きい。
  • ダークペガサス:槍の他に魔法も使えるため、守備の高い敵にも対応できる。こちらの攻撃で敵を仕留めた場合、1度だけ再行動ができるスキル「疾風迅雷」がチート級に強い。条件さえ満たせば100%発動するので、敵を撃破→退却の一撃離脱戦法、2体の敵を一度に撃破など、使い勝手は申し分ない。ちなみにダークペガサスでも闇魔法は使えない。

キャラクターごとの特徴としては、

  • スミアシーダタイプの成長系統。耐久力と火力にやや不安を抱えるが、速さと技は十分。シスター/アーマーナイトにもなれるのでアーマーで力や守備を鍛えたりシスターで武器レベルを活かしたりもできる。バトルシスターで「回復」のスキルを得れば安心感も増すだろう。クロムとくっつきやすく、ヒロイン格の扱いを受けることも。
  • ティアモ:バランス型…というか万能型でガンガン伸びていく。さらに傭兵/ダークマージと今作の強クラスを悉く備え、「弓殺し」「魔殺し」で撃墜対策も万全とまさに完璧な性能で、親世代ではトップクラスの性能を持っている。誰もが認める天才だが恋愛は苦手で、クロムに淡い恋心を抱いている。
  • シンシア:父親次第で初期値や成長率が変わる。両親を鍛え上げてから登場させれば、親を超える強さに成長させるのも容易だろう。ヒーローに憧れる天真爛漫な性格。
  • インバース:闇魔法を使用可能になる貴重なスキル「暗闇の加護」を持ち、クリア後加入のため高いステータスを持つが、ルフレ以外と支援がないのが欠点。基本的におまけキャラ。

ダークペガサスで習得できるスキル「疾風迅雷」が強力なため、上記4人以外でもペガサスナイトになれるキャラクターはぜひ習得しておきたい。特に子世代の場合、男性は当然自力取得できない事から継承スキル筆頭候補とされる事が多い。

if

下級 CC 上級
天馬武者(槍) 聖天馬武者(槍・杖)
金鵄武者(弓・槍)
クラス 備考
ダークファルコン(魔法・槍) Lv上限40
ペガサスナイト(槍) FE0連動限定・Lv上限40

白夜王国側がペガサスナイト系、暗夜王国側がドラゴンナイト系の兵種となっている。
名前も天馬武者と和風になり、男性でもこの兵種になることができるようになった

兵種の特徴は今までと大体同じで、機動力と素早さ・魔防が高い。習得スキルは前作から変わっており、自分から攻撃するとき追撃しやすくなる「飛燕の一撃」と、周りに味方がいるときに自分を回復する「和の心」である。

上級職は杖が使えるようになる聖天馬武者と、金鵄と呼ばれる鳥に乗り、弓が使えるようになる金鵄武者。
聖天馬武者のスキルは前回と同じ「速さの叫び」と、自分から攻撃するときに魔法によるダメージを減らす「明鏡の一撃」。
金鵄武者についてはアーチャー(ファイアーエムブレム)を参照。

仲間になるのは白夜王国第一王女ヒノカと、サクラ臣下で完璧主義者のツバキ。また、金鵄武者のユウギリも仲間になる。子世代ではアクアの息子のシグレ、ツバキの娘のマトイが加入する。

  • ヒノカ:バランス型の成長をし、固有スキルは周りの味方の攻撃ダメージを上げる「叱咤激励」。もう一つの資質は槍術士であるため、槍のエキスパートになれる。
  • ツバキ:HP・技・守備が伸びるが速さ・魔防が伸びにくいというペガサスナイト系としては異色の成長をする。固有スキルはHPが最大値の時命中率と回避率を上げる「完璧主義」。もう一つの資質は侍。
  • ユウギリ:主人公としか支援がない、上級職加入の婦人。初期ステータスは高いが年齢のせいかHP・力・速さ以外の成長率は低め。前述の通り金鵄武者であるのだが下級職が天馬武者のためこちらで記述する。加入ステージでは飛行ユニットが活躍するマップのため即戦力として活躍する。固有スキルはダークナイトのスキル「生命吸収」の簡易版といえる「勝者の愉悦」。他の資質は呪い師と忍。
  • シグレ:どのシナリオでもアクアの参入が早いため子世代では早めに加入させられる。特に暗夜王国では唯一の初期天馬武者となるため飛行系が欲しいならぜひ。固有スキルは周囲2マスの味方を最大HPの10%回復させるコマンド「チューニング」。
  • マトイ:前作のティアモにそっくり。父親と違い速さと魔防も伸びる典型的なペガサスナイト型の成長となる。固有スキルは自分より力・魔力が高い時に敵に与えるダメージが+4される「天才肌」。余談だが透魔王国編でルーナを母親にすると容姿がティアモと完全に一致し、加入イベントや会話が専用のものとなる。

