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毛利元就(戦国BASARA)とは、戦国BASARAの登場キャラクターである。CVは中原茂。
兜の形がオクラに見えることから一部のファンからは「オクラ」と呼ばれ親しまれている。
概要
戦国BASARAの無印（初代）からの登場キャラクター。無印ではNPCだったが2でPCに昇格した。
勝利のためには手段を選ばない冷酷な策略家である。天下を治めることに興味がなく、毛利家の繁栄及び領土の安泰を築くことのみに力を注ぐ(故に他国を積極的に侵略してくる織田信長や豊臣秀吉とは激しく対立する)
三子教訓状にある「毎日朝日に向かって十度念仏を唱えていた」という史実の拡大解釈[1]からか日輪を篤く信仰し、強力な水軍持ち。同じ瀬戸内海を領土としている四国の長曾我部元親とは思想の違いから対立している。
「我を理解できる者は、この世に我だけでよい」の発言通り、他者を寄せ付けない非常に頑な、かつ冷淡な性格である。
しかし算段を乱されたり、思い通りに事が進まないと「計算してないぞ！」と慌てたり、明智光秀や松永久秀に孤独であることを指摘されると逆上するなど、人間らしい一面も持ち合わせてはいる。
自らの兵士を「捨て駒」と呼び（日輪の子らとも呼ぶ時もある）、己も所詮は盤上を動く駒の一つだと思っている。彼を象徴する名台詞として「兵など所詮捨て駒よ！」がある。
「戦国BASARA3」では豊臣全盛期を耐えることを選択し、戦わずに息を潜める。
無駄な戦を回避して国力を蓄えていった結果、徳川軍や石田軍にも劣らぬ強大な勢力へと変貌を遂げた。
利害の一致ということで石田軍の大谷吉継とは秘密裏に同盟を結び、裏で采配を振るう。
今作では今まで以上に冷酷な一面を見せる元就の活躍が見れる。青ルートなど。逆に元親緑ルートでは……。
最新作「戦国BASARA4」では足利派となり、地位を天に還したとは言え、影響力がある帝をタテに日の本全てを安芸とする計画をすすめようとしたが元親や孫市、山中鹿之助との出会いにより最終的にはレベル上げて物理で殴ればいいと言う結論に達する。このほかでは近所の隠し巫女に邪馬台国の女王を名乗って、どう言う原理かは不明だが予言のようなものを与えて手駒にしようとしていたり、その隠し巫女と厳島で曇りＶＳ日輪対決をしたり、ステージによっては空中要塞に居たりした。
属性は光、使用武器は輪刀（2以降）。無印での武器は采配、属性は炎。
弾き手『壁』、誘い手『幻』など罠系の固有技を多く持ち、それ等を駆使して敵を翻弄する戦い方が求められる。
輪刀で直接攻撃する固有技もあるにはあるが、数はあまり多くない(だが敵を寄せ付けないようにするには十分)。
基本ステータスもあまり高いとはいえないため、バサラ屋でパラメーターやバサラ技の補強をすると安全に戦える。
黒歴史＝サンデー毛利
前述通り非常にクールな印象のキャラクターである彼だが、戦国BASARA2のザビーorまつのストーリーにてそのイメージは大崩壊した（※関連動画を参照）。
戦国BASARAの世界に存在する、ザビーを教祖とする胡散臭い「ザビー教」との戦いに敗れたことをキッカケに、彼のようにクールな性格とは最も縁遠いような胡散臭い宗教にあっさりと入信。しかも熱心な信者になってしまう。
教祖ザビーに「サンデー毛利」という洗礼名を与えられれば堂々と「我はサンデー毛利」と名乗り、ザビーを神のように崇め、捨て駒にしてきた毛利軍の兵も全て熱心なザビー教信者にするという、ライバルである元親でも「さすがの俺でもこれは引くわー…」という有様になってしまった。（※一応捨て駒の一部はそんな彼に戸惑いを隠せなかった）
「愛のために」とか言いだしてるので冷たい性格は多少柔らかくなっている（口調も明らかに優しくなる）
PSPソフト「戦国BASARA BATTLE HEROES」においても、彼はザビーのストーリーで教信者に転身してしまう。
ザビーの布教活動(という名の全国リサイタル)を効率よくするため、あらゆる計画を立てるタクティシャン振りを発揮。
この時は冷静ながらも、どこか笑えるツッコミや言動を披露する、もう珍しくない元就の姿が見れる。
戦国BASARA3においても、2においてサンデー毛利へと変貌していたのが正史であるらしく、戻りかけたことがある。
しかし本人は当然なかったことにしておきたいらしく、必死にサンデーへ戻ってしまうことを拒否している。
しかし。
戦国BASARA3宴、大友宗麟のストーリーの最終章では――。
そして戦国BASARA4では夜のザビーランドで非常に弾けた、弾けすぎたサンデー毛利を見ることが出来るようになる。チェストとかギャロップとかバンビとかも居るけど。その弾けすぎは、キャラによってはシリアスをしているはずなのにムービーが出ただけで一瞬でシリアスが完膚無きまでに破壊されるぐらいである。
戦国BASARAX
戦国BASARAシリーズの格闘ゲーム版である戦国BASARAXでは
｢何故使用可能キャラなのかわからない｣
「相手が毛利を使ったらそれは『（さっさと終わらせて）飯食いに行こうぜ』の合図」
などと言われるほどのチートキャラ。間違いなく戦国BASARAXで一番強い。
彼を使えば相手が誰であろうと勝てる。だってあの仕様だもの。
しかしどうしてそうなったのかを説明すると長くなるので、詳しくは戦国BASARAX(キャラクター)の記事を参照。
関連動画
愛なら仕方ないな
関連コミュニティ
関連項目
脚注
- *念仏を唱えた、というところから分かるようにあくまで仏教徒としての行為であり、太陽崇拝をしていたわけではない。このことは同じ三子教訓状で子供たちに信心を篤くすることを勧める下りの中で「念仏を唱える相手は太陽でも月でもいい」と書いていることからも分かる。
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