真・三國無双6とは、コーエーテクモゲームスから2011年3月10日に発売されたアクションゲームである。
2012年には猛将伝がセットになったPC版も発売されている。
概要
前作『真・三國無双5』から3年ぶりのナンバリングタイトル。
本作からこれまでの『魏、呉、蜀』に加え、五丈原の戦い以後の魏の面々で構成された『晋』が登場する。
イベントシーンでは、戦闘からイベントへ、イベントから戦闘へがシームレスで表現される。
また、戦闘システムは5の「連舞システム」から4までの「チャージシステム」に戻った。さらに、戦闘中に武器2種類を自由に切り替え攻撃できる「ヴァリアブル攻撃」システムが追加。2種類の武器を装備し、戦闘中に交換して使うことが出来る。真・三國無双5で不評だったコンパチ(モーション被り)は完全には解消されていないが、武将ごとに個別のEX攻撃(追加のチャージ攻撃)が使えるため使い勝手が異なるなど工夫が見られる。
本作から無双乱舞の仕様が変更され、以前までのシリーズでは「ゲージが続く限り持続する」無双乱舞だったが
今回からは無双ゲージはストック制となり、「ストックされた回数分だけ単発の必殺技が炸裂する」仕様となった。
それに伴い、無双ゲージ増加アイテムの「老酒」と「玉ジ」 の効果も変更されている。
本作から無双モードは「ストーリーモード」に名称が変更。真・三國無双3以来3作ぶりとなる勢力別のシナリオとなる。しかし3とは異なり、1勢力のストーリー中にその戦場で活躍した武将を順番に使っていく形となる。場合によっては育っていない武将でプレイしないといけなくなるが、その場合は他のモードで成長させてから挑むことも出来る。
フリーモードは存在しない一方でクロニクルモードというやり込みモードが存在する(従来の修羅モードなどに近い)。
公式発言まとめ
- 3D対応ゲームとなっており、3D対応テレビ(3D対応ディスプレイ)と3Dメガネを用意すればより臨場感のある戦闘を楽しむ事ができる。
- ストーリーモードの流れは勢力選択→ステージ毎に決まったキャラで攻略。
- クロニクルモードは各キャラに専用シナリオあり。IFシナリオも存在する。
- 士気ゲージの表示を廃止(表示がなくなるだけで士気システムそのものは健在)。
- DLC配信あり。
- 敵の群がり具合は「無双OROCHI Z」並み。
- 『他』勢力はクロニクルモードのみ。
- カラーチェンジあり。
- 声優の変更無し。
- ユニーク武器は存在。
- 年齢設定は変更無し。
- 無双武将(PC武将)は60人以上。
- 卑弥呼や三蔵、悟空、伏犠、女媧、太公望の参戦は無し。
- エディットモード無し。
- オープニング編集無し。
- 勝利ポーズはイベントの進行をスムーズにするためカット
- 劉備の髭は本作もなし。物語の途中で生える事もない。無料配信の過去コスチュームで我慢しよう。
…が、復活の兆しアリ。
猛将伝
新規武将(郭嘉、王異)追加、龐徳復活。新規武器追加、レジェンドモード、チャレンジモードなどの新システム・モードが搭載された猛将伝が2011年9月29日に発売。無印で成長させた武将やDLCは引継ぎ可能。
Empires(エンパイアーズ)
2012年9月20日発売予定→2012年9月27日発売予定→2012年2012年11月8日まで二度延期されたが発売された。
「国取り」というシミュレーション要素を加えて新たなゲーム性を実現した作品。新規キャラクターは徐庶。
5で追加された武将プレイは健在。在野状態で味方武将を勧誘する放浪軍プレイが可能。兵糧・情報・資金の3リソースを使うことで軍略コマンドを実行することが出来、シミュレーション要素はシリーズ最高。オンライン協力プレイも可能。
本作はレベルを問わず通常攻撃を最終段まで出すことが出来、プレイ初期がさくさく進むように。レベルは名声レベルという概念で表され、武勇や知略に相当する軍略コマンドを実行するか戦闘に勝利することで経験値を積み、レベルが上がる。また名声系統ごとに絶招秘計といって、戦闘中に自己強化、火計、伏兵、拠点改造、味方援護などの特殊コマンドが実行可能となった。画面外の味方の強さも特徴で、独立に行動させた場合、士気さえ十分なら凄まじい勢いで拠点を落とし敵を撃破していく。
エディットモード搭載。エディット武将を既存の一般武将と入れ替えることが出来る、エディット武将をオンラインで共有できるのも特徴。200人のエディット枠を使いきって、登場する武将の大半を個別のグラフィックとモーションにすることすら可能になった。
Special
PSP移植版。クロニクルモードが最大4人までプレーできる。(協力は2人まで)
PS3の「真・三國無双6」データをメモリースティックに入れてプレイすると特典として全武将が使用可能になる。
使用可能な武将
以下は現在までに確認されている参戦武将。
新規:本作で汎用武将から昇格または新規に登場した武将
復帰:5でリストラされたが本作で再登場した武将
(猛):猛将伝で登場の武将
(Em):Empiresで登場の武将
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その他
シギーの不遇
本作のストーリーモードは史実や演義に準拠しており、過去作のような魏・呉・蜀のいずれかが天下を統一したり早逝した人物が生き残るようなIF展開は用意されていない。一方で、目立った死に方をした武将である典韋・夏侯淵・孫堅・孫策・周喩・呂蒙などには各武将がプレイヤーとなる専用のステージが用意され、その死も専用のムービーが用意され、「シネマティック一騎当千」のキャッチコピーに違わぬ内容となっている。関連動画にも「まさか無双で泣く日が来るとは」といったコメントが目立つ。
演義において合肥の戦いの戦いで夜襲に失敗し死亡した太史慈(シギー)は、代わりに孫権を弓矢から守るために死ぬストーリー展開となった。しかし他の武将と違い、専用ステージもなければムービーもない。ステージ中の小イベント扱いで、孫権が一言声をかけてくれるだけであっさりと流されてしまう。あまりの扱いの酷さにプレイヤー達は愕然となった。
もっともこの扱いの酷さこそ太史慈と膝を打ったファンもいたことを付け加えておく。
関連動画
公式
真・三國無双6
勢力別PV
猛将伝
Empires
キャラソン
その他
MAD
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関連項目
外部リンク
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