天馬武者とは別に、他のルートを2つとも購入したボーナスとして手に入るアイテム「黒天馬の翼」を使うことでダークファルコンになることができる。レベル上限40の特殊な職業で、親子でのスキル継承などはできない。スキルは覚醒のペガサスナイト・ダークペガサスと同じ「速さ+2」「リフレッシュ」「移動の叫び」「疾風迅雷」である。なお今作での「疾風迅雷」は、流石に前作で暴れすぎた反動か味方一人だけで攻陣・防陣を使わずに敵を倒した時のみ再行動可能に弱体化された。
また、FE0との連動で『ペガサスナイトのミネルバ』を仲間に加えることができる。こちらのペガサスナイトもレベル上限40で、修得するスキルは覚醒ペガサスナイトの「速さ+2」「リフレッシュ」と今作の聖天馬武者の「速さの叫び」「明鏡の一撃」となっている。

Echoes

見習い Lv3 下級 Lv10 上級 Lv20 オーバークラス
村人(剣) ペガサスナイト(槍) ファルコンナイト(槍 スキル「退魔」) マッハ(槍・黒魔法 スキル「退魔」)

アルム軍にクレア、セリカ軍にアカネイアからご出張のパオラ、カチュア、エストの三姉妹が仲間に加わる他、ファイアーエムブレムサイファとのコラボDLCで見習い天馬騎士エマが仲間になる。

また、ファルコンナイト及びオーバークラスのマッハでは魔物に対し攻撃が上がる「退魔」を自動で習得する。特にオーバークラスでは黒魔法も扱えるようになるため、魔人などの物理がえらい固い相手に対しても大ダメージを見込めるようになった。ただし黒魔法はファイアーしか覚えないのが難点。

なお、今作でも戦技としてトライアングルアタックが実装されており、三姉妹全員がペガサスナイト系の兵種の時のみ使用可能。発動時にHPを10消費するが、威力+8、命中+30、必殺+40とかなり強力な効果を発揮する。欠点は他作品と異なり、必殺100%ではないこと、それを補おうにも必殺補正のある槍が少ないこと(ほぼ錬成が必要)、そして追撃できないため博打になりやすいところか。

また、エフィが登場したことで村人からペガサスナイトへクラスチェンジすることが可能となった。しかしエフィの場合、村人で覚えた戦技をほとんど継承できない、聖女または神官で覚える白魔法が強力と言った点があるため、ペガサスナイトよりもシスターまたは魔道士の方が推奨される。

  • クレア:技・速さを中心に伸びていくタイプ。1章加入メンバーの中ではシルクに次ぐ魔防の高さとなっており、魔道士や魔女に対し奇襲をかけやすい。特に速さはトップクラスの勢いで伸びるため、「ロムファイア」の戦技「龍霞」(ユニットの速さを攻撃に加算)と非常に相性が良い。
  • パオラ:HP・攻撃・守備に優れ、比較的物理的生存能力は高い一方、紋章同様速さ・幸運に悩まされやすい。加えて魔防がペガサスナイト5人の中では最低なので魔法にも気をつける必要がある。
  • カチュア:パオラよりもレベルが低いが全体的にバランスが良く、姉よりも強い。紋章ほど成長率はぶっ飛んではいないがそれでも全体的に伸びていくタイプ。
  • エスト:HPは伸びにくいがそれ以外は軒並み高い成長率を誇る。魔防も高水準なため魔法のデコイもこなせる。難点は例のごとく中盤での参入かつ低レベルなため育成がしんどいことか。
  • エマ:ファルコンナイトLv1で加入。初期能力はカチュアを一回り強くした感じで、成長率もカチュアから速さを少し削って幸運・守備・魔防に回した感じになっている。ちなみに彼女が持ってくる「見習い天馬の槍」の戦技は「一人トライアングルアタック」で、一人で怒涛の三連撃を叩き込むという勇者の槍もびっくりな性能。

無双

下級 CC 上級 備考
ペガサスナイト(槍・杖) ファルコンナイト(槍・杖)
天馬武者(槍・杖) 聖天馬武者(槍・杖) 白夜兵専用

ドラゴンナイトと並び全職種中最高の移動力20を誇る。飛行系ユニットしか通れない通路もそれなりにあり、輸送役としても活躍が見込める。ユニット相性では例によって剣士系にめっぽう強く、高い魔防で魔道士にも有利。一方で相変わらず弓に弱く、一撃が大ダメージに繋がってしまう。また、重装系ユニットやドラゴン、魔物が苦手で、特に斧重装のグレートナイトやドラゴンナイトが苦手。

味方では高い魔防のシーダ、それなりに平坦なステータスのティアモ、攻撃が高いヒノカの三人が登場。条件を満たせばトライアングルアタックも撃てる。

なお、原作にはいなかった「暗夜のペガサスナイト」も登場する。

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