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辞典または辞書 (英:dictionary) とは、多くのを集めて一定の順序で並べ解説した本をす。

本記事では、日本語における「辞典」と「辞書」について、そして「事典」「字典」についても合わせて解説していく。

概要

もともとは言葉の意味を説明するために作られるものが「辞書」であった。1855 - 58年に成立を見た「和蘭字彙( オランダじい ) 」が日本における辞書の嚆矢と言える。その後、辞書の新しい呼び方として、辞典が産まれた。1878年、つまり明治期に入って産まれた『日本小辞典』の序文において、編纂者の物集高見は『文明諸不有辞典( 文明に辞典のないはない ) 』と書いた。

これがなのかは不明だが、その後は辞書が作られると「辞典」と名付けられることが多くなった。これに対して「辞書」はタイトルに用いられることはほぼなくなったが、その代わりに後の「事典」「字典」を包括した単として生まれ変わる。このため電子辞書は「辞典」「事典」「字典」をすべて含むので「電子辞書」と呼ぶわけである。

「辞典」の「辞」は「ことば」という意味を持つ。つまり、「辞典」とはことばの意味を解説するものである。これに対して、「ことがら」を解説するものが後に産まれ、こちらは同じ「じてん」でも「事典」と呼ばれるようになる。文学事典・人名事典・数学事典・更にもっとクローズアップした歌舞伎事典・ゲーム事典など「ことばの意味」ではなく「ことがら」を解説するものが生まれ、そしてノンジャンルのものを「[1]の科」の「ことがら」を解説することから「百科事典」と呼ぶ。

また、「ことば」ではなく「文字」について解説する辞書を「字典」という。といっても「字典」が必要になるのはとして表意文字であることが多く、実質的には「和字典」や「漢字字典」として使われることが多く、かつこれらは「漢和辞典」「漢字辞典」と書いても間違いではないし、そういうタイトルのものも多い。

口語でこれらを区別するために「辞典( ことばてん ) 」「事典( ことてん ) 」「字典( もじてん ) 」ということもある。

英語では「辞典」をす場合やすべてひっくるめて呼ぶときはdictionaryと呼ぶ他、特定の言古典の辞書を「lexicon」と呼ぶ。また、事典については「encyclopedia」と呼ぶ。

インターネットが登場してからは、書籍の形を取らず、ウェブサイトとして開された辞書も登場している。これらの辞書はリンクをたどることで、解説内の用の意味を調べることができる。

代表的な辞書

辞典

書籍

オンライン

事典

書籍

字典

書籍

オンライン

関連項目

脚注

  1. *ここでいう数字の「100」を意味しているのではなく、「ありとあらゆる」の意である
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辞典

1 ななしのよっしん
2024/03/15(金) 04:44:19 ID: iVAr7OWbiR
字書(字書)の記事すき
(逸文なので現存する字典とは見なせないけど)
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